王仁三郎参考文献                              検索へ戻る

1120 人間解放の福祉論──出口王仁三郎と近代日本広瀬浩二郎著解放出版社 2001
「大本教の教義体系と組織を整備し、同教団を発展させた功労者である出口王仁三郎。人間の解放をめざす福祉への志向を、近代日本の巨人・出口王仁三郎の思想と行動に探求する。」
〈主な内容〉
第一章 大本教の文化史的研究・・出口王仁三郎の人間風景をめぐって
第二章 スサノオ神話の再生・・出口王仁三郎の神観を論じる
第三章 人類愛善主義の理想・・大本教のエスペラント普及・福祉活動を中心に
第四章 大日本武道宣揚会がめざした神武の普遍化・・合気道と親英(親和)体道の歴史を中心に
終章 神・自然・人間・・大本教研究と盲僧研究をつなぐもの
●著者の京都大学博士論文
オーソドックスの学問系
 

編/章分類詳細備考
  物語|物語詳細原文  霊界物語 12巻4編28章 三柱の貴子
天照大御神は疑い深い嫉妬の神であり、須佐之男命は万神の罪を背負い天上界から追放されたというスサノオ無罪論が展開される。
  物語|物語詳細原文  霊界物語 15巻2編11章 大蛇退治の段
神素盞嗚命の懸る王仁三郎こそが神業の中心である。
  社会|武力について詳細原文  霊界物語 12巻3編23章 短兵急
武道について。善言美詞の言霊を閉却し武をもって武に当たるは我こころの許さざるところ
  物語|仕事詳細原文  霊界物語 65巻0編2章 総説
芸術は宗教の母である
  物語|物語詳細原文  霊界物語 63巻1編4章 山上訓
主神の定義
  皇道|語 祝詳細原文  霊界物語 60巻4編15章 祝詞
天津祝詞は、天皇中心的なものを改変し、主の神が地上に降りこの世を清めたとする。
  皇道|語 宇詳細原文  霊界物語 06巻1編1章 宇宙太元
宇宙創造神話
  物語|物語詳細原文  霊界物語 24巻0編2章 総説
万教同根。「大和魂」を平和・文明・自由の意味で使っている
  神観|素盞嗚尊詳細原文  霊界物語 47巻0編2章 総説
神素盞嗚命は主神である
  物語|物語詳細原文  霊界物語 01巻1編2章 業の意義
宗教世界への転機
  物語|物語詳細原文  霊界物語 49巻1編5章 復命
まつりの意味
  物語|物語詳細原文  霊界物語 12巻0編1章 序文
直の筆先は、神界の脚本の断片である
  物語|物語詳細原文  霊界物語 78巻1編3章 グロスの島
神の立場から見れば、主神を忘れたグロテスクな島として日本を描いている。
  物語|物語詳細原文  霊界物語 36巻0編2章 総説
芸術は宗教の母である
  物語|語 人詳細原文  霊界物語 NM巻99編1章 (附)入蒙余録
世界宗教連合会・人類愛善会の構想
  皇道|語 宇詳細原文  霊界物語 03巻12編50章 安息日
宇宙の創造神話
  物語|物語詳細原文  霊界物語 47巻3編21章 跋文
近代化のプロセスの中で失った「天的人間」の性質を知的障害者が持っている。
  物語|物語詳細原文  霊界物語 01巻1編1章 霊山修業
脱魂型のシャーマンの他界遍歴。後日の王仁三郎によるドラマティックな脚色が多い。
  物語|物語詳細原文  霊界物語 47巻3編21章 跋文
神と人間の関係史。国体論的な異端の歴史観。
  物語|物語詳細原文  霊界物語 12巻3編22章 一嶋攻撃
平和の時に武を練るのが武術の奥義
  物語|物語詳細原文  霊界物語 14巻2編8章 泥の川
「21世紀は天国浄土の時代である」
  物語|物語詳細原文  霊界物語 12巻3編22章 一嶋攻撃
スサノオの娘である、市杵嶋姫、多紀理姫、多岐都姫のそれぞれに、芸術・武道・農業の働きを当てはめ、いきいきと描いている。