出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
物語33-99-21922/09海洋万里申 附記湯ケ島所感王仁三郎参照文献検索
キーワード: 物語
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本文    文字数=1158

付録 湯ケ島所感

 千早振神代のままの狩野川
  清き流れに魂を洗ひつ

 谷川の水瀬の音も淙々と
  清く響きぬ旅寝の枕に

 蒸し暑き晩夏の空を狩野川の
  涼しき森に身魂ひやしつ

 新しく作り了へたる珍の家に
  隔てなき友の寄りつ語りつ

 蝉蜻蛉熊蜂蝶と川の辺に
  遊びて神代の心地養ふ

 狩野川の中に浮べる湯ケ島の
  阿屋涼し水音清し

 川深み彼方の岸に渡さむと
  心の竹の橋をかけたる

 川と川に挟まれ涼しき林中に
  林姉妹静岡より来る

 速川の岩にせかれて波白し
  鮎を漁る人の背黒し

 吾憩ふ細谷川に尾を垂れて
  岩とび渡る鶺鴒一羽

 水眼鏡かけて片手に棹にぎり
  河童息子の魚漁るなり

 釣りあげた鮎やヤマメを嬉しげに
  めをと二人が眺め居るなり

   大正十一年八月廿五日 於伊豆湯ケ島



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