出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
物語22-0-1 | 1922/05 | 如意宝珠酉 序文 | 王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 物語 |
詳細情報: 場面:
あらすじ 第22巻は全巻中で最も執着心をいましめた巻である。 名称
現界 執着心 霊界 霊界物語 |
本文 文字数=1537
序文
過、現、未三界を通じたる宇宙精神の片鱗を漏らせし霊界物語も、漸く二十二巻、原稿用紙二万六千七百余枚に達しました。その中において最も執着心を戒めたるは、本巻の物語であります。
今日まで現界の何人にも発表されざりし霊界の物語、成るべく誤りなきやうと焦慮しつつ口述致しましたが、何分凡夫の身を以て広大無辺の宇宙の意思たる神意並びに出来事や、状況を述ぶるのでありますから、口述者が幾十年かの後、霊界に到つた時、神々より天下に誤謬を伝へた『太い奴』とお目玉を頂戴することの恐ろしき思ひに沈みつつ、止むを得ず口述したのであります。
神界の大神より本書を御覧になれば、九牛の一毛にも及ばず、かつ群盲象評的脱線物語をしよつたと叱責さるるは当然でありませう。しかし私は霊界へ行つた時、大神様に平身低頭陳謝するの覚悟を以て、舎身的に何神様かに口を藉して使つて貰つて居るばかりでありますから、何れ各階級の神々が、思ひ思ひの物語を遊ばし、当世の学者智者をして失笑せしめ、軽侮の念を抱かしむるやうなことも沢山あるでせう。
アヽ善言美辞鉄道の汽車が脱線しました。皆さん、御用心あれ。
大正十一年 旧五月三日 於松雲閣 王仁識
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