出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
物語08-0-31922/02霊主体従未 総説王仁三郎参照文献検索
キーワード: 物語
詳細情報:
場面:

あらすじ
 霊界物語の出版は、教祖の霊界からの指示があったからだ。
名称


 
本文    文字数=1449

総説

 最も戦慄すべく、最も寒心すべき猛鷲の、暗雲の中より飛来して、聖処を荒し暴威を振はむとする三日前の夜半、松雲閣に瑞月が心淋しく横臥せる枕頭に、忽然として現はれたまへる教祖の神影、指示桿を以て、三四回畳を打ち賜ふ様、恰も馬に鞭打つが如きその御模様、瑞月は直ちに起き直り、頓首合掌しながら、『いよいよ明日より神界の御命の如く霊界物語の口述に着手致しますから、御安心下さいませ』と申上げるや、直ちに打ちうなづき莞爾として貴き麗しき神姿を隠させ賜ひました。それよりいよいよその翌日なる昨年十月十八日より着手することになりましたが、教祖の御加護日に月に加はり御蔭を以て病気中にもかかはらず、漸く第八篇を口述し了る事を得ました。
 神代における神々様の世界宣伝の御模様は、本篇よりいよいよ明瞭になつて来ます。読者の中には霊界物語は教祖の御意志に反したる著述の如く、誤解されて居る方々もあるやうに聞きますから、その誤りを解くために総説に代へ、一言茲に本書出版の教祖の神の御神慮に出でたる理由を簡単に説明して置きます。
  大正十一年二月十一日 紀元節に
    王仁



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