出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
物語14-0-21922/03如意宝珠丑 信天翁(四)王仁三郎参照文献検索
キーワード: 物語
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あらすじ
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名称


 
本文    文字数=1867

信天翁四

 曲亭馬琴の向を張り  止め度も無しにダラダラと
 長い寝言の物語  その内容は大本の
 幹部の誰彼目標に  命の仮名を附会して
 またもや現世に有名な  人物数多藉り来たり
 △△の神に仕立て上げ  大本教の過去未来
 現在までも描き出し  王仁の妄想を挿入し
 解らぬやうに扮色し  江原小弥太の作りたる
 新旧約や大乗経  甘く種をば漁りつつ
 幹部の外は誰も知らぬ  カラクリなりと強誣なし
 阿呆陀羅長い物語  なぞとケチをば附けて居る
 イカサマ新聞紙が現はれた  彼の記述に面白い
 一丁ばかり遠くから  見え分くるやうな大字にて
 書いた原稿二十二巻  二万六千七百枚と
 自称して居る云々と  よくも馬鹿気た言をいふ
 ソンナ原稿が世界中  探しても有らう筈が無い
 馬鹿を尽すもほどがある  いかに新聞紙の責任を
 知らぬ記者だと飯田とて  コリヤまたゑらい脱線だ
 時候の勢で逆上せたか  無責任にもほどがある
 余りの事で呆れ果て  言葉も出ない次第なり
 それのみならず瑞月が  一身上に相関し
 捏造記事を満載し  中傷悪罵のありたけを
 尽して快哉叫ぶとは  非人道にもほどがある
 アヽ惟神々々  御霊幸はひましまして
 彼等が心に潜みたる  醜の邪神を逸早く
 祓清めて真心に  救はせ玉へ天地の
 尊とき神の御前に  謹み敬ひ願ぎ奉る。

  大正十一年十月
    王仁識



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