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原著名出版年月表題作者その他
物語11-0-41922/03霊主体従戌 総説歌王仁三郎参照文献検索
キーワード: 物語
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あらすじ
 第11巻のあらすじ
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本文    文字数=2703

総説歌

 久方の天津御空の八重雲を  伊都の千別きに掻別けて
 天降りましたる諾冊の  神の命の二柱
 豊葦原の瑞穂国  造りなさむと千万に
 心つくしの立花の  天教山の阿波岐原に現れまして
 八尋の殿を見たてまし  月日も清く澄渡る
 五六七の御代を建てむとて  大海原に漂へる
 国の司と豊国の  姫の命の瑞御魂
 神素盞嗚の神を生み  百の神人平けく
 治めしめむとし給ひし  大御心も潮沫の
 こおろこおろにかき乱れ  山の尾の上や川の瀬に
 八十の曲津のさやりゐて  山川どよみ国土も
 万の物も皆騒ぎ  常夜の暗となり響く
 豊国姫と現れませる  国大立の大神は
 神素盞嗚と現はれて  月照彦や大足彦
 少名彦神弘子の  彦の命を国々の
 守りの神と言よさし  天津誠のあななひの
 教を開き給へども  曲のみたまの猛くして
 天足の彦や胞場姫の  汚れ果てたる分霊
 末つみたまの鬼大蛇  醜女探女や曲神と
 なりてこの世を乱しける  神素盞嗚の大神は
 神伊弉諾の大神の  よさしのままに生魂
 四方に配らせ給へども  隙行く駒の荒れ狂ひ
 黒白も分かぬ暗の世の  黄泉の島の戦ひは
 神の稜威に凪ぎつれど  あちらこちらに散りはてし
 八岐の大蛇や曲鬼や  醜の狐の醜魂は
 侮り難き勢の  八洲の国を掻乱す
 堅磐常盤の神の世を  経と緯との二柱
 現はれまして野立彦  野立の姫の御心を
 配らせ給ひて麻柱の  道を開かせ天地に
 塞がる醜の村雲を  伊吹払ひに払はむと
 神の御鼻になりませる  神素盞嗚の大神は
 天教地教の神の山  黄金山や万寿山
 霊鷲山に集まりし  神の司に言依さし
 大海原に漂へる  八洲の国を開かむと
 青雲別の宣伝使  白雲別や三葉彦
 東雲別や久方の  彦の命を遣はして
 神の稜威も高彦の  天児屋根の神司
 天津祝詞の神言に  醜の雲霧払ひ行く
 あゝ勇ましき神の業  神の御業の物語
 十余り一つの巻の初めに  高天原の神々の
 奇しき貴き活動を  三五の月の面清く
 説き明すこそ目出度けれ。  




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