出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
物語71-0-2 | 1926/02 | 山河草木戌 総説 | 王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 物語 |
詳細情報: 場面:
あらすじ 未入力 名称
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本文 文字数=1112
総説
稀代の妖僧玄真坊は、せつかく掌中の玉と信じてタニグク山の岩窟に連れ込んだダリヤ姫に逃げ出され、シヤカンナの部下を借り受け、八方へ捜索隊を差向けながら、自分は泥棒の小頭コブライを伴ひてこれを追跡し、途中神谷村の玉清別が館にバルギーと潜んでゐるダリヤ姫の消息を知りつつも、玉清別の伜神の子の言霊に追ひ払はれてその意を達せず、更に小盗児コオロを部下として泥棒稼業に逆転し、持前の色と欲とに再三失敗を重ね、現幽二界に憂目を甞め、遂に照国別一行に救はるる経路を本巻の骨子とし、これに関する中途の喜劇や悲劇乃至千草の高姫、並びに妖幻坊の出現等興味を新たにするもの尠なからず。かつ女色や金銭欲に対する霊界の戒飭など、吾人の省みて体得せざるべからざる教訓が深刻に与へられてあります。
ああ惟神霊幸倍坐世。
大正十五年二月一日 於月光閣
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