出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
物語55-0-2 | 1923/03 | 真善美愛午 総説歌 | 王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 物語 |
詳細情報: 場面:
あらすじ 未入力 名称
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本文 文字数=2419
総説歌
待ちに待つたる三月三日 三ツの御魂の開け口
大く正しき正月の 中の六日の朝日影
東の空を彩りて 書斎の窓を射照らしつ
奇しき尊き神ツ代の 顕幽神の物語
守らせたまふ神の家 言霊車の軋る音
ただ一言も漏らさじと 息をこらして松村加藤
いよいよ五十と五の坂を スタスタ登り北村の
隆く光れる日の本の 国の真秀良場畳並はる
青垣山に包まれし 綾の聖地の竜宮館
四ツ尾の霊山桶伏の 山を左右に眺めつつ
写すも嬉し印度の国 ハルナの都に蟠まる
八岐大蛇の悪霊を 神の稜威に守られて
言向和はす三五の 神の教の宣伝使
治国別の亀彦が 常磐の松の心より
五六七の御代を松彦や 教を四方に竜彦の
珍の司の波斯の国 猪倉山に割拠せる
婆羅門教の宣伝使 軍の司を兼ね居たる
鬼春別や久米彦の 醜のゼネラル始とし
スパール、エミシのカーネルを 神の誠の言霊に
助けて玉置の村司 テームス首陀の愛娘
二人を救ひ救援に 向ひて敵に捕はれし
道晴別やシーナまで 救ひ出して立ち帰り
万公の徒弟にスガール姫 配し姉のスミエルを
シーナの妻と定めつつ 茲に目出度結婚の
儀式をすませ一同に 神の教を克く諭し
松彦竜彦従えて 神のまにまに月の国
ハルナを差して進み行く 後に残りしバラモンの
マーシャル鬼春別司 久米彦スパール、エミシ等が
悔悟の念に堪えかねて 髪を剃して比丘となり
ビクトル山の谷間に 庵を結び三五の
珍の教に真心を 捧げて清く仕えたる
尊き神代の物語 述べ始めたる今日こそは
心楽もしき春の空 四方の山辺も雪解けて
和知の流れも滔々と 水量増るみづ御魂
心を洗ふ如くなり ああ惟神々々
御魂幸倍ましませよ。
大正十二年三月三日 旧正月十六日
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