出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
物語04-6-36 | 1921/12 | 霊主体従卯 天地開明 | 王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 物語 | ||||
詳細情報: 場面: エルサレム あらすじ 桃上彦命が退職してからは、高天原は四分五裂の惨状を呈した。そこで、常世会議には出席しなかった万寿山の神を含めすべての神が高天原に集まった。万寿山に退隠していた大八州彦命、神国別命、言霊別命、大足彦も、霊鷲山に退隠していた高照姫命、真澄姫、言霊姫、竜世姫も天則を破って駆けつけた。大自在天も常世姫も聖地の惨状に敵味方の感情を捨てて、聖地回復の誠意を起こした。 ***神人*** 神人は元来は全部国治立命を元祖といただく神人なれば、いよいよ危急存亡の場合に立ちいたりては、区々たる感情はいずこにか雲散霧消して各自神司は、たがひに謙譲の徳を発揮し、相親しみ相愛し、ごうまつも心中に障壁を築かざりけり。神人は、その天性に立復り本守護神の発動に復帰したる時は、すべて敵もなく味方も無く、怨恨、嫉妬、不平不満の悪心も発生する余地なかりしなり。かくのごとき至善、至美、至直の神心を天賦的に保有する神人といえども、天地間の邪気の凝結して現れいでたる六面八臂の邪鬼や、金毛九尾の悪狐や、八頭八尾の大蛇の霊にその身魂を誑惑され、かつ憑依される時は、大神の分霊なる至純至粋の身魂もたちまち掌をかへすごとく変化するに至る。 ***六面八臂の邪鬼*** 六面八臂の邪鬼は、一つの身体に六個の頭や顔の付属せるにあらず。ある時は老人と化し、ある時は幼者と変じ、美人となり醜人と化し、正神をよそほひ、ある時は純然たる邪神と容貌を変じ、もって神変不可思議の魔術を行う者である。 ***金毛九尾白面の悪狐*** 金毛九尾白面の悪狐は、化現するときに、美しい女人の体を現わし、優美にして高貴なる服装を身に纏い、すべての神人を驚かしめ、その威厳に打たれしめむとするをいう。 九とは数の終極であり、尽くすという意味にして、語をかえていえば完全無欠ということなり。 ***八頭八尾の大蛇*** 八頭八尾の大蛇は、神変不可思議の働きをなす竜神という意味なり。この大蛇の霊は世界の各地にその分霊を配り、千変万化の活動をなし、神人の身体を容器として起さしむる悪霊の意なり。千変万化反道的行為を敢行する悪力の働きの意なり。 名称 大足彦 大八州彦命 神国別命 国治立命 言霊姫 言霊別命 高照姫命 竜世姫 大自在天大国彦 常世彦 常世姫 真澄姫 桃上彦命 悪魔 悪霊 王仁 大神 大蛇 金幣 金毛九尾の悪狐 金毛九尾白面の悪狐 銀毛八尾 国魂 国祖大神 邪気 邪神 祓戸主 分霊 本守護神 魔軍 八頭 八頭八尾の大蛇 八王 竜神 六面八臂の鬼 六面八臂の邪鬼 エデン エルサレム 大幣 九州 九頭竜 高天原 筑紫の島 万寿山 竜宮城 霊鷲山 |