出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
物語25-2-5 | 1922/07 | 海洋万里子 酒の滝壺 | 王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 物語 | ||||
詳細情報: 場面: 冠島のクシの滝 あらすじ 清公は「自分の失敗は利己主義の罪によるものだ」と自覚し、「改心して名誉を回復しよう」とチヤンキーとモンキーを伴って、昔日の出神一行が上陸した冠島のクシの滝にやって来た。 清公は「逆境に立って初めて神の慈愛を知り、宇宙の真善美を味わうことができた。左守司となって日夜心を痛め、下らぬ野心の鬼に駆使されているよりも、こう身軽になって、何の束縛も無く、自由自在に活動し得る機会を与えられたのは、幸福なことだ」と嬉し涙を流す。チヤンキーは「神も仏も鬼も蛇も悪魔も、残らず自分が招くのだ。決して他から襲来するものではない。盗賊の用意に戸締りをするよりも、心に盗賊を招かないようにするのが肝要だ。一切万事残らず自分の心から招くものだから」と言う。 三人が酒の滝のところへ来ると、数十人の郷人がのたうちまわる大蛇の傍らで大幣を振り回し、宣伝歌を歌っていた。昔、この大蛇は山の竜神で、この滝で酒を飲んでいたが、日の出神がやってきてから酒が止まってしまった。そこで、大蛇は怒って郷の女子供を食べて、郷人を脅して、毎月果物の酒で滝壷を一杯にさせていた。 郷人は大蛇を倒し、これを逃れようと酒の中に茴香を混ぜておいた。また、数日前には郷人の一人のタリヤが大鎌を持ち、わざと大蛇に飲まれて、体内から大蛇を倒そうとしていた。それで、大蛇が苦しんでいたのだ。 清公は木陰に潜み、これを見ていたら、自分の体が動かないようになった。大蛇は死にもの狂いで、尾で村人を打ち、殺している。チヤンキーとモンキーも別の場所で腰を抜かしていた。清公はその尾に打たれ、チヤンキーとモンキーのいる所まで飛ばされ、腰が動かなくなった。 名称 飯依別 大蛇 清公 久木別 久々別 郷人 タリヤ チヤンキー モンキー 悪魔 幽霊 厳御魂 飯依彦 宇豆姫 大神 久木神 久々神 クロンバー 探女 醜女 スマートボール 高山彦 田依彦 面那芸神 時彦 祝姫 日の出神 副守護神 ブランジー 瑞の御霊 山の竜神 芳彦 竜宮様 黄竜姫 天津祝詞 茴香 宇宙 惟神 冠島 クシの滝 体主霊従 タカの港 竜の宮居 地恩郷 地恩城 ヒルの港 比礼 竜宮城 竜宮の一つ洲 竜宮の宮 利己主義 |