出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
物語50-0-21923/01真善美愛丑 総説王仁三郎参照文献検索
キーワード: 物語
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あらすじ
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本文    文字数=1619

総説

 本巻は祠の森の聖場に妖幻坊なる妖怪現はれ来り、三五教の杢助時置師神と名乗り、恋と欲とに余念なき高姫の義理天上自称日出神の生宮が、両々相対して聖場を占有し、館主珍彦その他の真人を排除し、且大神の大神業を破壊せむと、獅子奮迅の暴逆的活動を開始し、初稚姫の愛善の徳と信真の光に照らされ、また猛犬スマートに脅嚇され聖場を遁走し、河鹿峠の谷道にて、イク、サールの追手に会し、妖幻坊、高姫対イク、サールの活劇の真最中、またもやスマートが猛虎の勢にて現はれ来り、イクとサールの危難を救ひ、敵は自ら躓いて途上に顛倒し、悲鳴をあぐる場面まで口述してあります。愛善の徳と信真の光に充されたる天国の天人界に籍を有したる初稚姫と、狂妄熱烈なる高姫と、肉体的精霊妖幻坊との三巴となつての活躍は、憑霊現象の如何なるものなるかを知るに最も便利なるものと信じます。読者意を潜めて充分御研究あらむことを希望致します。口述者の瑞月も、また或る精霊の神格を充されたるものの媒介的活動によつて、この大部の書籍を編する事を得たのであります。今後益々御神助を以て完結の域に達せむことを天地の神明に願求する次第であります。
   大正十二年一月廿三日 旧十一年十二月七日 於豆州湯ケ島湯本館
      王仁識



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