出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
物語55-88-11923/03真善美愛午 余白歌王仁三郎参照文献検索
キーワード: 和歌実作
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本文    文字数=9594

第五十五巻余白歌
|打《う》つ|石《いし》の|火花《ひばな》の|如《ごと》くすみやかに
    |移《うつ》らう|御代《みよ》ぞ|最《い》とも|憂《う》れたき   総説歌(初)
|移《うつ》り|行《ゆ》く|世《よ》のありさまを|見《み》るにつけ
    |腕《うで》は|言問《ことと》ひ|胸《むね》は|高鳴《たかな》る     総説歌(初)
|人心神《ひとごころかみ》の|心《こころ》にかなひなば
    ひとり|開《ひら》けむ|蜂《はち》の|室屋《むろや》も    総説歌(初)
|一人《ひとり》のみ|只一人《ただひとり》のみ|岩《いは》の|内《うち》に
    |世《よ》を|歎《なげ》きつつ|幾夜重《いくよかさ》ぬる     総説歌(初)
|梓弓《あづさゆみ》はるみの|空《そら》に|玉照姫《たまてるひめ》の
    |月《つき》のかんばせ|仰《あふ》ぐ|山里《やまざと》      第二章(初)

|神《かみ》が|表《おもて》に|現《あら》はれて   |善悪正邪《ぜんあくせいじや》を|立別《たてわけ》る
|高天原《たかあまはら》より|降《くだ》り|来《き》て    |寒風荒《かんぷうすさ》ぶ|荒野原《あれのはら》
神馬《しんめ》に|鞭《むち》うち|進《すす》み|行《ゆ》く   |仁義《じんぎ》の|軍《いくさ》に|敵《てき》はなし
|進《すす》めよ|進《すす》めいざ|進《すす》め    |神《かみ》は|汝《なんぢ》と|倶《とも》にあり
|神《かみ》に|叶《かな》ひし|汝等《なんぢら》の    |勇気《ゆうき》は|天地《てんち》に|充満《じうまん》し
|山河草木《さんかさうもく》ことごとく    なびき|伏《ふ》すなり|神軍《みいくさ》に
第六章(初)

|人跡《じんせき》も|絶《た》えし|深山《みやま》の|岩窟《がんくつ》に
    |住《す》める|心地《ここち》し|御神《みかみ》に|祈《いの》る     第八章(初)

人の体
|豚《ぶた》や|羊《ひつじ》や|牛《うし》の|肉《にく》     |鶏《とり》を|屠《ほふ》りて|喰《く》ふ|人《ひと》は
|動物界《どうぶつかい》より見る時は    |何《いづ》れも鬼と思ふべし
|然《しか》りといへども|人間《にんげん》は   |博愛慈善《はくあいじぜん》|標榜《へうばう》し
|動植物《どうしよくぶつ》を|採《と》らずして   水と塩とに|生命《せいめい》を
|保《たも》ち|得《え》らるるもので|無《な》い  |動植物《どうしよくぶつ》を|喰《く》はざれば
|人《ひと》は|此《こ》の|世《よ》に|居《を》られない  それゆゑ|理論《りろん》は|理論《りろん》とし
|身体保全《しんたいほぜん》の|趣旨《しゆし》より    やむを|得《え》ずして|殺生《せつしゃう》する
|万一《まんいつ》これを|罪《つみ》とせば   |天《あめ》の|下《した》なる|人草《ひとぐさ》は
|人間廃業《にんげんはいげふ》の|外《ほか》はない    ここに|人間界《にんげんかい》の|弱点《じやくてん》は
|種々《しゆじゆ》の|思想《しさう》が|勃起《ぼっき》する        第一〇章(初)

人の心
|人《ひと》の|心《こころ》は|天地《あめつち》の     |神《かみ》の|心《こころ》と|皆一《みなひと》つ
|慾望感情理窟《よくばうかんじやうりくつ》など   |起《おこ》るは|心《こころ》の|大海《たいかい》に
風吹き|荒《すさ》びて波さわぎ   静かに浮ぶ|天生《てんせい》の
|御舟《みふね》を|破《やぶ》るは|人心《ひとごろ》    |神《かみ》の|給《たま》ひし|其《その》ままの
|本《もと》つ|心《こころ》は|神心《かみごころ》      |愛《あい》と|善《ぜん》との|徳《とく》に|居《を》り
|信《しん》と|真《しん》との|光明《くわうみやう》に   |浸《ひた》りて|真誠《まこと》の|智慧《ちゑ》を|享《う》け
|天《てん》より|来《き》たる|内覚《ないかく》の    |恵《めぐ》みに|在《あ》るぞ|神心《かみごころ》
|迷《まよ》はず|騒《さわ》がず|焦慮《せうりよ》せず   |天授《てんじゆ》のままに|世《よ》に|処《しよ》する
|人《ひと》を|真《まこと》の|人《ひと》といひ    |地上《ちじやう》に|於《お》ける|天人《てんにん》と
|神《かみ》の|国《くに》より|称《たた》へらる         第一〇章(初)
|身《み》はたとへ|万里《ばんり》の|外《そと》におくとても
    |日《ひ》の|御子《みこ》とます|君《きみ》は|忘《わす》れじ   第一二章(初)

○入蒙詩
天時地利得人和   今丈夫救民立覇
是宇宙神聖之命   義軍嚮所若竹破  第一四章(初)

|山《やま》は|裂《さ》け|海《うみ》は|涸《か》るるとも|世《よ》を|思《おも》ふ
    |吾《わ》が|魂《たましひ》の|光《ひか》らざらめや   第一五章(初)
|人類愛《じんるゐあい》その|為《ため》なればそくばくの
    なやみ|来《き》たるとも|厭《いと》はざるべし 第一五章(初)
|月《つき》は|今谷底深《いまたにそこふか》くひそみつつ
    |望《もち》なす|三五《さんご》の|明光貯《めいくわうたくは》ふ    第一六章(初)

未決檻にて
|人殺《ひとごろ》しなぞの|重罪犯《ぢうざいをか》したる
    |人《ひと》と|毎朝廊下往《まいあさらうかゆ》くかな     第一六章(初)
|気《き》の|荒《あら》い|囚《とら》はれ|人《びと》と|同行《どうかう》する
    |役所《やくしよ》の|庭《には》の|足《あし》の|重《おも》さよ     第一六章(初)
からかひを|半《なか》ば|加《くは》へて|看守等《かんしゆら》が
    |吾《われ》を|迎《むか》へつ|神《かみ》さまと|言《い》ふ    第一六章(初)
|限《かぎ》りなき|広野《ひろの》かけりし|白竜《はくりう》も
    |狭《せま》き|岩屋《いはや》に|潜《ひそ》む|今日《けふ》かな    第一八章(初)
|白竜《はくりう》の|潜《ひそ》む|間《うち》こそ|雨《あめ》もなく
    |風《かぜ》さへもなし|惟神《かむながら》にて    第一八章(初)
|一日《いちにち》も|早《はや》く|白竜放《はくりうはな》つべし
    |世《よ》のため|道《みち》のためと|思《おも》はば   第一八章(初)
|瑞御霊神《みづみたまかみ》の|使《つかひ》の|甲斐《かひ》もなし
    |教《をしへ》の|御子《みこ》に|救《すく》はるる|身《み》は   第一九章(初)
|身《み》はたとへ|根底《ねそこ》に|永《なが》く|沈《しづ》むとも
    |夢《ゆめ》な|忘《わす》れじ|神《かみ》の|大道《おほぢ》は     第二〇章(初)
|一日《いちにち》も早く|天人界《てんにんかい》に|入《い》り
    |瑞《みづ》の|御霊《みたま》の|力示顕《ちからみせ》たし    第二〇章(初)
ただ|一人蒙古《ひとりもうこ》に|吾《わ》が|身在《みあ》りしなば
    |東亜《とうあ》の|経綸遂《けいりんと》げ|得《え》しならむに  第二二章(初)
|今《いま》しばししばしと|指折《ゆびを》り|待《ま》つ|間《うち》に
    |吾《われ》を|見《み》すてて|月日《つきひ》は|走《はし》る    第二二章(初)
|瑞霊押込《みづみたまおしこ》みおきて|雨《あめ》を|待《ま》つ
    |世《よ》を|知《し》る|人《ひと》の|愚《おろ》かなるかな   第二三章(初)