出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
物語41-88-1 | 1922/11 | 舎身活躍辰 余白歌 | 王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 和歌実作 |
詳細情報: 場面:
あらすじ 未入力 名称
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本文 文字数=9087
第四十一巻余白歌
蒙古入に際して
|天地《あめつち》の|神《かみ》の|任《よ》さしの|瑞御魂《みづみたま》
いかでか|捨《す》てむ|弥勒《みろく》の|愛《あい》は 序文(初)
|吾《わ》が|往《ゆ》かば|官《つかさ》も|世人《よびと》も|信徒《まめひと》も
さぞさわぐらむ|暫《しば》し|待《ま》てかし 序文(初)
|行《ゆ》く|先《さき》の|国人《くにびと》たちに|守《まも》られて
|五六七《みろく》の|神業《みわざ》|遂《と》ぐる|嬉《うれ》しさ 序文(初)
蒙古入に際して
|海山《うみやま》を|遠《とほ》く|隔《へだ》てて|住《す》むとても
|誠《まこと》の|人《ひと》に|近《ちか》き|吾《われ》なり 総説(初)
|不知火《しらぬひ》の|筑紫《つくし》の|果《はて》に|到《いた》るとも
|心《こころ》は|近《ちか》く|信徒守《まめひとまも》らむ 総説(初)
もろこしの|野辺《のべ》にも|月《つき》はいさぎよく
|照《て》るいさをしは|変《かは》らざりけり 総説(初)
たとへ|身《み》は|野山《のやま》の|奥《おく》に|朽《く》つるとも
わが|大君《おほきみ》の|御代《みよ》を|忘《わす》れじ 二章(初)
ぬれ|衣《ぎぬ》の|干《ひ》るよしもなき|悲《かな》しさに
きりしま|山《やま》の|火《ひ》こそ|恋《こひ》しき 二章(初)
|故郷《ふるさと》の|空打《そらう》ち|眺《なが》め|思《おも》ふかな
|数多《あまた》の|御子《みこ》の|心《こころ》いかにと 三章(初)
|西《にし》へ|行《ゆ》く|月日《つきひ》の|影《かげ》はいと|清《きよ》し
|吾《われ》も|月日《つきひ》に|習《なら》はむとぞ|思《おも》ふ 四章(初)
ローマ|字《じ》やエスペラントの|花咲《はなさ》きて
|緑《みどり》の|星《ほし》の|影《かげ》さやかなり 五章(初)
エスペラント|数多《あまた》のアミーコ|集《あつま》りて
ゑらぎ|楽《たの》しむ|聖地《せいち》の|初冬《はつふゆ》 五章(初)
|身《み》はたとへ|千里《せんり》の|外《そと》に|置《お》くとても
いかで|忘《わす》れむ|君《きみ》の|真心《まごころ》 六章(初)
|百年《ひやくねん》の|齢保《よはひたも》ちて|現世《うつしよ》に
さかえますべく|吾《われ》は|祈《いの》らむ 六章(初)
|自我心《じがしん》の|魔《ま》にさやられて|自身《じしん》から
|神《かみ》の|宮居《みやゐ》と|語《かた》る|愚《おろ》かさ 七章(初)
|自己愛《じこあい》のはげしき|人《ひと》に|皇神《すめかみ》の
|誠《まこと》の|愛《あい》のわかるべきかは 七章(初)
|毀《こわ》たれし|宮《みや》の|廃墟《はいきよ》の|前《まへ》に|立《た》ちて
|神《かみ》の|御心《みこころ》を|一入《ひとしほ》|思《おも》ふ 八章(初)
|大神《おほかみ》の|清《きよ》き|宮居《みやゐ》を|建《た》てながら
|毀《こわ》たれにけり|偽信者《にせしんじや》の|為《ため》に 八章(初)
入蒙について
|足乳根《たらちね》の|老《お》いたる|母《はは》を|偲《しの》びつつ
|出《い》で|行《ゆ》く|吾《われ》は|涙溢《なみだあふ》るる 十章(初)
|教《をし》へ|子《ご》の|驚《おどろ》き|如何《いか》に|深《ふか》からむと
|思《おも》ふにつけても|涙《なみだ》の|雨降《あめふ》る 十章(初)
|君《きみ》こそはわが|命《いのち》ぞと|思《おも》ひしに
しばし|別《わか》れむ|事《こと》の|惜《お》しさよ 十二章(初)
わが|魂《たま》は|神素盞鳴《かむすさのを》の|生御魂《いくみたま》
|瑞《みづ》の|神格《しんかく》に|充《みた》されてあり 十二章(初)
|或時《あるとき》は|言霊別《ことたまわけ》の|神《かみ》となり
|神国別《かみくにわけ》となる|事《こと》もあり 十二章(初)
|大八洲彦《おほやしまひこ》の|命《みこと》や|大足彦《おほだるひこ》の
|神《かみ》の|御魂《みたま》も|吾《われ》と|倶《とも》にあり 十二章(初)
|今《いま》しばし|別《わか》れの|辛《つら》さ|忍《しの》べかし
|花笑《はなゑ》む|春《はる》に|逢坂《あふさか》の|関《せき》 十三章(初)
|骸骨《がいこつ》となりし|亡者《もうじや》が|幾度《いくたび》も
|出直《でなほ》して|来《く》る|暗世《やみよ》なりけり 十四章(初)
|精霊《せいれい》の|歓《よろこ》び|勇《いさ》む|神《かみ》の|世《よ》は
|地上《ちじやう》に|花《はな》の|匂《にほ》ふ|時《とき》なり 十四章(初)
もろこしの|蛸間《たこま》の|山《やま》に|嵐《あらし》して
|花《はな》も|果実《かじつ》も|跡《あと》なく|散《ち》り|行《ゆ》く 十五章(初)
|神無《かむな》しの|蛸間《たこま》の|山《やま》を|眺《なが》むれば
|醜《しこ》の|小草《をぐさ》の|生《お》い|茂《しげ》るかな 十五章(初)
|虫喰《むしく》ひの|柱《はしら》かついで|餓鬼連《がきれん》が
|高山昇《たかやまのぽ》る|影《かげ》の|憐《あは》れさ 十六章(初)
この|春《はる》は|百鳥千鳥万花《ももどりちどりよろづばな》
|今《いま》にヨメ(嫁)|無《な》いカカ(嬶)|無《な》いの|吾《わ》れ 十七章(初)
ポンドンの|節《ふし》の|破《やぶ》るる|恐《おそろ》しさ
|声《こえ》しきりなり|竹商《たけや》の|火災《くわさい》 十七章(初)
ほの|暗《くら》き|電燈《でんとう》の|下《もと》にて|乙女子《をとめご》が
|涙《なみだ》してゐる|又《また》も|笑《わら》つてる 十八章(初)
|肉眼《にくがん》にしかと|見《み》えねど|大空《おほぞら》に
はや|彗星《すゐせい》のさまよひ|初《そ》めぬ 十九章(初)
かんばしき|肉《にく》の|匂《にほ》ひを|虚猫《とらねこ》が
かぎつけ|窺《うかが》ふ|鶏《とり》の|囮《とや》の|辺《べ》 二十章(初)
|航行空中飛行船体《かうかうくうちゆうひかうせんたい》が
|時《とき》の|気流《きりう》に|遭《あ》ひて|墜落《つひらく》 二十章(初)
|地下深《ちかふか》く|潜《ひそ》みて|弥勒《みろく》の|経綸《けいりん》を
|為《な》せる|真人《まびと》の|早《はや》く|出《で》よかし 巻末(初)
|騒《さわ》がしきエトナの|山《やま》の|醜嵐《しこあらし》
いよいよ|益々《ますます》|激《はげ》しくなりぬ 巻末(初)