出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
物語78-88-11933/12天祥地瑞巳 余白歌王仁三郎参照文献検索
キーワード: 和歌実作
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あらすじ
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本文    文字数=7887

第七十八巻余白歌
|村雲《むらくも》の|天地《てんち》にふさがる|葦原《あしはら》は
    |月日《つきひ》の|影《かげ》もおぼろなりけり    第一章(初)
|天地《あめつち》の|妖気《えうき》を|払《はら》ひ|新《あたら》しき
    |国《くに》の|光《ひかり》を|照《て》らす|道《みち》なり     第一章(初)
|武士《もののふ》の|勲功《いさをし》なくば|葦原《あしはら》の
    |闇《やみ》は|永久《とこしへ》|晴《は》る丶|時《とき》なし      第二章(初)
あし|原《はら》の|国《くに》を|治《をさ》むる|大道《おほみち》は
    |先《ま》づ|愛善《あいぜん》の|工作《こうさく》と|知《し》れ      第五章(初)
|月《つき》も|日《ひ》も|新《あら》たに|光《ひか》り|初《そ》めにつつ
    |葦原《あしはら》の|国《くに》はよみがへるらむ    第五章(初)
|日月《じつげつ》はさやけく|照《て》れど|人心《ひとごころ》
    |常暗《とこやみ》にして|曲神雄《まがみを》たけぶ     第六章(初)
うつり|行《ゆ》く|世《よ》の|有様《ありさま》や|知《し》られけり
    |御空《みそら》の|星《ほし》の|影《かげ》うすれつつ    第六章(初)
|久方《ひさかた》の|御空《みそら》を|渡《わた》る|月《つき》かげを
    |金星土星《きんせいどせい》は|貫《つらぬ》き|通《とほ》るも    第六章(初)
|三千年《みちとせ》に|只一度《ただひとたび》の|月星《つきほし》の
    まぐはいこそは|珍《めづら》しきかも  第六章(初)
|三日月《みかづき》のかげは|次々《つぎつぎ》|太《ふと》りつつ
    |夜《よる》の|太陽《おほひ》と|暉《かがや》き|渡《わた》らむ     第六章(初)
|東《ひむがし》の|都《みやこ》の|空《そら》に|時待《ときま》ちて
    |世《よ》の|迷妄《めいまう》を|晴《は》らさむと|思《おも》ふ    第七章(初)
|何一《なにひと》つ|生《い》かして|使《つか》ふ|物《もの》もなき
    |今《いま》の|世界《せかい》は|寂《さび》しかりけり    第七章(初)
|日々谷原《ひびやはら》の|百《もも》の|蛙《かはず》も|飛《と》び|去《さ》りて
    |都大路《みやこおほぢ》に|桜咲《さくらさ》くなり    第八章(初)
|鳥《とり》が|啼《な》くあづまの|空《そら》に|翼搏《つばさう》つ
    |鵺鳥《ぬえどり》の|数多《かずおほ》き|春《はる》なり      第九章(初)
|嵐吹《あらしふ》く|都大路《みやこおほぢ》の|桜樹《さくらぎ》は
    |花《はな》の|盛《さか》りを|夜半《よは》に|散《ち》るなり   第一一章(初)
|世《よ》を|思《おも》ふ|心《こころ》の|駒《こま》はいつしかに
    |吾《われ》を|東《あづま》に|上《のぼ》らせにけり   第一三章(初)
|大《おほ》いなる|空音聴《そらおとき》きつ|春《はる》の|夜《よ》を
    |眠《ねむ》らでおもふ|国《くに》の|行末《ゆくすゑ》     第一四章(初)
|吾《われ》は今東《あづま》の|国《くに》にとどまりて
    |移《うつ》り|行《ゆ》く|世《よ》の|状《さま》をなげきつ   第一五章(初)
|高光《たかひか》る|我大君《わがおほぎみ》の|御代思《みよおも》ふ
     心に風の通う|間《ま》もなし  第一七章(初)
|大君《おほぎみ》の|光《ひかり》を|包《つつ》む|曲神《まがかみ》の
    |世《よ》の|終末《しうまつ》は|近《ちか》づきにけり    第一七章(初)
|皇国《くわうこく》の|真《しん》の|使命《しめい》を|悟《さと》らざる
    |政治家《せいぢか》の|世《よ》に|立《た》つはうたてき  第一七章(初)
|鳥《とり》が|啼《な》く|東《あづま》の|都《みやこ》に|我《われ》ありて
    |神坐《かみま》す|国《くに》の|前途《ぜんと》を|懸念《けねん》す    第一九章(初)
|雨嵐雷鳴《あめあらしらいめい》|轟《とどろ》き|渡《わた》りつつ
    すべての|塵《ちり》を|祓《はら》ひ|清《きよ》めむ    第一九章(初)
|世《よ》に|立《た》たむ|時《とき》は|近《ちか》みて|凡百《ぼんひやく》の
    わざはひ|我《われ》のまはりを|絡《から》むも  第一九章(初)
|政匪《せいひ》|財匪《ざいひ》|学匪《がくひ》|赤匪《せきひ》の|亡《ほろ》ぶべき
    |時《とき》は|迫《せま》りて|桜散《さくらち》るなり    第二〇章(初)
|満洲《まんしう》の|匪賊《ひぞく》にまして|恐《おそ》ろしき
    |悪魔《あくま》は|国《くに》の|上下《うへした》に|充《み》ちたり   第二〇章(初)
|安国《やすくに》と|知召《しろしめ》す|国《くに》の|日《ひ》の|本《もと》に
    |醜《しこ》の|嵐《あらし》のすさぶ|忌々《ゆゆ》しさ   第二〇章(初)
|天地《あめつち》の|神明表《しんめいおもて》に|現《あ》れまして
    |善悪正邪《ぜんあくせいじや》を|審《さば》き|玉《たま》はむ     第二一章(初)
いつまでも|悪神等《あくがみども》の|跳梁《てうりやう》に
    |任《まか》し|玉《たま》はむや|本津御神《もとつみかみ》は    第二一章(初〉
|東《ひむがし》の|御空《みそら》に|黒雲《くろくも》ふさがりて
    |人《ひと》の|心《こあろ》の|暗《くら》き|春《はる》なり     第二二章(初)
|世《よ》のさまを|余所《よそ》に|桜《さくら》は|爛漫《らんまん》と
    |都大路《みやこおほぢ》を|無心《むしん》に|飾《かざ》れり   第二二章(初)
|菖蒲咲《あやめさ》く|初夏《しよか》をも|待《ま》たず|移《うつ》り|行《ゆ》く
    |世《よ》のさま|思《おも》へば|静心《しづごころ》なし   第二二章(初)
この|春《はる》は|東《あづま》の|国《くに》に|我《われ》ありて
    |嵐《あらし》に|散《ち》りしく|桜見《さくらみ》るかな   第二二章(初)