出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
物語27-0-31922/07海洋万里寅 総説歌王仁三郎参照文献検索
キーワード: 物語
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場面:

あらすじ
 あらゆる思想の悪風を、根本的に改革し、天壌無窮の神国を、堅きが上にも固めまし、神の御裔の大君の、御稜威を宇内に拡充し、臣たり民たる大道を、導き諭す大本。
名称


 
本文    文字数=2270

総説歌

 顕幽神の三界を  守らせ玉ふ国の祖
 国治立大神が  再びここに現れまして
 五六七の神代を建て玉ふ  空前絶後の御経綸
 凡ゆる思想の悪風を  根本的に改革し
 天壤無窮の神国を  堅きが上にも堅めまし
 神の御裔の大君の  稜威を宇内に拡充し
 臣たり民たる大道を  導き諭す大本を
 我の心に照り合はし  色々雑多と批評する
 似而非忠臣のあらはれて  誠の神の御教を
 傷つけ破る忌々しさよ  心次第に何事も
 鏡にうつる人の身の  如何で神意の解るべき
 小心翼々しながらも  広大無辺の神の道
 批評の権威は何処にある  頑迷固陋の邪神魂
 君と臣との道明かき  我霊の源泉の御神政
 瑞の御霊の説き諭す  教の旨が分らねば
 真の忠臣義士でない  自己の心を省みよ
 何れも偽善の凝まりぞ  人の事をば言ふよりも
 第一自分を省みよ  心恥かし事ばかり
 神にお詫をせにやならぬ  誠心誠意に立帰り
 ねぢけ心を除却して  円満清朗日月の
 輝き渡る神国魂  海の内外に示しみよ
 神の心も白波の  邪の道の曲人が
 神の憑りて作りたる  奇しき霊界物語
 お耳に触るも是非なけれ  これも霊魂の因縁で
 変性女子を先入的に  誤解し切つた世迷言
 この物語分らねば  大本神諭の真解は
 いつになつても付きはせぬ  あゝ惟神々々
 御霊幸はひましまして  理智に堕したる迷信を
 払ひ玉ひて実相の  真如の光与へませ
 世の悉は隈もなく  口ある限り説き諭す
 体主霊従の人々の  御気に入らない事ばかり
 言はねばならぬ我身魂  皇大神も見そなはし
 迷へる人の目を覚し  我神界の奉仕をば
 篤く守らせ給へかし。  

   大正十一年七月   於竜宮館



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