出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
物語12-0-3 | 1922/03 | 霊主体従亥 総説歌 | 王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 物語 |
詳細情報: 場面:
あらすじ 筆録者の名前の読み込み歌 名称
|
本文 文字数=2936
総説歌
葦原の瑞穂の国の中津国 その真秀良場や青垣の
山を四方にめぐらして 流れも清き小雲川
淵瀬と変る世の中は めぐりめぐりて二十四年
地の高天原も治まりて 鬼の姿もみずのえの
大蛇探女も戌の春 干支もめぐりて如月の
今日の八日は三めぐりの 月日の車後にして
梅が香薫る月の空 高く輝く瑞月は
八重黒雲につつまれて 浮世のなやみ覚りたる
神のめぐみの幸はひて 心の岩戸開きつつ
明れば二月九つの 日は西山に傾きて
月照る夜半の独寝の 夢を破りし芙蓉山
神の使の現みたま 五六七の御代を松岡の
使の神に誘はれ 千歳の松の繁り合ふ
堅磐常盤の巌窟に さしこもらひて天地の
神の教を受継し 名も高熊の岩の前
天津御空に月照の 神はわが身を照しつつ
鎮魂や帰神 審神の道も授けられ
現界、神界、幽界を 産土神に伴はれ
須弥仙山に攀ぢ登り 宇宙の外に身を置きて
過去と未来と現在の 世の状況を悟りたる
十二の干支も三廻りの いよいよ今日は村肝の
心洗ひて霊界の 奇しき尊き語り言
十二の干支に因みたる 十二の巻の筆始め
松の大本神の村 弥仙の山を仰ぎつつ (松村仙造)
天地造化の物語り 月は外山の頂に (外山豊二)
豊二かがやき岩田かく 夜も久方の太御空 (岩田久太郎)
隈無く照れる谷村や 藤津久子や高木氏 (谷村真友・藤津久子・高木鉄男)
中野祝子や武郷氏 真の友の寄り合ひて (中野祝子・同武郷)
神世に進む加藤時代 新月空に明らけき (加藤新明)
梅の花咲く今日の春 めぐりめぐりて北村の (北村隆光)
神の稜威は隆光る 本宮山の上下に (山上郁太郎)
百花千華馥郁と 咲き匂ひたる太元の
神の教の名西負ふ 本宮村の真秀良場に (西村徳治)
神の御徳もいやちこに 清く治まる五六七の世
松の常磐の心もて 神の教を説き啓く
松雲閣の奥の間に 厳の御魂の開きたる (松雲閣)
神世を経の御教言 うまらに委曲に説き別くる
錦の機の緯糸の 横たはりつつ緯の役
つとむる今日ぞ芽出度けれ。
大正十一壬戌年三月六日 旧二月八日
於松雲閣 王仁
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