霊界物語の地図

1.アジア・小亜細亜・ヨーロッパ

2.オーストラリア近辺

3.南米


1.アジア・小亜細亜・ヨーロッパ



大体近い線はいっていると思います。

(1) 第15巻1章でメソポタミヤのことが書かれています。

  ●メソポタミヤの西にエデンの河が長く流れ、東にイヅの河南流して、国の南端にて相合しフサの海に入る。

        エデンの河-ユーフラテス  イヅの河-チグリス  でしょう

  ●広道別の宣伝使は、松代姫をコーカス山に残し、夜を日についでエデンの河上に現れ、エデンの花園を回復して、エデンの宮殿を造った。されど、河下の顕恩郷はついにバラモン教の占領するところとをはりぬ。

(2) エルサレムは、古代は小亜細亜、現代のトルコの地にあったと書かれています。(物語35-1)
    これは現代のエルズレムだと思われます。

   また、エルサレムのそばをエデンの河が流れています。この情報からエルサレムは赤丸の近辺とします。

       また、エルサレムからエデンの河を渡るとアーメニヤに着きます。

(3) 顕恩郷は、エルサレムからエデンの河を下ったところにあります。
   「メソポタミヤにあり、青山を望む地にある」と書かれています。
   エデンの河は、ユーフラテス川です。顕恩郷はもう少し、フサの都に寄ったところかも知れません。

(4) 物語10巻32章では、アルタイ山からアーメニヤまで宣伝使が旅をします。
    コースは、上の茶色の線でしょう。
    宇智川->アルタイ山->クスの原野->アカシの湖->ビワの湖
    ->コーカス山の南麓->アーメニヤ

   アカシの湖はアラル海に対応しています。地図上では小さくなっていて、現在は「消えた湖」となっています。

    また、13巻2章でアーメニヤは小亜細亜にあると書かれています。

    そこで、アルタイ山は現在のアルタイ山脈とします。

    アーメニヤは現代のアルメニアとしてもよいのですが、
        ある文章に古代はもっと広い範囲をさしてるとあったので青丸としました。

(5) ウラル山は現在のウラル山脈としたいところですが、地名の詳しい考察からアララト山であると考えられます。
アララト山の近辺には「ウラル・トウ」という国が存在していました。

(6) 斎苑の館は17巻16章では下記のような位置関係にあります。

   地教山(ヒマラヤ)->西蔵->フサの国->ウブスナ山

   ウブスナ山の山続きに斎苑の山がある。

   15巻19章では

   フサの国首府タール->河鹿峠->平野部->ウブスナ山脈->斎苑の高原

   斎苑の高原は大河のほとりとなっています。

      八幡書店『予言と警告 出口王仁三郎と霊界物語の謎』に、ウブスナ山は上図で、アーメニヤの近辺となっています。
地図ではアーメニアのすぐ横です。アララト山ではないように思いますので、もう少し、イラン国内に入ったところではないかと思います。


2.オーストラリア近辺

オーストラリア近辺24巻、25巻で出てくるのですが、最初のタルの港が分らないため、他の場所が特定できません。

(1) ニュージーランドから来たことは分っているので、とりあえず、シドニー近辺をタルの港としましょう。

    地恩郷はタルの港の近辺。

(2) ネルソン山脈は全く不明です。

   タスマニアにネルソン山があり、トトロの宮崎監督と関係しているようですが、たぶん我々の探しているネルソン山ではないでしょう。このネルソン山は400メートルほどしかありません。タスマニアの高山が1600メートルですから丘と言っていいでしょう。

   ネルソン山脈で東と西に分かれ、東は黄竜姫が統治しているとあるので、とりあえず、赤の範囲としましょう。

(3) 諏訪の湖は西側にあります。

   エアーズロックの側に、湖がありますから、このあたりでしょうか?。

●高姫一行の航路

あと、24巻で高姫一行が日本から小船でやってくるのですが、これは、色々な島の名前が書いてあって、また難しい問題です。今後の課題とします。

大島->琉球島->台湾->ヒリッピン群島->アンボイナ島->ニユージーランドの手前の岩島

->ニユージーランドの沓島->一つ洲のタカ(テーク)の港

しかし、この航路が“縄文人が海を渡って、南米のペルーに行った航路”(バルディビアでは縄文土器とそっくりの土器が出土しています。)と重なったらすごいですね。私は大いに可能性があると思っています。

○アンボイナ島 現代のアンボン

 インドネシア東部、マルク州中央マルク諸島に属し、セラム島南西に位置する島、またはその中心都市 (マルク州の州都) 。  植民地時代はそれぞれ「アンボイナ島」「アンボイナ」と呼ばれました。


3.南米

29巻、30巻の地名です

問題点

(1) テルの国の  ハラの港、テル山の位置関係が不明。

● 30巻で、末子姫が、顕恩郷(イラク)より、船に乗せられて、大西洋を渡って、テルの国のハラの港に着いたとあります。

● それから、テル山峠を越えて、ウズの都に向います。

● テル山峠では、「アリナの滝に行かれると困る」とウラル教の者が言っています。

これらから判断して、地図上の位置としました。

(2) 地図上のテルの港は、アリナ山、御倉山などの位置関係から考えた。しかし、砂漠であるのでどうでしょうか?。

  テルの港は、テルの都の港として、地図上、蛸取村の位置のほうがよいかも知れません。
  この場合は、他の土地がすべて相対的に南(下方)に下がることになります。

(3) 日暮山、高照山が2種類ある。

日暮山は、29巻端書に、「ヒルとカルとの国境」と書かれています。
  一方30巻では、ヒルの都を望む、「アタシカ山の西方」と書かれています。

高照山も9巻では「ヒルとカルの国境」と書かれていますが、30巻では、「テルの国の高照山」と書かれています。

(4)ハンドの滝  「ナイアガラに次ぐ滝」と書かれていますでイグアスの滝に比定しました。しかし、物語からいくと、ゼムの港の近辺にあるはずです。

(5)アルの港 玉の湖の位置関係も不明です。珍の都をブエノスアイレスだとすると少し変になります。

2014/12/28 校正

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