出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
物語28-88-11922/08海洋万里卯 余白歌王仁三郎参照文献検索
キーワード: 和歌実作
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本文    文字数=2573

第二十八巻余白歌
|皆人《みなひと》の|眠《ねむ》りにつける|真夜中《まよなか》に
    さめよと|来鳴《きな》く|山郭公《やまほととぎす》    第十二章(初)
|郭公《ほととぎす》|声《こゑ》は|御空《みそら》に|鳴《な》き|涸《か》れて
    |月《つき》の|影《かげ》のみあとにふるへる   第十二章(初)
|神《かみ》の|道《みち》ふみ|分《わ》け|行《ゆ》けばうれし|野《の》の
    |木々《きぎ》の|梢《こずゑ》に|宿《やど》る|月《つき》かげ   第十五章(初)
|花散《はなち》りて|見《み》るかげもなき|梢《こずゑ》にも
    |月《つき》は|静《しづ》かに|輝《かがや》き|玉《たま》へり    第十五章(初)
|科戸辺《しなどべ》の|風《かぜ》の|姿《すがた》は|見《み》えねども
    |真帆《まほ》の|孕《はら》みを|眺《なが》めてぞ|知《し》る   第十七章(初)
|水底《みなそこ》に|影《かげ》をうつせし|松ケ枝《まつがえ》に
    |月《つき》は|澄《す》みけり|魚《うを》も|住《す》みけり   第十七章(初)
|玉《たま》の|身《み》を|千々《ちぢ》に|砕《くだ》きて|木下暗《こしたやみ》に
    ひそむ|千草《ちぐさ》を|照《て》らす|月影《つきかげ》    第十八章(初)
|君《きみ》|知《し》るや|高天原《たかあまはら》の|神《かみ》のそのに
    |身《み》は|他所《よそ》ながらかかる|心《こころ》を  第十八章(初)
|御空照《みそらて》る|月《つき》の|光《ひかり》のなかりせば
    よるの|旅路《たびぢ》をいかにとやせむ  第十八章(初)
|別《わか》れてもまた|逢坂《あふさか》の|関《せき》の|戸《と》を
    |開《ひら》かむ|道《みち》をそなへおかまし   第二十章(初)
|小雲川《こくもがは》ふかき|心《こころ》はとめずとも
    また|慕《した》はしくなるものぞかし  第二十章(初)
※初は初版の略