出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
物語35-0-21922/09海洋万里戌 総説歌王仁三郎参照文献検索
キーワード: 物語
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あらすじ
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本文    文字数=1149

総説歌

 天地の神の御水火より  現はれ出でし人草は
 至粋至醇の神の御子  如何でか曲のあるべきぞ
 名位寿富の正欲に  心を砕く処より
 執着心てふ魔が憑り  種々雑多と焦慮りつつ
 体主霊従に落つれども  一朝神の光得て
 省みすれば元の神  神に代りて天地の
 大経綸に奉仕する  厳の力の太柱
 万の物の霊長ぞ  三五教の黒姫も
 一度は夫に魂抜かれ  海山越えてはるばると
 迷ひに迷ひ居たりしが  心に悔悟の花開き
 本つ御魂に復りてゆ  神の恵の幸ひて
 恋しき吾児に邂逅なし  歓び勇み捨てた児の
 玉治別と諸共に  自転倒島へ立帰り
 夫の君に廻り合ひ  麻邇の宝珠の神業に
 仕へて名をば万世に  輝かしたる物語
 聞くも目出度き次第なり  あゝ惟神々々
 御魂幸ひましませよ。  

   大正十一年九月十七日午後六時十五分



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