出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
物語37-0-1 | 1922/10 | 舎身活躍子 序 | 王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 霊界物語 |
詳細情報: 場面:
あらすじ 未入力 名称
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本文 文字数=2029
序
霊界物語も凡百の艱難を排除し、漸く三十六巻、原稿用紙百字詰四万五千枚、着手日数百八十日にて完結を告げました。しかしながら過去、現代、未来における顕、神、幽三界の際限無き物語なれば、到底三輯や四輯にてその大要を述べ尽す事は最も至難事であります。神命によれば、四万五千枚の原稿即ち四百五十万言の三十六巻を一集(実は三輯)としても、優にこれを四十八集口述せなくては、徹底的に解く事は出来ないとの話であります。さうすれば三百六十字詰四百頁を一巻として一千七百二十八巻を要し、瑞月が記録破りの大速力を以て、一年に三輯づつ口述するも、今後四十八年を要する訳になります。実に某新聞紙の評する如く阿房陀羅に長い物語でありますから、神界へ御願致して可成十輯位にし百二十巻位にて神示の大要を口述して見たいと思ひます。就ては瑞月王仁が霊界に仕へたる経路をも予め述べて置く必要ありと認め、第四輯『舎身活躍』の初において、『霊主体従』第一巻(第一篇)に漏れたる穴太における幽斎修行の状況や、綾部に来つて出口教祖に面会し神業に奉仕したる次第をも、略述べて読者の参考に供する事と致しました。またこの『舎身活躍』は『海洋万里』の継続的物語で、神素盞嗚尊が数多の神人を教養し、これを宣伝使として、四方の国々嶋々に遣はし、八岐大蛇や邪神悪狐の霊魂を言向和し、終に出雲の日の側上において、村雲の剣を得て天照大御神に奉り、五六七神政の基礎を築き固め、天下万民の災害を除き救世の大道を樹立したまひし、長大なる物語であります。アヽ惟神霊幸倍坐世。
大正十一年十月十二日 於五六七殿
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