出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
物語81-1-1 | 1934/08 | 天祥地瑞申 イドム戦 | 王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 物語 | ||||
詳細情報: 場面: イドム城 あらすじ 伊佐子の島は高照山の西南に当る万里の海にある。島の中央には大栄山脈が横たわり、山脈以南をイドムの国、以北をサールの国と言った。イドム、サールの両国は数十年に亘つて戦争止む時なく、数多の国津神等は塗炭の苦を嘗め、救世神の降臨を待つていた。 大栄山の中腹約二十メートルの山腹に、南北十里、東西二十里で濃い塩分を含む大湖水-真珠湖がある。そこには人面魚身の人魚がたくさん暮らしていて、湖の汀辺で国津神同様の生活をしている。 真珠湖はイドムの国の領域である。人魚の涙は真珠の玉となり、その美しさは限りない。また、それを内服する時は、身体が光を放ち、美しい子が生れる。そこで、涙を採るために、イドムの国津神は色々の計略を以て人魚を捕まえていた。 この人魚の真珠のおかげで、イドムの国津神は美男美女ばかりで、醜男醜女はついに跡を断つに至った。これに反して、大栄山以北のサールの国津神は何れも肌黒く、髪はちぢれ、背は低く、かつ醜男醜女のみであった。 サールの国王エールスは、この真珠湖を占領し種族の改良を計ろうと、大軍隊を率いて大栄山を南に越え、真珠湖に向つて進軍を始めた。イドムの王アヅミは、王妃ムラジ姫、左のナーマン守、右守のターマンを始めとし、軍師シウラン、娘のチンリウ、侍女のアララギと、軍神の神々を大広間に呼び集め、サール国の軍隊を殲滅すべく軍議をこらし、軍を出すことになった。 しかし、既に時遅く、イドムは一昼夜の戦いで敗れ、アヅミ王たちは南方の月光山に落ち延びた。しかし、娘のチンリウ、侍女のアララギは捕らえられてしまった。 名称 アララギ エーマン エールス王 シウラン ターマン チクター チンリウ姫 ナーマン ナーリス ムラジ姫 救世神 国津神 人魚 優等人種 伊佐子の島 イドム 大栄山 サール(2) 真珠湖 真珠の玉 高照山 月光山 万里ケ海 劣等人種 |