出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
物語04-0-2 | 1921/12 | 霊主体従卯 凡例 | 王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 物語 |
詳細情報: 場面:
あらすじ 神示の宇宙を理解すれば、全霊界物語を一貫する神慮、大本の神観、神の経綸、相応の理、を神的次元にたって達観し、霊的な宇宙の真象を如実に覚ることができる。 名称
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本文 文字数=2363
凡例
一、本巻は現代の海軍制限案討議の華府会議にも匹敵すべき、神代における武備撤廃の常世会議をその巻頭に掲げ、次に最も悲歎愁傷の念に堪へざる国祖の御隠退及び天文地文学に大立替を促進すべき神示の宇宙観が巻尾に輯録されてあります。元来神示の宇宙は国祖大神を始め奉り、諸正神の御隠退遊ばされし箇所を示さむために口述されたものであります。想へば吾々は木の葉一枚造られぬ身でありますから、洪大無辺の神示に対して云為する資格無きものであります。憖に先入主に執着して居ては雁も鳩も立つた後に後悔し、また耻かしいことがあると思はれますから、素直に神示を肯定する方が上乗であらうと考へます。
一、第一巻より第三巻までに得たるものは、ただ執着の二字を心底より取り去らねばならぬと言ふことでありました。しからざれば或は大切な玉即ち日本魂をこの上にも引抜かれることは請合だと思ひます。総ての先入主に執着せずして神に任すといふことが、何より大切だと考へます。誠を以て赤子の心で本巻を味はひ得る人は、国祖大神の御隠退と御仁慈の御心に対し、万斛の涙を注ぐと共に黙つて改心さるることと信じます。
一、本巻第二一章までと、第二五、二八章及び第四三章より第四五章までは、瑞月聖師自ら執筆されたものであります。
聖師が一度執筆さるるや些の渋滞もなく、淀みもなく、すらすらと書き誌され、しかも一字一句訂正を要せらるることは無いのであります。故に一日に二百頁も原稿を綴らるるので、その実况を熟視した人々は迚も人間業とは思へぬといふのであります。
一、各章の末尾に筆録者の署名をしてあるのは、その全文に對して責任を有たねばならぬことに定めてあるのです。とに角編輯印刷を急ぎますので、種々の点において不満に思はれるでありませうが、読者幸に諒せられむことを希望します。
大正十一年二月十九日 於瑞祥閣 編者識す
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