出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
物語09-88-1 | 1922/02 | 霊主体従申 余白歌 | 王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 和歌実作 |
詳細情報: 場面:
あらすじ 未入力 名称
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本文 文字数=8716
第九巻余白歌
|久方《ひさかた》の|天《あめ》の|八重雲《やへくも》|押《お》し|開《ひら》き
|地《ち》に|降《くだ》ります|三柱女神《みはしらめがみ》よ 第一章(三)
|五月雨《さみだれ》の|空鳴《そらな》き|渡《わた》る|郭公《ほととぎす》
|血《ち》もかれはてて|四方《よも》にさまよふ 第二章
|言《い》へば|言《い》へそしらばそしれ|今《いま》はただ
|神《かみ》の|御心《みむね》に|任《まか》すばかりぞ 第二章
|桃《もも》の|実《み》は|分《わか》れて|三《み》つの|魂《たま》となり
|大海原《おほうなばら》の|波《なみ》に|浮《うか》べり 第三章(三)
|大空《おほぞら》に|雷鳥《らいてふ》の|声《こゑ》かしましく
|轟《とどろ》く|春《はる》を|山桜散《やまざくらち》る 第四章(三)
|山桜《やまざくら》|今《いま》を|盛《さか》りと|咲《さ》きほこる
|庭面《にはも》に|立《た》ちて|御代《みよ》を|思《おも》へり 第四章(三)
|天地《あめつち》の|神《かみ》に|仕《つか》へて|日《ひ》の|御子《みこ》に
|赤《あか》き|心《こころ》を|尽《つく》しまつらな 第四章
|乱《みだ》れたる|世《よ》を|治《をさ》めむと|祈《いの》るこそ
わが|大本《おほもと》の|教《をしへ》なりけり 第四章
|待《ま》つ|甲斐《かひ》や|有馬《ありま》の|山《やま》の|松ケ枝《まつがえ》に
|澄《す》み|渡《わた》りたる|望《もち》の|月影《つきかげ》 第四章
|大神《おほかみ》の|道《みち》|踏《ふ》み|分《わ》けて|進《すす》む|身《み》にも
|醜《しこ》の|曲神《まがかみ》|時《とき》じく|障《さや》りく 第五章
|浪《なみ》|狂《くる》ひ|船《ふね》は|岩根《いはね》に|砕《くだ》くとも
|愛善《あいぜん》の|神《かみ》は|守《まも》り|給《たま》はむ 第五章(三)
|比類《ひるい》なき|神《かみ》の|大道《おほぢ》を|醜草《しこぐさ》の
|蔓延《はびこ》り|塞《ふさ》ぐ|忌《いま》はしの|代《よ》や 第七章
|常世《とこよ》|往《ゆ》く|烏羽玉《うばたま》なせる|暗《くら》き|世《よ》の
|光《ひかり》とならむ|吾願《わがねが》ひかな 第七章(三)
|立替《たてかへ》の|日《ひ》は|迫《せま》りたり|吾《われ》は|今《いま》
|立直《たてなほ》しすと|静《しづか》にはかりつ 第七章(三)
|立替《たてかへ》は|手間《てま》いらねどもその|後《のち》の
|立直《たてなほ》しこそ|大謨《たいもう》なりけり 第七章(三)
|言《い》ふてよき|事《こと》は|言《い》はずに|言《い》はずとも
よきことを|言《い》ふ|醜人《しこびと》あはれ 第七章
|大本《おほもと》の|金門《かなど》を|破《やぶ》る|醜《しこ》の|仇《あだ》は
|筆《ふで》と|舌《した》との|剣《つるぎ》なりけり 第十一章
|宰相《さいしやう》の|徳《とく》なき|人《ひと》の|立《た》つ|御代《みよ》は
|怨嗟《ゑんさ》の|声《こゑ》に|閉《とざ》されて|居《を》り 第十六章(三)
|外国《とつくに》の|醜《しこ》の|教《をしへ》の|本城《ほんじやう》も
|棟木《むなぎ》に|生《わ》ける|白蟻《しろあり》の|群《むれ》 第十七章(三)
|日本《ひのもと》の|神《かみ》の|教《をしへ》を|余所《よそ》にして
からの|教《をしへ》に|迷《まよ》ふたぶれよ 第十七章(三)
|春《はる》|深《ふか》み|桜《さくら》の|花《はな》は|匂《にほ》ふ|夜《よ》の
|月《つき》にとどろく|鳥船《とりふね》の|音《おと》 第十七章(三)
|松《まつ》の|葉《は》の|心《こころ》になりて|世《よ》を|渡《わた》れ
|細《ほそ》くかたくて|風《かぜ》に|破《やぶ》れず 第十八章(再)
|伸《の》び|縮《ちぢ》み|心《こころ》の|船《ふね》のままぞかし
|神《かみ》の|経綸《しぐみ》は|人《ひと》にありせば 第十九章
|春《はる》|深《ふか》み|桜《さくら》の|花《はな》も|匂《にほ》ふ|夜《よ》の
|月《つき》に|轟《とどろ》く|鳥船《とりふね》の|音《おと》 第十九章
|大神《おほかみ》の|教《をしへ》の|妨《さまた》げするがなる
|醜神《しこがみ》つかさ|助《たす》けたきもの 第十九章
|葦原《あしはら》や|悪木《あしき》|醜草《しこぐさ》|蔓延《はびこ》りて
|誠《まこと》の|道《みち》を|塞《ふさ》ぎけるかも 第十九章
|三五《あななひ》の|月《つき》の|教《をしへ》はうば|玉《たま》の
|暗路《やみぢ》を|照《て》らす|光《ひかり》なりけり 第二十章(再)
|村雲《むらくも》に|包《つつ》まれて|啼《な》く|吐血鳥《ほととぎす》
|一度《ひとたび》は|聞《き》け|忍《しの》ぶ|思《おも》ひを 第二十一章
まことある|神《かみ》の|誠《まこと》のとりつぎを
はやすけに|来《こ》よ|誠《まこと》ある|人《ひと》 第二十三章(三)
|富士《ふじ》といふ|謎《なぞ》を|覚《さと》らず|高山《たかやま》の
|動《うご》くと|見《み》るは|愚《おろか》なりける 第二十五章
|温《あたた》かき|言葉《ことば》の|花《はな》は|人皆《ひとみな》の
|荒《あら》き|心《こころ》を|和《やはら》ぐるなり 第二十六章
|和田《わだ》の|原《はら》|浮《うか》べる|八十島《やそしま》|八十《やそ》の|国《くに》は
|皆《みな》|大神《おほかみ》の|御秀処《みほと》なりけり 第二十九章(三)
|常世往《とこよゆ》く|闇《やみ》の|深《ふか》きに|日月《じつげつ》の
|光包《ひかりつつ》みて|風荒《かぜあ》るるなり 第三十章(三)
いつ|迄《まで》も|誠心《まことごころ》を|望月《もちづき》の
|光《ひか》りかがやく|神《かみ》の|大道《おほみち》 第三十章
|身《み》も|魂《たま》も|神《かみ》に|捧《ささ》げて|進《すす》み|行《ゆ》く
|松竹梅《まつたけうめ》の|心《こころ》たふとき 第三十章
むすぼれし|心《こころ》の|髪《かみ》をときほどく
|奇《く》しき|教《をしへ》は|神《かみ》の|御言葉《みことば》 第三十六章(再)
※三は三版、再は再版の略