出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
物語48-88-11923/01舎身活躍亥 余白歌王仁三郎参照文献検索
キーワード: 和歌実作
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本文    文字数=7750

第四十八巻余白歌
|第一《だいいち》に|日本《にほん》の|国《くに》の|官公吏《くわんこうり》は
    その|霊魂《たましひ》の|改築《かいちく》をせよ      第一章(三〉
|甲子《きのえね》の|九八《くはち》の|空《そら》を|待《ま》ち|佗《わ》びし
    |胸《むね》にみろくの|鼓《つづみ》うつなり   第二章(初)
|三千年《みちとせ》の|岩戸《いはと》の|七五三《しめ》も|解《と》けにけり
    みろく|三会《さんゑ》の|神音《かね》の|響《ひぴき》に
     (大正甲子旧九月四日)    第二章(初)
|西東南《にしひがしみなみ》や|北《きた》の|大空《おほぞら》に
    |八雲立《やくもた》ちたつ|御代《みよ》は|淋《さび》しき    第二章(三)
|浪速江《なにはえ》のよしとあしとをかき|分《わ》けて
    |遠《とほ》き|神代《かみよ》の|物語《ものがたり》する      第三章(三)
  未決監にて
|籠城《ろうじゃう》の|馬《うま》も|肥《こ》えたり|秋高《あきたか》し       第四章(初)
|三十《みそ》あまり|六年《むとせ》の|間《あひだ》|皇神《すめかみ》の
    |道《みち》を|宣《の》りつつ|飽《あ》かざる|吾《われ》なり   第五章(三)
  大阪未決監にて
日照りして米の価も安くなり
唐土の野に蟷螂の斧を振り
蟷螂の亡びしあとに米実り
秋の日は光あれども温みなし
秋津日の光に米はたわむなり
   (大正十三年九月二十七日)    第六章(初)
|不合理《ふがふり》なる|思想《しさう》を|四方《よも》に|伝播《でんぱ》して
    |世界《せかい》を|亡《ほろ》ぼす|曲津見《まがつみ》の|好計《かんけい》    第七章(三)
|内外《うちそと》の|国《くに》のことごとマツソンの
    |毒牙《どくが》にかかりて|苦《くる》しみ|艱《なや》める   第七章(三)
|我《わ》が|国《くに》の|前途《ぜんと》に|横《よこ》たふ|黒雲《くろくも》を
    |気吹《いぶ》きはらふと|雄叫《をたけ》びす|吾《われ》は   第七章(三)
|教子《をしヘご》の|心《こころ》を|砕《くだ》く|有様《ありさま》を
    |聞《き》く|度《たび》ごとに|地《ち》に|俯《ふ》して|泣《な》く   第九章(初)
|天《てん》を|仰《あふ》ぎ|地《ち》に|俯《ふ》し|泣《な》きて|教《をしへ》子の
    |上安《うへやす》かれと|根底《ねそこ》で|祈《いの》るも    第九章(初)
|胸《むね》は|裂《さ》け|腸《ちやう》は|燃《も》えなむ|苦《くる》しみも
    |世《よ》のため|道《みち》のためと|忍《しの》びつ
     (大正十三年十月七日)    第九章(初)
わが|思《おも》ふ|一《ひと》つを|汲《く》み|取《と》る|人《ひと》あらば
    かほどに|胸《むね》を|痛《いた》めざらまし
     (大正十三年十月九日)    第十章(初)
|来《き》てみれば|神《かみ》の|経綸《しぐみ》の|人々《ひとびと》は
    |吾待《われま》ち|佗《わ》びて|歓《よろこ》び|迎《むか》えぬ   第十二章(初)
|天地《あめつち》の|神《かみ》の|御業《みわざ》に|仕《つか》へむと
    |思《おも》ふのあまり|皆忘《みなわす》れたり
         (甲子二月)     第十二章(初)
  大阪未決監にて
|満洲《まんしう》の|寒《さむ》さ|気遣《きづか》ひしわが|身《み》には
    |合点《がてん》のゆかぬことばかりなる
    (大正十三年十月七日)    第十四章(初)
|唐衣身《からごろもみ》にまとふとも|惟神《かむながら》
    |神《かみ》の|恵《めぐ》みは|忘《わす》れざるべし   第十五章(初)
|刻《こくこく》々に|曲津神《まがつかみ》たち|迫《せま》り|来《き》て
    |風吹《かぜふ》かむとす|地《ち》ゆらむとす   第十五章(三)
|和光同塵《わくわうどうぢん》|忍《しの》びて|時《とき》を|待《ま》ちゐたる
    |世《よ》は|迫《せま》り|来《き》ぬ|神《かみ》のまにまに   第十五章(三)
|宣伝使国《せんでんしくに》の|内外《うちと》に|配《くば》りおきて
    |世《よ》を|清《きよ》めむと|祈《いの》る|朝夕《あさゆふ》     第十五章(三)
|言霊《ことたま》はたとへ|通《かよ》はずとも|人々《ひとびと》の
    |面《おもて》の|色《いろ》に|意志《いし》を|通《つう》ずる    第十七章(初)

  |三《み》ツ|御玉《みたま》
|如意宝珠《によいほつしゆ》|瑞《みづ》の|御霊《みたま》の|言霊《ことたま》は
    |天《あめ》と|地《つち》とを|結《むす》ぶ|神宝《みたから》
|天火水地結《てんくわすゐちむす》ぶ|紫色《ししよく》の|宝玉《はうぎよく》は
    |弥勒神示《みろくしんじ》の|霊界物語《ものがたり》なり
|黄金《わうごん》の|玉《たま》は|教典《けうてん》|内外《ないぐわい》に
    |金言伝《きんげんつた》ふ|機関《きくわん》なりけり
    (大正十三年十月十一日)    巻末(初)

  |五《い》ツ|御玉《みたま》
|紫《むらさき》のマニの|宝珠《ほつしゆ》は|厳御魂《いづみたま》
    |世《よ》を|治《をさ》めます|筆先《ふでさき》の|霊
赤色《たまあかいろ》のマニの|宝珠《ほつしゆ》は|日《ひ》の|本《もと》の
    |国《くに》に|具《そな》はる|言語《げんご》なりけり
|白色《はくしよく》のマニの|宝珠《ほつしゆ》は|地《ち》の|上《うへ》に
    |広《ひろ》く|渡《わた》れる|英語《えいご》なりけり
|青色《あをいろ》のマニの|宝珠《ほつしゆ》は|万国《ばんこく》に
    |共通《きようつう》したるエスペラント|語《ご》
|黄色《わうしよく》のマニの|宝珠《ほつしゆ》は|黄竜旗《わうりうき》
    |風《かぜ》になびかす|支那語《しなご》なりけり    巻末(初)