出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
物語81-88-11934/08天祥地瑞申 余白歌王仁三郎参照文献検索
キーワード: 和歌実作
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本文    文字数=10936

第八十一巻余白歌
|塗炭屋根《トタンやね》に|雪《ゆき》のなだるる|音《おと》すなり
    |陸奥路《むつぢ》を渡る風もゆるみて   第三章(初)
みちのくの風は寒しも地の上を
    ましろに|包《つつ》む|雪《ゆき》の|風景《ふうけい》
         (昭和九年十二月五日)   第三章(初)
みちのくの|雪《ゆき》に|埋《うづ》もれ|獅子吼《ししく》するも
    |非常時日本《ひじやうじにつぽん》を|思《おも》へばなりけり
         (昭和九年十二月五日)  第四章(初)
|非常時《ひじやうじ》の|日本《につぽん》を|救《すく》ひ|生《い》かさむと
    いたづきの|身《み》を|陸奥《むつ》に|運《はこ》べり   第五章(初)
|寒風《かんぷう》は|肌《はだへ》をつむざく|真夜中《まよなか》の
    |青森駅《あをもりえき》に|出迎《でむか》ふまめ|人《ひと》      第五章(初)
|今日《きょう》|一日《ひとひ》|青森分所《あおもりぶんしょ》に|安居《やすゐ》して
    いたづきの|身《み》を|養《やしな》ひにけり
         (昭和九年十二月五日)  第五章(初〉
|行《ゆ》くとして|可《か》ならざるなき|我旅《わがたび》も
    |陸奥路《むつぢ》の|雪《ゆき》に|屁古垂《ヘこた》れにけり   第六章(初)
|屁古垂《ヘこた》れて|我止《われや》むべきや|国《くに》の|為《ため》
    |神聖運動《しんせいうんどう》に|邁進《まいしん》するのみ     第六章(初)
|蛙等《かはずら》は|日比谷ケ原《ひびやがはら》に|集《あつ》まりて
    ふところ|寒《さむ》く|啼《な》き|立《た》つるなり
         (昭和九年十二月五日)  第六章(初)
みちのくの|雪《ゆき》を|見《み》ながら|我魂《わがたま》は
    いやますますに|振《ふる》ひ|立《た》つなり   第七章(初)
|身《み》を|忘《わす》れ|家《いへ》を|忘《わす》れて|国《くに》の|為《ため》に
    |雪《ゆき》の|陸奥路《むつぢ》に|獅子吼《ししく》するなり   第七章(初)
|鉄瓶《てつびん》の|湯《ゆ》のたぎる|音《おと》を|聴《き》きながら
    |心安《こころやす》けく|窓《まど》の|雪見《ゆきみ》つ
         (昭和九年十二月五日)  第七章(初)
|陸奥《みちのく》の|雪《ゆき》の|大野《おほの》に|立《た》ちながら
    |満洲派遣《まんしうはけん》の|宣伝使《せんでんし》を|思《おも》ふ    第一〇章(初)
|年《とし》の|瀬《せ》も|早近《はやちか》づきてみちのくの
    大野をわたる風は|酷《はげ》しも  第一〇章(初)
|夜《よ》もすがら|御代《みよ》を|思《おも》ひて|眠《ねむ》られず
    |我《わが》たましひは|遠近《をちこち》にとぶ
        (昭和九年十二月五日)  第一〇章(初)
|右左雪《みぎひだりゆき》の|襖《ふすま》に|閉《と》ぢられて
    |御国生《みくにい》かすと|旅《たび》を|続《つづ》くる    第一○章(初)
|教子《をしヘご》の|文見《ふみみ》る|度《たび》に|涙《なみだ》しぬ
    |吾《わが》みちのくの|旅《たび》の|夕《ゆふ》べを    第一〇章(初)
|非常時《ひじやうじ》の|御国《みくに》の|状《さま》をながむれば
    |心《こころ》の|駒《こま》の|足掻《あが》き|止《や》まずも
        (昭和九年十二月五日)  第一〇章(初)
風の音窓に|聴《き》きつつ吾はいま
    |天祥地瑞《てんしやうちずゐ》の|校正《かうせい》を|為《な》す    第一一章(初)
|行《ゆ》きつまりたる|世《よ》の|中《なか》に
    |師走《しはす》の|陸奥《むつ》は|雪《ゆき》につまれり
        (昭和九年十二月五日)  第一一章(初)
|雪雲《ゆきぐも》の|四方《よも》にふさがる|陸奥《みちのく》は
    |昼《ひる》も|電燈《でんとう》|点《てん》じて|書《しよ》を|読《よ》む    第一二章(初)
|一足《ひとあし》も|戸外《こがい》に|出《い》でず|夕《ゆふ》べまで
    |身《み》のいたづきを|養《やしな》ひにけり  第一二章(初)
|黄昏《たそが》れて|大劇場《だいげきぢやう》に|出席《しゆつせき》し
    |神聖発会式《しんせいはつくわいしき》にて|獅子吼《ししく》す
        (昭和九年十二月五日)  第一三章(初)
今日|一日《ひとひ》風はなけれど|夕《ゆふ》されば
    |寒《さむ》さ|身《み》にしむみちのくの|旅《たび》   第一四章(初)
やがて|今《いま》|発会式《はつかいしき》にのぞまむと
    |思《おも》ふもさむしいたづきの|身《み》は
        (昭和九年十二月五日)  第一四章(初)
いたづきをこらへてしのびて|寒国《かんこく》の
    |旅《たび》に|立《た》つなり|国《くに》を|思《おも》ひて   第一五章(初)
|一日《いちにち》の|猶予《ゆうよ》もならじわが|国《くに》の
    |現状見《げんじやうみ》つつ|安《やす》んずべきやは  第一五章(初)
|道《みち》の|子《こ》はおのもおのもに|真心《まこころ》を
    つくして|御国《みくに》の|為《ため》に|動《うご》けり   第一五章(初)
|形《かたち》ある|宝《たから》を|捨《す》てて|世《よ》の|為《ため》に
    |働《はたら》く|道《みち》の|子《こ》の|心愛《こころめぐ》しも    第一五章(初)
|吾《われ》は|今教《いまをしへ》の|道《みち》の|子《こ》に|守《まも》られて
    この|雪国《ゆきぐに》を|安《やす》く|旅《たび》すも     第一五章(初)
|折々《おりおり》は風のまにまに聞え来る
    |北海《ほくかい》の|波《なみ》の|高《たか》き|陸奥《むつ》なり
        (昭和九年十二月五日)  第一五章(初)
|百万《ひやくまん》の|敵《てき》もおそれぬ|吾《われ》にして
    |旅《たび》になやむは|足痛《そくつう》なりけり   第一六章(初)
|草《くさ》の|根《ね》にすだく|虫《むし》の|音消《ねき》え|果《は》てて
    |冬来《ふゆきた》りつつゆきつまりたり   第一七章(初)
みはるかす|陸奥《むつ》の|大野《おほの》は|白雪《しらゆき》の
    |外《ほか》に|見《み》るものなかりかりけり  第一七章(初〉
|天地《あめつち》の|恵《めぐ》みはふかし|雪国《ゆきぐに》に
    |今日暖《けふあたた》かく|安居《やすゐ》するかも
        (昭和九年十二月五日)  第一七章(初)
|神聖会運動《しんせいくわいうんどう》に|吾《われ》たちしより
    たち|上《あが》りたり|信徒《まめひと》ことごと   第一八章(初)
|天国《てんごく》を|地上《ちじやう》に|建《た》てむと|朝夕《あさゆふ》を
    かけめぐるなり|国《くに》の|遠近《をちこち》
        (昭和九年十二月五日)  第一八章(初)
警笛《けいてき》の|音聞《おときこ》ゆなり|夕庭《ゆふには》に
    |神聖発会《しんせいはつくわい》の|迎《むか》へなるらむ
        (昭和九年十二月五日)  第一九章(初)
|青森《あをもり》の|発会式《はつくわいしき》の|壇上《だんじやう》に
    |現《あら》はれさやぐ|狂神《きやうしん》ありたり  第二〇章(初)
|大本《おほもと》の|大神《おほかみ》|直《す》ぐに|取消《とりけ》せと
    |訳《わけ》の|判《わか》らぬ|事《こと》を|言《い》ふなり    第二〇章(初)
|壇上《だんじやう》に|立《た》ち|上《あが》りたる|反対者《はんたいしや》を
    |傍観《ばうくわん》したる|昭青《せうせい》|弱《よわ》しも    第二〇章(初)
|妨害《ばうがい》に|対《たい》して|司会者《しくわいしや》|一言《いちごん》を
    たしなめざりしは|迂潤《うくわつ》ならずや   第二〇章(初)
|政党解消聯盟《せいたうかいせうれんめい》|支部長《しぶちやう》と|名告《なの》りつつ
    |発会式《はつくわいしき》を|妨《さまた》げむとせり    第二〇章(初)
|天地神総《てんちしんすべ》てを|大本大神《おほもとおほかみ》と
    |奉唱《ほうしやう》せるを|知《し》らざるたは|言《ごと》
         (昭和九年十二月五日)  第二〇章(初)