出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
物語21-0-11922/05如意宝珠申 序文王仁三郎参照文献検索
キーワード: 物語
詳細情報:
場面:

あらすじ
 時代に順応せよというのでは床次内相の訓戒であるが、無闇に外国のやり方ばかりに順応してはならない。
名称

床次内相
 
本文    文字数=1292

序文

 時代に順応せよとは、今日上流に立てる床次内相の訓戒であつた。しかしながら日進月歩の今日順応も結構だが、しかし無暗に外国の行方ばかりに順応してはならない。世界の趨勢に省み、建国の精神に背馳せないやうに、取捨選択するの必要がありませう。世界の大勢に順応しつつ国民を指導するのが、治者や学者の最も注意すべき義務であると思ふ。瑞月が神命によりて、この物語を口述するのもまた今日一般の人々、即ち老若男女貴賤智愚の区別なく諒解出来得るやうにと、卑近な言葉を使つて、多数者の知識の程度に順応しつつ、神意の一部を発表指導する考へであります。故に所謂智者学者の眼より見れば、実に約らない物語たることは、口述者においては百も千も承知の上のことであります。要するにこの物語は、神、幽、現三界の状況や、神の大御心の一端や、神理の片鱗を描き出したに過ぎませぬ。読者幸ひに諒せられむ事を希望致します。
   大正十一年五月二十一日 旧四月廿五日
      口述著者 王仁識



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