出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
物語33-0-11922/09海洋万里申 序歌王仁三郎参照文献検索
キーワード: 物語
詳細情報:
場面:

あらすじ
カラカミ 蕃神 = 韓神?
名称


 
本文    文字数=2736

序歌

 中津御代より体主霊従の  邪さの教蔓こりて
 吾等が遠津御祖たち  世人もろとも村肝の
 心は漸く人ながら  悪しき風習に移ろひて
 異しき卑しき蕃神を  専らと斎き奉りつつ
 高く尊き天地の  厳の御魂や瑞御魂
 御幸によりて惟神  大道の中に生れ出で
 食物衣服住む家等  なしとなすこと事ごとに
 大御恵を受けながら  神の大道を粗略に
 思ひ居る人多く出で  神に仕ふる大道は
 月日と共に廃れ行き  天津神等国津神
 祭れる神社も衰へて  皇神たちは弥放り
 放りて神の大稜威  隠ろひ玉ひ蕃神は
 所を得つつ天地の  大御祖神生神を
 押し籠めおきて空蝉の  世人を欺き美はしき
 神の御国を掻き乱し  汚せしことの慷慨しと
 思ふの余り大本の  皇大神の御教を
 よく説き明かし世の人に  普く厳の御恵み
 深き由緒を克く諭し  尊き珍の御柱に
 造り上げむと瑞月が  神の御命を畏みて
 大き正しき十の年  九月の中の八日より
 神のまにまに述べ立つる  尊き神代の物語
 編み初めしぞ嬉しけれ  あゝ惟神々々
 御霊幸はへましまして  この大本に集ひ来る
 信徒たちは言ふも更  普く世人に神界の
 奇しき消息の大略を  悟らせ玉へと願ぎまつる
 この時この際信徒は  各自霊の御柱を
 築き固めつつ厳御魂  瑞の御魂の説き諭す
 教を以ちて行く先も  如何なる曲神あらはれて
 異議曲論蔓り来るとも  交らひ口会ふ事もなく
 主一無適の信仰を  続けて経と緯糸の
 教を信なひ玉へかし  この世の御先祖と現れませる
 国常立大神は  三千年のいと長き
 あひだ根底の国深く  隠ろひまして現世を
 浦安国と平けく  知食さむと神議り
 議り玉ひし有難さ  あゝ惟神々々
 御霊幸はへましまして  奇しき神代の物語
 心静めて信徒が  読み上げ読み上げ大神の
 心を悟りて一日も  早く尊き大神の
 柱となりて神業に  仕へて世界を泰平に
 進め開かせ玉へかし  心も空しき瑞月が
 真心こめて天地の  神の御前に願ぎ奉る。

大正十一年九月十九日(旧七月廿八日)



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