出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
物語16-0-11922/04如意宝珠卯 序文王仁三郎参照文献検索
キーワード: 物語
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あらすじ
 本巻より、現代の日本国内における太古の霊界物語が始まる。15巻までは天教山および大台ケ原を除くほか、すべて海外諸国の物語である。
 16巻のあらすじ。
名称

厳の御魂 鬼雲彦 鬼武彦 国武彦命 国治立命 黒姫 邪神 神素盞鳴大神 皇大神 高姫 豊国姫尊 英子姫 白狐 分霊 瑞の御魂 悦子姫
大江山(たいこう) 天の橋立 綾の高天原 ウラナイ教 大江山 自転倒島 大台ケ原山 顕恩郷 剣尖山 大江山(たいこう) 丹後 天教山 バラモン教 真奈井嶽 禊 メソポタミヤ 由良の港 竜燈松 蓮華台
 
本文    文字数=1885

序文

 いよいよ本巻より、古称自転倒島すなはち現代の日本国内における、太古の霊界物語となりました。十五巻までは天教山および大台ケ原山を除く外すべて海外諸国の物語です。
 本巻には、神素盞嗚大神の生みませる八乙女の御一人、英子姫が、メソポタミヤの顕恩郷より、邪神のために老朽船に乗せられて海原に流され、漸くにして日本海を横断り、丹後国天の橋立附近の竜燈松の根元に安着し、大江山に割拠せるバラモン教の大棟梁鬼雲彦の部下の悪党どもに出会ひ、種々辛酸を嘗め、遂には由良の湊の人子の司秋山彦の館に身を遁れ、ゆくりなくも、父素盞嗚大神および国治立命の御分霊なる国武彦命に面会し、大江山に鎮まり給ふ鬼武彦一派の白狐に救はれ、或はウラナイ教の棟梁株、高姫、黒姫の死者狂の大活動より、剣尖山麓の谷川における御禊の修業、皇大神の貴の御舎の建設ならびに天の真名井嶽に向つて、悦子姫は四五の従者と共に進み入り、豊国姫尊の御降臨地を探ぬる一条や、厳の御魂、瑞の御魂の大神が、綾の高天原の蓮華台上に、神秘的経綸の基礎を開き給ふ深遠なる経緯の大略を述べて置きました。猶引続き数巻に亘り内地の物語であります。
 数十万年前の神代の物語にも抱はらず、近代の言語または出来事などを引証して有りますから、懐疑の念を以て迎へらるる読者もありませうが、神々様の意思を表白する便宜上用ひられたのでありますから、悪しからず御諒解を願ひます。
  大正十一年旧三月二十日
    於瑞祥閣 王仁識



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