出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
物語27-0-11922/07海洋万里寅 序文王仁三郎参照文献検索
キーワード: 物語
詳細情報:
場面:

あらすじ
 大本教の教理を真解せむと欲すれば、どうしても本書をひもとかねばならない。
 物語は単に、現今の大本教信者のみのために口述したのではない。現幽神、すなわち三千世界の神仏、人類、および禽獣、虫魚、草木などに安息を与え、天国浄土を地上に建設せむために惟神的に三歳の童子の耳にも解し易からしめむと、卑近な語を用いて述べた神書である。
名称


大本教 筆先
 
本文    文字数=1454

序文

一、霊界物語もいよいよ二十七巻まで口述を終りました。一部の役員信者の間には、教祖の筆先をのみ偏信するの余り、霊界物語に対しては、殆ど眼もくれない人が偶にあるやうだ。否目も触れないのならば少しも差支へ無しとするも、頻りにその含蓄せる主要点をも極めず、何故か虫が好かぬとか言つて、無暗やたらと貶す人があるさうだ。しかしながら私は断言しておく。大本の教理を真解せむと欲せば、どうしても本書を繙かねば成らない事を。
一、私は単なる現今の大本教信者のみのために口述したのでは無い。現幽神即ち三千世界の神仏、人類及び禽獣、虫魚、草木などに安息を与へ、天国浄土を地上に建設せんために惟神的に三才の童子の耳にも解し易からしめむと、卑近な語を用ひて述べた神書である。神は智者、学者、強者のみに真理を諭し玉はず、誠の神恵は愚者、弱者をして克くその福音を味はしめ玉ふものである。この物語もまた右の御神慮に出でさせ玉ひたるものであります。一読すれば必ず何等かの光明に接する事は、私の深く信じて疑はない所であります。
   大正十一年七月二十八日(旧六月五日)   於竜宮館 王仁識



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