出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
物語67-0-21924/12山河草木午 総説王仁三郎参照文献検索
キーワード: 物語
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本文    文字数=2115

総説

 言霊別命の化身にして、照国別の従者と変化したる梅公宣伝使が、オーラ山に立籠つて、印度七千余国の統一を夢みてゐた山賊の張本、ヨリコ姫、シーゴー、ならびに悪僧玄真坊を言向和し、シーゴーはサンダー、スガコを助け、両人が親の所有地を托されて、開墾の事業に数千の部下と共に着手し、玄真坊は再び悪化して、三百の部下と共に姿を晦まし、ヨリコ姫およびその妹なる花香は梅公司に導かれて、照国別の隊に合すべく、オーラ山の間道を渉り、ハルの湖の岸辺に着き、波切丸に身を任せ、スガの港へ渡る途中、海賊の襲来や、浮島の嶺の陥没や、船長とスガの港の富豪の娘ダリヤ姫との、数奇きはまる関係などを描写し、つぎにタラハン国カラピン王に対する種々の奇怪な物語や、左守司たりしシャカンナが、タニグク山の山麓の岩窟に立籠つて、二百人の部下を集め、大望を企ててゐるところへ、悪僧玄真坊がダリヤ姫を拐かして乗り込んで来る場面、並びにカラピン王の太子が、新左守司の伜アリナと共に、山野の遊覧に出かけ、山奥に迷ひ込み、旧臣のシャカンナに、計らずも山奥にて邂逅し、絶世の美女スバール嬢に会つて、太子が恋慕の情を起し、その艶麗な姿を絵に写して帰城したる顛末や、太子が行方不明のために、王をはじめ重臣どもの狼狽の有様等千変万化の経緯を、きはめて簡明に口述しておきました。入蒙に際し最も因縁深き、並松の祥雲閣において、本巻を編み了つたのも、何かの因縁が結ばれてゐるのだらうと思ひます。ああ惟神霊幸倍坐世。
   大正十三年十二月二十九日   於祥霊閣

 この日教主殿の床の間に安置したる紅葉宝石、盛んに水を噴き出す。早速神示により隣室床の間に遷す。



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