出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
物語08-88-11922/02霊主体従未 余白歌王仁三郎参照文献検索
キーワード: 和歌実作
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本文    文字数=9224

第八巻余白歌
|谷底《たにぞこ》に|育《そだ》ちし|木々《きぎ》は|直《すぐ》なれば
    |国《くに》の|柱《はしら》を|採《と》るに|具《ふさ》はし       第二章
|高山《たかやま》に|生《お》ひたる|木々《きぎ》は|曲《まが》りゐて
    |柱《はしら》に|成《な》らぬものばかりなり    第二章
いと|高《たか》き|大内山《おほうちやま》の|一《ひと》つ|松《まつ》に
    |鶴《つる》|巣籠《すごも》りて|日《ひ》の|出《で》を|歌《うた》へり     第三章
|道程《みちのり》は|余程《よほど》|遠《とほ》きに|似《に》たれども
    |神《かみ》から|見《み》れば|唐《から》も|一所《ひととこ》     第七章
|火《ひ》と|水《みづ》の|二《ふた》つの|柱《はしら》|世《よ》に|出《い》でぬ
    これが|誠《まこと》の|火水世《かみよ》の|礎《いしずゑ》      第七章
|世《よ》の|人《ひと》の|渡《わた》る|危《あやふ》き|丸木橋《まるきばし》を
    |今取《いまと》り|替《か》へし|神《かみ》の|掛橋《かけはし》       第九章
|松《まつ》の|世《よ》を|来《き》たさむために|永久《とこしへ》に
    |神力《ちから》|隠《かく》して|経綸《しぐみ》せし|神《かみ》       第九章
|天地《あめつち》の|神《かみ》の|怒《いか》りも|最《い》と|深《ふか》し
    |堪《こら》へ|忍《しの》びの|袋破《ふくろやぶ》れて      第九章
|大本《おほもと》の|神《かみ》は|表《おもて》に|現《あら》はれて
    |百《もも》の|国々《くにぐに》|神代《かみよ》に|開《ひら》かす       第十章
|六十路《むそぢ》をば|越《こ》えたる|男子《をのこ》が|現《あら》はれて
    この|世《よ》のかぎり|光《ひか》り|照《て》らさむ    第十章
|三千年《みちとせ》の|世《よ》の|立替《たてかへ》も|迫《せま》りけり
    この|行《ゆ》く|先《さき》は|心《こころ》ゆるすな      第十章
|空蝉《うつせみ》の|定《さだ》め|無《な》き|世《よ》の|吾《われ》なれば
    こころも|身《み》をも|神《かみ》に|任《まか》せむ     第十三章
いまだ|世《よ》になかりし|大《だい》なる|災厄《さいやく》の
    |来《きた》る|思《おも》へば|恋《こひ》しき|神《かみ》なり    第十三章(校)
|世《よ》の|人《ひと》の|知《し》らぬ|楽《たの》しき|神《かみ》の|道《みち》に
    |栄《さか》えの|花《はな》は|常永《とは》に|咲《さ》きぬる     第十三章
|千早振《ちはやぶる》|神《かみ》の|踏《ふ》まれし|正道《まさみち》を
    つぶさに|教《をし》へ|諭《さと》すこのふみ    第十四章
|昔《むかし》より|話《はなし》にさえも|聞《き》かざりし
    |世《よ》の|変遷《へんせん》を|思《おも》ふ|春《はる》なり     第十四章(校)
|日《ひ》に|月《つき》につもりし|罪《つみ》や|穢《けがれ》をば
    |瑞《みづ》の|霊《みたま》によりて|清《きよ》めむ     第十四章
|如何《いか》にせば|神《かみ》の|御言葉《みことば》|悟《さと》り|得《え》む
    |知慧《ちゑ》も|力《ちから》もなき|人《ひと》の|身《み》は     第十五章
|万国《くにぐに》の|穏《おだ》やかを|祈《いの》れ|道《みち》の|人《ひと》よ
    |生《うま》れし|国《くに》の|幸《さち》はなほさら     第十八章
|世《よ》の|業《わざ》にさかしき|人《ひと》は|皇神《すめかみ》の
    |真《まこと》の|道《みち》に|愚《おろか》なりけり      第十八章
|皇神《すめかみ》のみのりを|写《うつ》す|此《こ》の|神書《ふみ》は
    とこよのやみを|照《てら》すともし|火《び》    第十九章
|大神《おほかみ》の|道《みち》ふみ|迷《まよ》ひ|自《おのづ》から
    |皆狼《みなおほかみ》となり|果《は》てにけり   第二十二章
|山川《やまかは》も|一度《いちど》にどよむ|世《よ》となりて
    |百神《ももがみ》たちは|荒《あ》れ|狂《くる》ふなり   第二十三章(校)
|高山《たかやま》の|頂《いただ》きを|見《み》れば|眼《ま》のあたり
    |八重村雲《やへむらくも》のかかる|忌々《ゆゆ》しさ    第二十四章
|八雲立《やくもたつ》|出雲《いづも》|八重垣《やへがき》|九重《ここのへ》に
    |十重《とへ》に|二十重《はたへ》に|包《つつ》む|村雲《むらくも》     第二十五章
|村肝《むらきも》の|心《こころ》の|奥《おく》も|白真弓《しらまゆみ》
    |曳《ひ》きて|返《かへ》らぬ|横矢《よこや》こそ|憂《う》き    第二十六章
|天災地変《わざはひ》を|指折《ゆびを》り|数《かぞ》へ|松虫《まつむし》の
    |冬《ふゆ》の|霜《しも》さき|憐《あは》れなりけり     第二十九章
|大神《おほかみ》の|心《こころ》の|奥《おく》を|覚《さと》りなば
    ただ|一口《ひとくち》の|言《こと》の|葉《は》も|出《で》ず     第二十九章
|神業《かむわざ》をなすのが|原《はら》の|玉草《たまくさ》は
    |踏《ふ》まれ|蹂《にじ》られ|花咲《はなさ》きて|居《を》り    第三十二章
|立直《たてなほ》しそりや|立替《たてかへ》とかしましく
    さへずる|百舌《もづ》の|声《こゑ》ぞ|忌々《ゆゆ》しき   第三十三章
|新《あたら》しき|御代《みよ》|生《うま》れむと|折々《をりをり》に
    |人《ひと》の|驚《おどろ》く|事《こと》のみ|出《い》で|来《く》も   第三十五章(校)
|村肝《むらきも》の|心《こころ》の|底《そこ》も|見《み》ゆる|哉《かな》
    |言葉《ことば》の|玉《たま》の|転《ころ》ぶまにまに     第三十八章
|火《ひ》の|性《さが》は|横《よこ》なり|水《みづ》の|性《さが》は|縦《たて》
    なれども|水《みづ》は|横《よこ》に|流《なが》れつ    第三十八章
|機《はた》の|緯織《よこお》る|身魂《みたま》こそ|苦《くる》しけれ
    |一《ひと》つ|通《とほ》せば|三《み》つも|打《う》たれつ    第三十八章
|打《う》たれても|断《き》れずもつれず|綾錦《あやにしき》
    |織《お》り|成《な》す|瑞《みづ》の|御魂大神《みたまおほかみ》      第三十八章
|言霊《ことたま》の|幸《さちは》ひ|助《たす》くる|神国《かみくに》に
    |生《うま》れて|如何《いか》で|世《よ》をば|歎《なげ》かむ  第三十九章(校)
|月《つき》も|日《ひ》も|西《にし》へかくるる|如見《ごとみ》ゆれ
    |月《つき》の|船《ふね》こそ|東《ひがし》へ|進《すす》める   第三十九章(校)
|音《おと》もなく|静《しづか》に|積《つも》る|白雪《しらゆき》の
    |清《きよ》きは|神《かみ》の|心《こころ》なりけり     第四十一章
※校は昭和十年三月、王仁校正時に挿入