出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
物語48-0-2 | 1923/01 | 舎身活躍亥 総説 | 王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 物語 |
詳細情報: 場面:
あらすじ 未入力 名称
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本文 文字数=1451
総説
現時欧米諸国における霊魂学に関する研究は漸く盛んになり、哲学界、文学界、実業界等において学識人格共に世界的定評ある知名の士即ちロツヂ、ジエームス、ロムブロゾー、マーテルリンク、フラマリオン、ヒスロツプ、コナン・ドイル、ヘーア、バアレツト、クロフオード、チエリス、クルツクス、ヘンスロー、メーオ等の研鑽によりて発表される言論文章を以て唯一の研究材料となし、心霊の情態を探らむとするもの、吾国学者有識者の間にその萌芽を見るに至つたのは、霊界のために実に欣喜の至りである。しかし日本人の通弊は何事も外来品を尊重し、自国品を軽視するを以て文明人士の採るべき態度となし、如何なる哲理と雖も、外人の口と手を通したものでなければ信じられないのだから、実に困つたものである。この霊界物語も右に列挙せる欧米学者の口より出で手に成りしものならむには、軽薄な日本人には或は尊重され歓喜を以て迎へらるるであらうが、惜しむべし、純粋なる日本人の口より出でたるを以て邦人には顧みられないのである。
◇本巻は三日間にして口述筆記せり。
大正十二年一月十二日 於湯ケ島 王仁識
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