出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
物語54-88-1 | 1923/02 | 真善美愛巳 余白歌 | 王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 和歌実作 |
詳細情報: 場面:
あらすじ 未入力 名称
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本文 文字数=10062
第五十四巻余白歌
天恩郷《てんおんきやう》の花
|経綸《けいりん》の|花《はな》の|香匂《かにほ》ふ|春《はる》は|来《き》ぬ
|燃《も》ゆる|陽炎殊《かげろふこと》にうるはし 序文(初)
|新《あたら》しき|御代《みよ》の|開《ひら》くる|心地《ここち》して
いそしみ|仕《つか》ふわが|身嬉《みうれ》しも 総説(初)
|万代《よろづよ》をことほぎ|奉《まつ》る|亀山《かめやま》の
|下津岩根《したついはね》に|立《た》つる|礎《いしずゑ》 総説(初)
|梓弓《あづさゆみ》|春立《はるた》ち|初《そ》めて|信徒《まめひと》の
|心《こころ》の|園《その》に|白梅《しらうめ》かをる 総説(初)
|遠寺《とほでら》の|鐘《かね》の|響《ひび》きも|何処《どこ》となく
|淋《さび》しく|聞《きこ》えぬ|天恩《てんおん》の|郷《さと》 総説(初)
|古《いにしへ》の|大英雄《だいえいゆう》の|住《す》みしてふ
|城跡《じやうせき》に|千代《ちよ》の|礎固《いしずゑかた》む 総説(初)
|戦《たたか》ひの|激《はげ》しき|暗《やみ》の|世《よ》の|中《なか》の
|光《ひかり》とならむ|三五《あななひ》の|月《つき》 総説(初)
|言《こと》さやぐ|醜《しこ》のものしり|多《おほ》き|世《よ》に
かくれて|説《と》かむ|救世《きうせい》の|御教《みのり》
(大正十四年二月、於亀岡万寿苑) 総説(初)
|草《くさ》の|葉《は》の|露《つゆ》に|等《ひと》しき|醜《しこ》の|世《よ》は
|月光《つきかげ》にさへ|恐《おそ》れをののく 第二章(初)
|朝日影《あさひかげ》|草葉《くさば》の|露《つゆ》に|照《て》り|初《そ》めて
もろくも|散《ち》らむ|高山《たかやま》の|雲《くも》 第五章(初)
|常世往《とこよゆ》く|暗世《やみよ》を|照《て》らす|月光《つきかげ》を
|蔽《おほ》はむとする|高山《たかやま》の|雲《くも》 第六章(初)
|久方《ひさかた》の|大空《おほぞら》わたる|三五《あななひ》の
|月《つき》の|姿《すがた》を|世人《よびと》さげしむ 第六章(初)
|風荒《かぜすさ》び|雨《あめ》しきりなる|今《いま》の|世《よ》に
|雷《かみなり》なくば|如何《いか》で|晴《は》れなむ 第六章(初)
|濁流《だくりゆう》を|逆《さか》しまに|妨《ふせ》ぐ|手力男《たぢからを》
|神《かみ》の|出《い》でずば|御世《みよ》はとこやみ 第六章(初)
|天地《あめつち》を|吾《わが》ものとして|楽《たの》しめば
|心《こころ》の|園《その》に|常永《とは》の|花咲《はなさ》く 第六章(初)
|神《かみ》の|国《くに》|聖界《せいかい》|霊語《れいご》|読《よ》みながら
あつき|一日《ひとひ》を|今日《けふ》も|送《おく》りつ 第八章(初)
|根《ね》の|国《くに》や|底《そこ》の|国《くに》をば|幾度《いくたび》も
|探険《たんけん》したる|吾面白《われおもしろ》きかな 第八章(初)
|衣《きぬ》は|裂《さ》け|手足《てあし》は|霜《しも》に|破《やぶ》れつつ
|御用《ごよう》いそしむ|尊《たふと》き|献労《けんらう》 第八章(初)
|身《み》も|魂《たま》も|捧《ささ》げて|高天《たかま》の|聖場《せいぢやう》を
|守《まも》るは|神子《みこ》のつとめなりけり 第九章(初)
からやまと|月《つき》の|国《くに》まで|言霊《ことたま》の
|光《ひかり》を|放《はな》つ|三五《あななひ》の|月《つき》 第十一章(初)
|天地《あめつち》に|唯一《ただひと》つなる|神苑《しんゑん》に
|千年《ちとせ》の|松《まつ》の|一本茂《ひともとしげ》れる 第十一章(初)
|蒙古野《もうこの》に|一度隠《ひとたびかく》れし|月影《つきかげ》の
|再《ふたた》び|空《そら》にかがやく|御代《みよ》かも 第十一章(初)
|花《はな》もかをれ|蝶《てふ》も|来《き》て|舞《ま》へと|朝夕《あさゆふ》に
|望《のぞ》み|抱《かか》へて|待《ま》つ|人《ひと》のあり 第十二章(初)
|日《ひ》の|国《くに》の|御空《みそら》を|包《つつ》む|黒雲《くろくも》も
|何時《いつ》かは|晴《は》れなむ|神《かみ》の|稜威《みいづ》に 第十二章(初)
|言《こと》さやぐ|君《きみ》が|御代《みよ》こそ|忌々《ゆゆ》しけれ
|山川海《やまかはうみ》の|神《かみ》もなげきて 第十二章(初)
功験録
世以七年人示盛衰果 人胆以三年世示進退
世与人関係五年之後 心然興新陳代謝要求
諺日十年星霜是一昔 有祥慶有変遷有後悔
第十四章(初)
空顕録
大正辛酉九月八日晨 沐浴斎戒待神命降下
弥勒神聖忽感応来格 宣日爾速説苦集滅道
可開示道法礼節本義 瑞月謹発表霊界真相
○
文芸講談其他諸雑誌 日夜耽読反覆養神気
惜哉其程度為極低級 不適進取的男子趣味
回首覩神諭霊界聖語 光照赫燿有照暗夜思
第十四章(初)
|惟神《かむながら》|教《をしへ》かしこみ|進《すす》み|行《ゆ》く
|誠《まこと》の|道《みち》に|障《さや》る|曲《まが》なし 第十五章(初)
|今《いま》は|只神《ただかみ》の|心《こころ》にまかすのみ
|人《ひと》の|心《こころ》の|儘《まま》にならねば 第十五章(初)
|天《あめ》の|下《した》|四方《よも》の|国々《くにぐに》|和《なご》め|行《ゆ》く
|吾《わ》が|玉《たま》の|緒《を》の|在《あ》らむ|限《かぎ》りは 第十七章(初)
|櫟原《くぬぎはら》きり|開《ひら》きつつ|常磐木《ときはぎ》の
|千年《ちとせ》の|小松植《こまつう》ゑて|楽《たの》しむ 第十八章(初)
|限《かぎ》りなき|希望《きばう》に|充《み》ちて|天恩《てんおん》の
|郷《さと》に|静《しづ》かに|時臻《ときいた》る|待《ま》つ 第十八章(初)
|天《あめ》の|下《した》|四方《よも》の|国々《くにぐに》|乱《みだ》れ|行《ゆ》く
|様《さま》をながめて|立《た》つ|人《ひと》もあり 第二十章(初)
|地獄《ぢごく》にも|堕《おと》す|術《すべ》なき|曲人《まがひと》の
|醜《しこ》の|叫《さけ》びの|耳《みみ》を|打《う》つかも 第二十章(初)
もろこしも|西洋《から》も|大和《やまと》も|押並《おしな》べて
|靡《なび》き|伏《ふ》しなむ|神《かみ》の|御旗《みはた》に 第二十一章(初)
|何《なん》となく|心《こころ》|急《いそ》ぎぬ|天地《あめつち》の
|神《かみ》の|御業《みわざ》に|尽《つく》す|吾《わ》が|身《み》は 第二十一章(初)
ある|時《とる》は|死《し》なましくおもひ|或時《あるとき》は
|活《い》きむと|思《おも》ふ|救世《きうせい》のために 第二十一章(初)
天恩郷
幗松森々茂満山 神苑清浄無俗塵
祝詞言霊洗乾坤 月高風薫亀城跡。
巨石掘出亀城跡 献労集来悉信徒
高壁堅三五道場 青松繁茂天恩郷。
千歳青松鶴来遊 万寿苑内充瑞気
億兆慕集天恩郷 神教宣伝大道場。
蒙古帰来無寧日 神務多端百事忙
得小閑遊万寿苑 畳巨石築天恩城。
乙丑如月九日朝 当陽暦三月三天
三時三十三分開 鶏鳴明美交子領。 巻末(初)