出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
物語09-0-11922/02霊主体従申 序歌王仁三郎参照文献検索
キーワード: 物語
詳細情報:
場面:

あらすじ
 筆録者名読み込み歌。
名称


 
本文    文字数=1991

序歌

 やらはれて水の都へ下りけり
  瑞の御霊の神にならひて

 千早振る神の教を伝へむと  善しも悪しきも難波江の
 都の空をあとに見て  心も清き月照彦の
 神の命と諸共に  花の都の鶏頭城
 蒲団着て寝たる姿の東山  三十六峰風も冷き山颪
 春とはいへど北山に  雪は真白に残りゐて
 心の奥は鞍馬山  一つ火輝く愛宕の嶺
 折から吹き来る嵐山  神の恵も高尾山
 紅葉の色のわが心  夜半の嵐に大足彦の
 神のみたまと諸共に  塞も高き底の国
 根もなき荊棘に囲まれて  利鎌の月は西の空
 心もかたく七五三の中  いつかは晴れむ綾錦
 丹波の空を眺めつつ  心をくばりし今日の宵
 早や一年もめぐりきて  月ぬ思ひも幽世の
 神の御業の物語  東尾見れば聖護院
 神のま森も良仁や  教の花も桜井の
 春も近づく紀元節  教の道の加藤時代
 ひかれてここに北村の  水さへ清く月澄める
 池沢原の隈もなく  思はぬ耻をかきの内
 審判の廷に出でにけり  あゝ思ひきや思ひきや
 御国のために尽す身の  審判の廷に立たむとは
 神の教も白波の  醜のつかさの醜言に
 身はままならぬ籠の鳥  空鳴きわたる吐血鳥
 四匹の亀に迎へられ  心も浅野の文学士
 籠を出口の瑞月が  高天原に帰りたる
 今日の生日を思ひ出で  教の御子の手をかりて
 名さへ目出度き瑞祥の  閣に記念と書きしるす
 アヽ惟神々々  御霊幸はへましませよ。

   大正十一年二月十二日
     瑞祥閣に於て 王仁



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