出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
物語16-0-31922/04如意宝珠卯 総説歌王仁三郎参照文献検索
キーワード: 物語
詳細情報:
場面:

あらすじ
 16巻の内容と、筆録者読み込み歌。
名称

悪魔 厳の御魂 大八州彦神 木の花咲耶姫 最勝妙如来 神霊 地蔵尊 神素盞鳴大神 瑞月 大日如来 豊国姫 和魂 日の出神 分霊 曲津 瑞の御魂 弥勒神 妙音菩薩
メポタミヤ 天の橋立 綾の高天原 大島 神実 冠島 錦水亭 九月八日 沓島 言霊閣 神界 瑞祥閣 豊葦原の八州国 弥仙山 三月三日 五六七殿 メソポタミヤ 竜宮館 和知川
 
本文    文字数=4307

総説歌

 廿五年の時つ風  待ちに待つたる三月三日
 梅は散れども桃李の花  香も馥郁と天地の
 神の集まる園の内  物は言はねどおのづから
 小径をなして集ひ来る  民は豊に豊国姫の
 貴の命の分霊  瑞の御魂の開け口
 深き恵は大八洲彦  神の司の遠近に
 輝き亘る三五の  月の教は五六七殿
 神代を明かす物語  清く伝へて末の世の
 鑑となさむ礎を  修理固成し瑞霊
 厳の霊を経となし  緯機織りなす瑞月が
 過去と未来と現在に  亘りて述ぶる言の葉も
 栄ゆる天の橋立や  文珠の智慧の神心
 身は虚空蔵の空に置き  妙音菩薩、最勝妙如来
 三十三相の観世音  大日如来と現はれし
 日の出神の御活動  木の花四方に咲耶姫
 松の神世の開くまで  深き経綸は弥仙山
 曲津の荒ぶ世の中に  心を配り気を配り
 この世を渡す地蔵尊  神も悪魔も助け行く
 大慈大悲の弥勒神  現はれ出でて治す世は
 亀の齢の瑞祥閣  御空に高く舞鶴の
 神代の幸を冠島  畏き御代に大島や
 人に踏まるる沓島の  小島の果に至るまで
 あら有難や荒波に  漂ふ世人を助けむと
 綾の高天原に現はれて  教を流す和知の川
 金竜銀竜舞ひ遊ぶ  綾と錦の錦水亭
 言霊閣は大空に  雲を圧して聳ゆれど
 暗に迷へる人の目は  神の光も三重の塔
 梅さく苑や常磐木の  小松茂れる竜宮館
 春の嵐に吹かれつつ  教御祖を祀りたる
 珍の御舎ふしをがみ  身を横たへて神霊の
 厳しき鞭に打たれつつ  横に立てりて述べてゆく
 神素盞嗚の大神が  生ませ給ひし八柱の
 心優しき乙女子が  メソポタミヤの楽園を
 後に眺めて四方の国  父の尊の遭難を
 風の便りに聞きしより  豊葦原の八洲国
 西や東や北南  国の八十国八十の島
 隈なく尋来て大神に  廻り会はむと御跡を
 慕ふ心の矢も楯も  堪りかねてぞ種々に
 姿をやつし出で給ふ  悲しき神代の経緯を
 三月三日に因みたる  瑞の御魂の和魂
 畏き御代に大八洲彦  神の司の神実を
 高天原に神集ふ  教司や信徒が
 赤き心の花開く  神の都の五六七殿
 斎き祀りて演芸の  守りの神と斎ひつつ
 誠一つの教子は  神と君とに二心
 吾あらめやと仕へ行く  三四の栄は五までも
 六び栄えよ七の国  神徳かをる大八洲
 九つ花の咲き出でて  常夜の闇を照らし行く
 十曜の神紋きらきらと  輝く棟を眺めつつ
 玉の御柱つき固め  栄ゆる御代を松村や  (松村仙造)
 御国の先祖(仙造)と現れませる  国常立の大神の
 教を開き北村や  隆々光る神の教  (北村隆光)
 外山の霞かきわけて  豊二昇る朝日影  (外山豊二)
 山の尾の上を照らしつつ  百花千花は馥郁と  (山上郁太郎)
 輝き渡り澄みわたり  薫るもゆかし教の花
 遠つ(藤津)神代の昔より  幾億年の末までも  (藤津久子)
 見きはめ尽す久方の  神の御言をいや加藤  (加藤明月)
 項に受けて説き明かす  三五の月の数みちて
 四四十六の菊の巻  九月八日の神界の
 錦の機の糸口を  結ぶも嬉し道の友
 栄五六七の末までも  堅磐常磐に宣り伝ふ
 口の車や筆の梶  果しもあらず進み行く
 今日の生日ぞ芽出たけれ  あゝ惟神々々
 霊幸倍坐世よ。  

(大正一一・四・五 旧三・九 松村真澄録)



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