ユダヤ問題(1)


1.ユダヤ問題について

王仁三郎と霊界物語を考える場合にユダヤの問題は避けて通ることはできません。
ところが、ユダヤ問題は微妙な問題で、無責任に語ることはできません。また、すぐに「反ユダヤ」というレッテルを張られてしまいます。
ここでは、ユダヤ問題を語る前提として、自分(狭依彦)の立脚点をはっきりさせておこうと思います。


2.民族としてのユダヤは一枚岩か

私は、なぜユダヤ人が民族として迫害を受けなければなかったか、また、なぜ、ユダヤ人は○○の民族である、と言われ続けなければならなかったのか、理解に苦しみます。

最近書かれたものも含めて、上記の書き方をしてある本はとても多い。また、ユダヤ人自身も、自分達を「ユダヤ人」であると、他とは違ったグループであるようにしているのかも知れません。

しかし、一つの民族であるグループが全体で統一的に何事かをなすことができるでしょうか。
それは、支配者に物理的または精神的に支配されて、それで全部のグループが統一的に動いているだけではないでしょうか。
日本人だってそうだと思います。
いろいろな人があります。体制自体であるもの、体制に賛成し積極的に加わるもの、何も判断はしないが体制が好きなもの、体制は嫌いなもの、体制に反逆するもの。いつの時代でも、これだけのバリエーションがあったのではないでしょうか。そんなところで、ある一つのグループを見て、これが日本人だとは言えないのではないでしょうか。

ユダヤ人が民族であれば、当然ユダヤ人の中にも、バリエーションはあったはずです。
もし、全員が一つの意志を持ってまとまっているとすれば、これは民族ではなく秘密結社でしょう。

そう考えている時にデヴィッド・アイクの本に出会いました。


3.デヴィッド・アイク

ここでは、デヴィッド・アイク「大いなる秘密上 レプティリアン」(三交社)からの引用を中心に論を進めます。

上の本の太田龍氏の解説(P.4)によるとデヴィッド・アイクは次のような考えを持っています。
青字は狭依彦の注釈です。

(1) (人間は宇宙人が肉体労働をさせるために、原人を遺伝子操作によって変えたものだが-セガリヤ・シッチンなど) 
 地球原人を操作して家畜人化したその異性人は、爬虫類人(レプティリアン)である。

(2) (人間を作った宇宙人は、人間の前に姿をあらわしていたが、宇宙人の一部と人間が性行為をして半神半人が多く生れることを怒り、BC1万3000年くらいに起こった大洪水を利用して人間の大部分を滅ぼした。その後もシュメール文明、とそれに続く文明、エジプト文明などで、人間と接触していたが-セガリヤ・シッチンなど) 

太古のある時代、おそらく紀元前2000年頃、爬虫類人は表面から姿を隠し、彼らの代理人(エージェント)をして対人類支配管理係たらしめた。それがすなわち今日まで続く秘密結社である。

(3) 彼ら(爬虫類型異星人とその代理人たる秘密結社)は、地球人類の効率的管理のために、精神的牢獄としての宗教(そして教団)を創作した。「一神教」はその究極の形態である。

4.5については、正しいかどうか分らない。

(4) 英国王室は、現代(近代以降)における爬虫類型異星人とその代理人たちの主力基地である。

(5) 英国王室を含む秘密結社の中核維持、秘密儀式において、爬虫類人に変身する、との証言がある。

● この秘密結社は完全なピラミッド組織で、下の階層の者は、自分の行っている行為がなんのために行われているか真の意味を知らない。上層部は上の(2)のように血縁で固められている。

● 爬虫類人は人間に変身しているものと、爬虫類人の混血である人間に低層4次元から憑依してコントロールしている。憑依するためには、爬虫類人の血が濃いほどよいので、血統が重んじられる。

これくらいを予備知識に、アイクの著作を見てゆきます。

アイクの著作は、関連論考でもとりあげています。


4.大いなる秘密から

ここでは、アイクの下記の著作から、ユダヤについての部分を引用したいと思います。

デヴィッド・アイク「大いなる秘密上 レプティリアン」(三交社)

下の文章では、ユダヤ人なる「人種」は存在しない、と言っています。
また、ユダヤ人はセム族のはずですが、アルジェリアにも黒人(ハム人)のユダヤ人がいて、それをイスラエルが救ったという話をどこかで聞いたことがあります。
カザール族の件については、イスラエルは公式には否定しているはずですが、どう考えても、ワシ鼻の白人が、キリストを十字架にかけた中近東の人々と同じとは思えません。

P.235 ユダヤ・非ユダヤ教徒に潜み暗躍、謀略活動するレプティリアン系人種

 少数のエリートたちからみれば、ユダヤ人であろうとカトリックであろうとイスラムであろうと、支配対象であることに変わりない。これらすべての宗教や人種といったものの欺瞞性は、今日ユダヤ人と呼ばれている人々の実情を見れば明らかだ。あるユダヤ人の人類学者は言う。ユダヤ人なる「人種」は存在しない、と。ユダヤというのは信仰であって人種ではない。だから「ユダヤ人」という概念はまったくの捏造である。ユダヤ人研究者アルフレッド・M・リーレンタールは次のように述べている。
 「ユダヤ人種主義がアーリア人種主義と同様のたわ言であるという主張に、あえて異議をさしはさもうとする人類学者はいない。自然人類学では、人類全体を三つの人種に分類している。すなわちニグロ(黒人)、モンゴロイド(東洋人種)、コーカソイド(白人)の三種がそうである(学者によってはオーストラリア人種を第四の人種として付け加える場合もある)。ユダヤ教の信仰を持つ者は、この三つのうちのどの人種のなかにも見受けられるのだから
 ここで真に留意すべきは、ユダヤ教徒のなかにも他の文化に属する者のなかにも、レプティリアン(爬虫類人)の血を受け継ぎ秘密裡に活動している特別な人種が潜んでいるという事実である。
 そのような血流の者たちは、宗教や文化を利用して人類を操作し、監獄のなかに追い込もうとしている。レヴィ人(バビロン捕囚時に、ヘブライの司祭階級であった人々)は彼らの一翼を担っている。自らをユダヤ人と呼ぶ人々のほとんどが、彼らがイスラエルと呼んでいる地域とのあいだになんら遺伝的なつながりを持たないことを知るならば、われわれがいかに欺瞞で覆われた世界に生きているかがわかるだろう。
それ自体でっち上げである「ユダヤの歴史」は、アラブ人の住むパレスティナの地に「ユダヤ人国家」を作り上げるという強引な計画を正当化するのに利用された。
 ユダヤ人作家アーサー・ケストラーは、イスラエルを建設した人々の大部分が、イスラエルの地にではなく南ロシアにその起源を持つことを暴露した。「ユダヤ人」の遺伝的特徴と言われている鉤鼻は、イスラエルの地にではなく南ロシアやコーカサス地方に由来するものであったのだ。紀元七四〇年、カザール人と呼ばれていた人々が、ユダヤ教へと大量改宗したのだった。ケストラーは次のように述べている。
「カザール人は、ヨルダンやカナンの地からやって来たのではなかった。彼らはもともと、ヴォルガ川流域やコーカサス地方に居住していた。遺伝子的にみれば彼らは、フン族やウイグルやマジャールとの関係が深い。アブラハムやイサクやヤコブとのつながりはほとんどないだろう。ようやく明らかになりつつあるカザール帝国の真実は、残酷な歴史の捏造があったことを物語っている」
 ユダヤ人と呼ばれている人々には、大きく分けて二つの流れがある。セファラディーとアシュケナジーである。セファラディーとは、十五世紀に追放されるまでスペインに住んでいた者たちの子孫である。一方のアシュケナジーは、カザール人の子孫である。
 一九六〇年代、セファラディーの人口が約五十万人であったのに対し、アシュケナジーの数は千百万人であった。彼らアシュケナジーはイスラエルの地となんら歴史的つながりを持たないにもかかわらず、旧約聖書において神が彼らに約束した地であるという理由で、パレスティナの地を侵略しイスラエル国家を樹立したのであった。旧約聖書を書いたのが誰だかわかっているのだろうか。それは彼らの司祭階級であるレヴィ人だ。そして新約聖書を書いたのは誰だかわかっているのだろうか。人々はレヴィ人を操っている勢力によって支配されているのだ。それはバビロニアン・ブラザーフッド星の数ほどある大小の秘密結社を統括する総元締の「超秘密結社」)である。

一般のユダヤ人たちは、ブラザーフッド(星の数ほどある大小の秘密結社を統括する総元締の「超秘密結社」。爬虫類人の血脈によって結びついている)によって、利用され続けてきた。

カバラはレヴィ人がエジプト秘教神官団から盗み出した知識

 イスラエルの子孫たるユダヤ人の物語の大部分は架空のものである。しかし、そのヴェールの下には真実が隠されている。現在に至るまでの数千年間、ユダヤ人ほど精神的に捕らわれの身とされてきた人々はいなかった。なぜなら一般のユダヤ人たちは、ユダヤ上層部のブラザーフッドによって、情け容赦ない残酷な迫害を通じての奇怪な精神操作を受け、彼らの計画を推進するために利用され続けてきたのだから。「ユダヤ」のロスチャイルド家は、莫大な金をナチスに出資することによって、一般のユダヤ人たちを恐るべき悲惨な結末へと追い込んだ。レヴィ人の「出エジプト記」は、「いわゆるヘブライの知識が、バビロニアン・ブラザーフッドの浸透を受けたあとのレヴィ人によって、エジプトの秘密神官団から盗み出されたものである」という事実を隠蔽するために書かれたものである。

『トーラー』および『タルムード』は、反ユダヤ主義の本には必ず出てきます。そこにあげられている、非ユダヤ人観は書くのも嫌になるほどです。だから、ここでは、実例は上げません。全く知識のない方は、検索エンジンで、調べれば、なにがしか見つかるはずです。

その表現は、反ユダヤ主義の根拠となってきたものだったのですが、実は、それはブラザーフッドによって作り上げられたものでした。

レプティリアンにとっては人間は家畜でした。その家畜に対する視点が『タルムード』にはみちみちていると思います。

精神の病が深い世界一極悪な人種主義の書『タルムード』はレヴィ人が作成した

 研究者の一人、L・A・ワッデルも次のように指摘している。
 「アブラハムをはじめとするユダヤの族長たち。モーセをはじめとする預言者たち。サウル、ダヴィデ、ソロモンといったユダヤの王たちについては次のことが言える。すなわち、かなりあとになって登場する二、三人の王を別とすれば、これら旧約聖書の登場人物たちが実在したという確たる歴史的証拠は存在しないのである。そのような事実を述べた碑文もなければ、ギリシアやローマの歴史家による記述も見あたらないのだ」と。
 このような結論は、ユダヤ人に対してのみならず人類全体にとっても驚愕すべきものである。モーセの律法は実はレヴィ人の律法であった。それはレプティリアンとその混血種からなるブラザーフッドによって作り上げられたものだったのだ。それは決して神の言葉や神の法などではない。バビロン時代以来編纂され続けてきたすさまじい量の『トーラー』および『タルムード』は、個人の日々の生活をこと細かく規定するものであり、人間精神に対する砲撃と言ってもよいほどのものであった。

(中略)

 これらは単に凶悪な人種主義というにとどまらない。もう一度よく読んでていただきたい。
それはまさに、ドラコ・レプティリアンとその手下どもが人類に対してとっている態度そのものなのだ。このような恐るべき内容は一般のユダヤ人によって書かれたものではない。
 一般のユダヤ人たちは、このような恐るべき信仰の犠牲者なのだ。

そして、ユダヤ人とそれを操る者という立場に立つものは、ネオ・ナチとブランド付けされることになります。

しかし、もう一度述べますが、もし人種とか民族であれば、いろいろな変種を含んでいるはずなのです。
「反セム」といのは、ユダヤ人の一部に対して言われたことを、全体に対して言われたことにしているような気がするのですが、どうでしょうか。

「反セム」主義という糾弾は、世界陰謀の真相に迫ろうとする研究者を貶めるために利用されている

「反セム主義という言葉は、現在、ある一つの日的のためにのみ使われている。それは一種の中傷語である。いわゆるユダヤ人たちは、自分たちの目標達成の邪魔になっていると思われる者に対しては、利用可能なあらゆる手段を使って『反セム主義』のレッテルを貼って貶めるのである」このような役割を果たしているものの一つに、アメリカを拠点に世界中で活動している組織がある。
ブラザーフッドの陰謀を暴露しようとする者は、この組織によって「人種差別主義者」の烙印を押されるのである。

(中略) 

 一般のユダヤ人の大多数はレヴィ人の過激な人種主義に従おうとはしておらず、特にユダヤ人のあいだのみでの結婚を要求する厳格な人種律法には反対している。多くのユダヤ人は、悪意に満ちたレヴィ階級によって、生まれたときから恐怖を植えつけられ、教義に凝り固まった彼らの操り人形として育て上げられている。彼らレヴィ階級は今日では過激派シオニストとも呼ばれているが、本来はパリサイ派のタルムード主義者である。彼らは、バビロンのレプティリアンのために働くレヴィ人の作った「律法」を施行する、狂信的なラビたちによって支配されている。このような出自を持つ宗教に従っている人々の多くは、その起源について何も知らず、それが壮大な歴史的陰謀であるなどとは夢にも思わない。
 そのような真相を知っているのは、宗教による人民操作を行なう秘密結社ネットワークの頂点に位置する少数のエリートだけだ。



第1.1版(一部修正)2015/01/02



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