出口王仁三郎 文献検索
リンク用URL http://uro.sblog.jp/kensaku/kihshow.php?KAN=18&HEN=0&SYOU=1&T1=&T2=&T3=&T4=&T5=&T6=&T7=&T8=&CD=
原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
物語18-0-1 | 1922/04 | 如意宝珠巳 序 | 王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 物語 |
詳細情報: 場面:
あらすじ あらすじ 名称
お玉 黒姫 瑞月 高姫 玉照姫 竜宮の乙姫 北山村 魔窟が原 |
本文 文字数=1113
序
梅は散りて漸く赤坊の青い頭を名残に留め、山桜薫るも七日また匂ふ、七日の空の遅桜、首尾よく散りて葉桜の、新装凝らす晩春の、頭もぽかぽかする陽気、素敵滅法界もない銀杏の大古木が、図体にも似気ないデリケートな若葉の衣を着た姿もまた一見の価値無きにしもあらず、万寿山の新緑時々刻々に芽を吹き出す惟神的天地の活動、心の空もドンヨリと、曇り勝ちなる瑞月が、瑞祥閣の奥の間で、述べる霊界物語、十八番の言霊の、お筥を叩き口たたく、竜宮城の乙姫の憑りたまひし肉の宮と、誇り顔なる黒姫が、千思万慮の経綸も、明けて悔しき玉手箱、玉照姫の生魂と、母のお玉を引き抜かれ、魔窟ケ原の地下室を放棄し、北山村の高姫が本城に悄然として帰り行くまでの錯雑なる物語、過去、現在、未来に亘り読む人々の心に写る千姿万態の面白き語草、短き春の夜の夢心地して現を抜かすと云爾。
オニドでるび付原文を読む オニド霊界物語Web