出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
物語57-88-11923/03真善美愛申 余白歌王仁三郎参照文献検索
キーワード: 和歌実作
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本文    文字数=10818

第五十七巻余白歌
|竹藪《たけやぶ》を|切《き》り|払《はら》ひてゆ|小雀《こすずめ》の
    |声《こえ》さえもなき|長閑《のどか》な|城趾《じやうし》     序文(初)
|土堤《どて》に|立《た》ちて|亀岡城趾眺《かめおかじやうしなが》むれば
    |巨石《きよせき》たたみの|最中《もなか》なりけり    序文(初)
|会心《くわいしん》の|友《とも》なき|吾《われ》はただ|一人《ひとり》
    |事業《じげふ》を|友《とも》とし|春《はる》を|楽《たの》しむ     序文(初)
|夜《よ》もすがら|蚤《のみ》に|攻《せ》められ|眠《ねむ》り|得《え》ず
    |都《みやこ》にゐます|君《きみ》ぞ|偲《しの》ばゆ      序文(初)
|酔《よひ》どれが|千鳥足《ちどりあし》にて|歩《あゆ》み|行《ゆ》く
    |千鳥《ちどり》の|渕辺《ふちべ》いとも|危《あや》ふく      序文(初)
|大本教《おほもとけう》スタイルゑいぞとぞめかれて
    |川《かは》の|上《へ》を|降《くだ》る|舟《ふね》のまばゆさ    序文(初)
|円山《まるやま》や|空《そら》に|金柱《きんちう》みろく|塔《たふ》
|五六七塔《みろくたふ》|片側《かたがは》|濡《ぬ》らす|春《はる》の|雨《あめ》
光照殿地均し工事雨三日      総説歌(初)

|石垣《いしがき》の|高《たか》さに|見《み》ゆる|経綸《しぐみ》かな
|諸《もろもろ》々の|人寄《ひとよ》り|来《き》たる|万寿苑《まんじゆゑん》
|瑞霊《ずゐれい》の|恵《めぐ》みも|高《たか》し|天恩郷《てんおんきやう》
|丸窓《まるまど》に|弥生《やよひ》の|満月影《まんげつかげ》おぼろ
|雨《あめ》やみて|頬白《ほほじろ》の|声《こゑ》いと|清《きよ》し        総説歌(初)

|夕焼《ゆふや》けの|空《そら》を|眺《なが》めて|翌日《あす》を|祝《ほ》ぎ
|初雷《はつらい》も|交《まじ》りて|花《はな》のあらし|山《やま》
|火喰《ひく》い(低い)|鳥《とり》|金光《こんくわう》の|空《そら》に|高《たか》く|舞《ま》ひ
|普選通過《ふせんつうくわ》|猫《ねこ》も|杓子《しやくし》も|腕《うで》まくり
|鉄筆《てつぴつ》を|振《ふる》つて|鉄外彫刻詩《てつぐわいてうこくし》        第一章(初)

|夕日落《ゆふひお》ちて|潜客晩来《せんきやくばんらい》|猫《ねこ》の|家《いへ》
|灯燈《ちやうちん》を|股《また》につるして|夜這《よばひ》かな
|臘燭《ろうそく》が|立《た》てば|灯燈皺《ちやうちんしわ》が|伸《の》び
|法城《ほふじやう》を|築《きづ》いて|王仁《おに》は|安息《あんそく》し
春の|夕《ゆふべ》|野渡《のわた》る風の|微笑《びしやう》かな   第二章(初)

|川《かは》の|辺《べ》に|小鳥《ことり》の|影《かげ》も|流《なが》る|春《はる》
|物《もの》をいふ他の|花香《はなか》に花見かな
|渓流《けいりゆう》もいと|清瀧《きよたき》の|舟《ふな》あそび       第三章(初)

花よりも|団子《だんご》と|皆《みな》が|食道楽《くひだうらく》
|汽笛《きてき》をばきいてかけ|出《だ》す|駅《えき》の|前《まへ》      第四章(初)

かけ|付《つ》けて|見《み》れば|馬鹿《ばか》らし|上《のぼ》り|汽車
華《きしやはな》を|去《さ》りて|実《じつ》に|就《つ》かんと|団子食《だんごく》ひ
|汽車《きしや》を|待《ま》つプラツトホームや|風《かぜ》さむし
|花園《はなぞの》のあたり|走《はし》るか|汽車《きしや》の|音《おと》
お|土産《みやげ》の|団子《だんご》で|客《きやく》を|花《はな》むけし     第六章(初)

|人《ひと》の|子《こ》の|吾《われ》を|神《かみ》のごと|崇《あが》め|立《た》て
    |仕《つか》へむとする|人《ひと》ぞ|歎《うた》てき    第七章(初)
|吾《わ》がために|鞭《むち》を|加《くは》ふる|人《ひと》もがなと
    |朝《あさ》な|夕《ゆふ》なに|祈《いの》る|淋《さび》しさ     第七章(初)
|我思《わがおも》ふ|一《ひと》つ|汲《く》み|取《と》る|人《ひと》あらば
    かほどに|胸《むね》をば|傷《いた》めざらまし   第八章(初)
|形《かたち》ある|宝《たから》はよしや|失《う》するとも
    |愛《あい》と|信《しん》との|宝《たから》おとさじ     第八章(初)
|霊場《れいぢやう》はたとへ|毀《こは》たれ|了《をは》るとも
    いよいよ|光《ひかり》を|添《そ》ふる|大本《おほもと》   第八章(初)
今はただ誠一つの限りをば
    |尽《つく》して|神《かみ》の|裁《さば》き|待《ま》つのみ    第八章(初)
|艮《うしとら》のわが|大神《おほかみ》の|教《のり》ませる
    |道《みち》にすすまむ|顕幽《けんいう》ともに    第八章(初)
|身《み》はたとへ|根底《ねそこ》の|国《くに》に|沈《しづ》むとも
    |愛《あい》と|信《しん》との|道《みち》に|魂生《たまい》く     第一一章(初)
|吾《われ》は|今《いま》|浮世《うきよ》の|風《かぜ》に|散《ち》らされて
    |空《むな》しからんとすももの|功《いさを》も  第一二章(初)
|空《むな》しきは|形《かたち》の|上《うへ》の|功《いさを》なり
    |神《かみ》に|尽《つ》くせし|功《いさを》は|朽《く》ちず   第一三章(初)
もろこしの|空《そら》を|包《つつ》みしむら|雲《くも》ゆ
    |降《ふ》るあめりかを|防《ふせ》ぐ|傘《かさ》なし   第一三章(初)
|燃《も》えさかる|胸《むね》のほのほを|消《け》さんとて
    |水《みづ》の|御魂《みたま》に|朝夕祈《あさゆふいの》る      第一三章(初)
|身《み》はたとへ|障《さは》りありとも|愛信《あいしん》の
    |熱《ねつ》と|光《ひかり》に|心《こころ》は|勇《いさ》む    第一四章(初)
うき|事《こと》の|限《かぎ》りをなめて|吾《われ》は|今《いま》
    ただただ|神《かみ》の|道《みち》に|息《いき》する    第一五章(初)
まがつみの|魂《たま》の|猛《たけ》びは|強《つよ》くとも
    |吾《われ》は|命《いのち》の|限《かぎ》りを|忍《しの》ばむ    第一五章(初)
|三五《あななひ》の|月日《つきひ》かがやくうまし|代《よ》は
    |四方《よも》の|山野《やまの》も|笑《わら》ひ|栄《さか》えむ    第一六章(初)
二三年さきに来ること|狼狽《うろたへ》て
    |今《いま》|日蓮《にちれん》が|言挙《ことあ》げをする     第一六章(初)
|弥勒神顕《みろくしんあら》はれ|初《そ》めて|満三年《まるさんねん》
    |過《す》ぎし|綾部《あやべ》の|秋《あき》の|大空《おほぞら》     第一六章(初)
|三御玉《みつみたま》|五《いつ》ツの|御玉《みたま》の|麻邇宝珠《まにほつしゆ》
    |神《かみ》の|用《もち》ゆる|時《とき》は|来《き》にけり    第一七章(初)
|弥勒《みろく》の|世早《よは》や|来《こ》よかしと|祈《いの》りつつ
    |岩戸開《いはとひら》きの|瑞祥待《ずゐしやうま》つかな   第一七章(初)
|夢《ゆめ》の|世《よ》と|夢《ゆめ》にも|知《し》らず|飛《と》び|出《だ》して
    |蒙古《もうこ》の|空《そら》に|夢《ゆめ》を|見《み》しかな    第一八章(初)
|新玉《あらたま》の|年《とし》の|始《はじ》めのよろこびは
    |不二《ふじ》の|高嶺《たかね》の|夢《ゆめ》にぞありける  第二〇章(初)
|心《こころ》にもかけずうとみし|夢枕《ゆめまくら》
    なほざりにせぬ|新年《しんねん》の|朝《あさ》    第二三章(初)
ある|時《とき》は|死《し》なまくおもひ|或時《あるとき》は
    |活《い》きむとおもふ|人心《ひとごころ》かな   第二四章(初)
|今日《けふ》もまたあたら|一日《ひとひ》を|消《け》しにけり
    |神仕《かみつか》ひすべき|忙《いそが》しき|身《み》を   第二四章(初)
|天人《てんにん》の|座《くら》に|進《すす》みて|地《ち》の|上《うへ》に
    |神《かみ》の|食《お》す|国建《くにた》てむとぞ|思《おも》ふ   第二五章(初)