出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
物語79-2-12 | 1934/07 | 天祥地瑞午 樹下の夢 | 王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 物語 | ||||
詳細情報: 場面: 鏡の湖 あらすじ 艶男は「七乙女美しけれど麗子の 花の姿にしかじとおもふ。人の身の姿ならねばこの島の 愛ぐし乙女もためらはれける。国津神の御子と生れて竜神の 乙女にあふとおもへば口惜しき。美しき乙女ながらもどことなく 磯の香りのあるはさびしき。」という気持ちを持っていた。 そんなところへ、燕子花が来て「百津桂繁れる森は人目なし いやいねませよ草の褥に。草枕旅に立たせる君ならば 露の枕もいとひ給はじ。この森の木の根を枕になよ草を 褥となして天国にあそばむ。」と誘う。 艶男は、燕子花の猛烈な恋愛心と、押しの強い振舞いに圧倒され、遂に関係を持ってしまう。この後、燕子花は七乙女の目も怖れず、公然と艶男の寝殿に朝夕起臥し、夫の歓心を購ふべく、心の限り身の限り、まめまめしく仕えた。 艶男は、「燕子花を人身にせよ」と七日七夜間断なく言霊を宣ると、不思議にも燕子花の全体は人身と変じて、荒々しき太刀膚の影もなく、全身餅の如く膚細やかに生れ変った。 女神の誘惑が書かれている。 名称 艶男 燕子花 射向ふ神 麗子 大竜身彦の命 国津神 伊吹山 鏡の湖 水上山 百津桂樹 |