出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
物語64a-88-1 | 1923/07 | 山河草木卯 余白歌 | 王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 和歌実作 |
詳細情報: 場面:
あらすじ 未入力 名称
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本文 文字数=11199
第六十四巻上余白歌
|救世主《きうせいしゆ》|日出島《ひのでのしま》をあとにして
|降《くだ》りますかも|日《ひ》の|下《もと》の|国《くに》 序(初)
|瑞御霊日出島《みづみたまひのでのしま》の|事《こと》をへて
|常世《とこよ》の|空《そら》に|光《ひかり》かがやく 序(初)
|日《ひ》の|本《もと》の|神《かみ》の|御為人《おんためひと》のため
|降《くだ》り|行《ゆ》く|身《み》にさやる|曲《まが》なし 総説(初)
|高千穂《たかちほ》の|峰《みね》より|降《くだ》る|神人《しんじん》の
|行途《ゆくて》に|匂《にほ》ふ|白梅《しらうめ》の|花《はな》 第一章(初)
|皇神《すめかみ》の|教《のり》のまにまに|進《すす》む|身《み》は
|醜《しこ》の|曲霊《まがひ》もさやる|術《すべ》なし 第一章(初)
|赤心《まごころ》の|限《かぎ》り|尽《つく》して|世《よ》の|中《なか》に
しひたげられし|神《かみ》の|御使《みつかひ》 第三章(初)
|醜神《しこがみ》の|威猛《いたけ》り|狂《くる》ふ|世《よ》の|中《なか》は
|誠《まこと》の|人《ひと》を|容《い》るるもの|無《な》し 第三章(初)
|君《きみ》のため|御国《みくに》のために|真心《まごころ》を
つくして|後《のち》は|津見《つみ》に|問《と》はるる 第三章(初)
|白雲《しらくも》の|空打《そらう》ちながめ|思《おも》ふかな
|聖《ひじり》の|居《ゐ》ます|国《くに》は|何処《いづこ》と 第四章(初)
|大空《おほぞら》を|仰《あふ》ぎてまつも|救世主《きうせいしゆ》は
|活動《くわつどう》なくして|如何《いか》で|降《くだ》らむ 第四章(初)
|三五《あななひ》の|月《つき》の|再《ふたた》び|世《よ》に|出《い》づる
|足世《たるよ》を|松《まつ》の|心《こころ》ながきも 第六章(初)
|三五《あななひ》の|月《つき》は|何処《いづこ》にかくれたる
|諸木茂《もろきしげ》れる|探《ふか》き|谷間《たにま》に 第七章(初)
|夢《ゆめ》を|見《み》たりき |夢《ゆめ》を|見《み》し
|真昼《まひる》 |夢《ゆめ》のまぼろしに
|美《うつ》しき|乙女《をとめ》が|黒《くろ》ばらの |咲《さ》く|花園《はなぞの》にしくしくと す
すりなけると
いづこよりか |老婆《らうば》の|現《あら》はれて |何《なに》やらむ|神文《しんもん》を|唱《とな》ふ
と|見《み》るや あはれ|美《うつ》くしき|乙女《をとめ》は|束《つか》の|間《ま》に |黒《くろ》き|胡蝶《こてふ》
となりにけり はて|遠《とほ》く はて|知《し》らず |黒《くろ》き|胡蝶《こてふ》はヒ
ラヒラと |黒《くろ》きばらの|咲《さ》く|園《その》に いつの|日《ひ》までか|悲《かな》し
まむ
|夢《ゆめ》を|見《み》たりき |白日《はくじつ》の|真昼《まひる》の|夢《ゆめ》の|悲《かな》しかり
第十章(初)
入蒙に際して
|天国《てんごく》に|吾《わ》がたましひの|上《のぼ》りなば
さぞや|嘆《なげ》かむ|数多《あまた》の|信徒《しんと》は 第十章(初)
|信徒《まめひと》の|心知《こころし》らぬにあらねども
|神《かみ》の|教《をしへ》に|曳《ひ》かされ|行《ゆ》くなり 第十章(初)
|世《よ》は|如何《いか》にうつりかはるも|驚《おどろ》くな
|瑞《みづ》の|御魂《みたま》の|世《よ》にある|限《かぎ》りは 第十章(初)
|皇神《すめかみ》の|恵《めぐ》みの|露《つゆ》のしたたれる
|野路《のぢ》に|潤《うるほ》ふ|道行《みちゆ》く|吾《われ》は 第十一章(初)
|三五《あななひ》の|月西山《つきにしやま》にかたむきて
|草葉《くさば》にかほる|露《つゆ》の|御恵《みめぐみ》 第十一章(初)
|曲津見《まがつみ》は|誠《まこと》の|道《みち》を|破《やぶ》らむと
|顔柔《かほやは》らげて|忍《しの》び|来《く》るなり 第十二章(初)
|色々《いろいろ》の|餌《ゑさ》を|作《つく》りて|曲津見《まがつみ》は
|神《かみ》の|柱《はしら》を|切《き》りはふらむとねらふ 第十二章(初)
|選《えら》まれし|神《かみ》の|柱《はしら》も|白蟻《しろあり》の
|入《はい》らぬためしは|無《な》きものと|知《し》れ 第十二章(初)
|蛍雪《けいせつ》の|苦《く》を|積《つ》み|上《あ》げた|現代《げんだい》の
|学者《がくしや》も|蛍《ほたる》の|光《ひかり》さへなし 第十五章(初)
|暗《やみ》の|夜《よ》は|蛍《ほたる》の|光見《ひかりみ》ゆれども
|真昼《まひる》になれば|消《き》えて|跡《あと》なし 第十五章(初)
|三五《あななひ》の|月《つき》より|見《み》れば|蛍火《ほたるび》は
|草葉《くさば》の|露《つゆ》にまがふなるらむ 第十五章(初)
|光《ひか》り|暗行《やみゆ》き|交《か》ふこれの|現《うつ》し|世《よ》は
|常夜《とこよ》の|暗《やみ》にも|春《はる》は|来《き》たらむ 第十六章(初)
|三五《あななひ》の|月日《つきひ》の|光《ひかり》あらはれて
たちまち|消《き》ゆる|蛍《ほたる》の|光《ひかり》よ 第十六章(初)
|霜《しも》おきし|野辺《のべ》には|一入大空《ひとしほおほぞら》の
|月《つき》の|光《ひかり》もさやかなるらむ 第十六章(初)
蒙古にて
|海山《うみやま》を|遠《とほ》く|隔《へだ》つる|我魂《わがたま》の
|光届《ひかりとど》かむ|真人《まひと》の|上《うへ》に 第十七章(初)
入蒙について
|神徳《しんとく》も|桶伏山《をけふせやま》の|頂上《ちやうじやう》に
|手《て》あとのこして|月《つき》は|隠《かく》るる 第十八章(初)
|西《にし》に|入《い》る|月《つき》の|姿《すがた》は|見《み》えずとも
いつか|日《ひ》の|出《で》の|御代《みよ》に|輝《かがや》かむ 第十八章(初)
|三五《あななひ》の|月《つき》もかくれてひむがしの
|空曇《そらくも》るらむ|暫時《しばし》の|間《あひだ》は 第十九章(初)
|吾行《わがゆ》きしあと|白浪《しらなみ》の|猛《たけ》るとも
|近《ちか》く|出《い》でなむ|救《すく》ひの|船《ふね》は 第十九章(初〉
|三《み》ツ|御魂《みたま》や|直霊《なほひ》の|魂《たま》を|破《やぶ》らむと
|伊猛《いたけ》り|狂《くる》ふ|夜根《よね》の|曲神《まがかみ》 第二十一章(初)
|高姫《たかひめ》や|黒姫《くろひめ》その|他《た》の|精霊《せいれい》が
|神《かみ》の|大道《おほぢ》にさやるは|忌々《ゆゆ》しも 第二十二章(初)
|瑞々《みづみづ》し|月《つき》の|光《ひかり》をかくさむと
|常夜《とこよ》の|邪神猛《まがみたけ》び|狂《くる》へる 第二十二章(初)
|村雲《むらくも》の|往来《ゆきき》いかほど|烈《はげ》しとも
|月《つき》の|鏡《かがみ》は|汚《けが》れざらまし 第二十二章(初)
|大神《おほかみ》の|教《をしへ》の|仇《あだ》よと|言《こと》さやぎ
|吾苦《われくる》しめし|人《ひと》ぞ|忌々《ゆゆ》々しき 第二十四章(初)
|神様《かみさま》の|御用御用《ごようごよう》と|言《い》ひながら
|皆神様《みなかみさま》の|脛《すね》かぢりするも 第二十五章(初)
|神様《かみさま》の|御用《ごよう》の|出来《でき》る|身魂《みたま》ならば
どこに|居《を》りても|光《ひか》るなるべし 第二十五章(初)
|酒《さけ》ばかりあふる|曲霊《まがひ》の|言《こと》さやぐ
|声《こゑ》は|高天《たかま》の|風《かぜ》を|汚《けが》しつ 第二十六章(初)
|天地《あめつち》を|清《きよ》めて|救《すく》ふ|神柱《かむばしら》の
|所在《ありか》たづぬる|人《ひと》のおろかさ 巻末(初)
|目《め》の|前《まへ》に|神《かみ》の|御柱《みはしら》いや|太《ふと》く
|建《た》ちてあれども|認《みと》むるを|得《え》ず 巻末(初)
|赤心《まごころ》の|限《かぎ》りつくして|世柱《よはしら》の
|太《ふと》く|世《よ》にたつ|時《とき》をこそ|待《ま》て 巻末(初)