出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
物語80-1-1 | 1934/07 | 天祥地瑞未 独り旅 | 王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 物語 | ||||
詳細情報: 場面: 忍ケ丘 あらすじ 79巻のあらすじと恋愛について。 「人を喜ばせ、人を泣かせ、人を怒らせ、人を死なしめ、山野を滅尽し、大廈高楼を覆へして修羅の巷と世を化す魔物は、大三災の風水火ならずとも、小三災の飢病戦の災ならずとも、表面より見れば、さも美しく味はひよく、春陽の気を四辺に漂はしむる恋愛そのものである。雲の上人も、農工商も、ルンペンも、禽獣虫魚も、恋のためには、生命を賭して戦ふものである。」 予讃の国は、竜彦が成人するまでは、巌ケ根が国務を預ることになった。巌ケ根は、御樋代神の神言を畏んで、老夫婦の心を慰め、朝な夕な神に祈り、国津神を愛み、国務に集中した。 水上山から東約十余里の地点までは、山神彦の力によって開拓され、国津神等も安心して耕作に従事していたが、高光山の山麓まではまだ約三百里の距離があった。巌ケ根は、高光山までを開拓しようと日夜焦慮していた。ところが、葭原の国土は、地上は葭草が一杯で、その間に毒草の水奔草が発生して、国津神も禽獣虫魚も、その難を恐れて原野に棲むものはなく、イヂチといふ爬虫族だけが住んでいて、人畜に害を与えていた。 巌ケ根には、春男、夏男、秋男、冬男の四柱の男子があったが、巌ケ根はこの荒地を開拓すべく、まづ第四男の冬男を高光山に遣わした。 冬男は父の命を奉じ、全身を皮衣に固め、水奔草の生い茂る中を勇往邁進したが、水奔草の毒にあたって生命を失った水奔鬼といふ幽霊の集団の住む村に立ち寄ってしまう。 冬男が一夜の宿を乞うたのは、笑いという婆の家で、三人の乙女が世話をしてくれた。しかし、冬男が疲れて眠ってしまうと、三人の乙女は、頭辺に、足の辺に、腰の辺に、喰いつく様にして、何かひそひそ呪文のようなものを唱える。 名称 秋男 巌ケ根 海 川 夏男 春男 冬男 山 笑ひ 朝霧比女の神 艶男 女郎花 燕子花 国津神 子心比女の神 水火土の神 水火土の神 白菊 白萩 水奔鬼 竜彦 八尋鰐 山神彦 イヂチ 大井川 大井の淵 皮衣 飢病戦 水奔草 小三災 高光山 竜の島 玉耶湖 大三災 人面竜身 爬虫族 風水火 水上山 御樋代 予讃の国 葭原の国土 恋愛 |