出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
物語03-1-21921/12霊主体従寅 八王神の守護王仁三郎参照文献検索
キーワード: 物語
詳細情報:
場面:

あらすじ
 玉の色、八王、八頭の順
 新高山-青玉・花森彦・高国別・高国姫
 万寿山-赤玉・磐楠彦・瑞穂別・瑞穂姫
 ローマ-白玉・元照別・朝照彦・朝照姫
 モスコー-黒玉・道貫彦・夕日別・夕照姫
 ロッキー山-紺玉・貴治彦・靖国別・靖国姫
 鬼城山-灰玉・真鉄彦・元照彦・元照姫
 長白山-白玉・有国彦・磐長彦・玉世姫
 崑崙山-紅玉・磐玉彦・大島彦・大島姫
 天山-黄玉・斎代彦・谷山彦・谷山姫
 青雲山-金玉・神澄彦・吾妻彦・吾妻姫
 ヒマラヤ(地教)山-銀玉・高山彦・ヒマラヤ彦・ヒマラヤ姫
 タコマ山-銅色・吾妻別・国玉別・国玉姫
名称
朝照彦 朝照姫 吾妻彦 吾妻姫 吾妻別 有国彦 磐樟彦 磐玉彦 磐長彦 大島彦 大島姫 神澄彦 国玉姫 国玉別 高国姫 高国別 貴治彦 高山彦 谷山彦 谷山姫 玉代姫 斎代彦 日天使国治立命 花森彦 ヒマラヤ彦 ヒマラヤ姫 真鉄彦 道貫彦 瑞穂姫 瑞穂別 元照彦 元照姫 元照別 靖国姫 靖国別 斎代彦 夕日姫 夕日別
金毛九尾の悪狐 国魂 邪気 邪霊 八頭 八頭八尾の悪竜 八王 六面八臂の悪鬼
鬼城山 崑崙山 シオン山 十二の玉 青雲山 タコマ山 地教山! 長白山 天山 新高山 ヒマラヤ山 万寿山 モスコー ローマ ロツキー山
 
本文    文字数=2906

第二章 八王神の守護〔一〇二〕

 日天使国治立命は、シオン山に鎮祭せる十二の玉を世界の各所に配置し、もつて国魂の神と定められ、新高山には青色の玉を鎮め、高国別、高国姫の二神をして、これを永遠に守らしめたまひけり。
 つぎに万寿山には赤色の玉を鎮め、瑞穂別、瑞穂姫をしてこれを守護せしめ、またローマに白色の玉を鎮め、朝照彦、朝照姫をしてこれを守護せしめ、モスコーに黒色の玉を鎮め、夕日別、夕照姫をしてこれを守護せしめ、ロツキー山に紺色の玉を鎮め、靖国別、靖国姫をしてこれを守護せしめ、つぎに鬼城山に灰色の玉を鎮め、元照彦、元照姫をしてこれを守護せしめ、また長白山に白色の玉を鎮め、磐長彦、玉代姫をしてこれを守護せしめ、コンロン山に紅色の玉を鎮め、大島彦、大島姫をしてこれを守護せしめ、天山に黄色の玉を鎮め、谷山彦、谷山姫をしてこれを守護せしめ、つぎに金色の玉を青雲山に鎮め、吾妻彦、吾妻姫をしてこれを守護せしめ、ヒマラヤ山に銀色の玉を鎮め、ヒマラヤ彦、ヒマラヤ姫をしてこれを守護せしめ、タコマ山に銅色の玉を鎮め、国玉別、国玉姫をして、これを永遠に守護せしめたまひける。この十二の玉の守護神を称して、八頭の神といふ。
 さて国治立命は十二の玉を鎮め、八頭の国魂を任命し、つぎに八王の神を配置したまひぬ。すなはち新高山には花森彦をして主権を握らしめ、万寿山には磐樟彦、ローマには元照別、モスコーには道貫彦、ロツキー山には貴治彦、鬼城山には真鉄彦、長白山には有国彦、コンロン山に磐玉彦、天山には斎代彦、青雲山には神澄彦、ヒマラヤ山には高山彦、タコマ山には吾妻別の十二神将を配置して王となし、各主権を握らしめたまひぬ。これを八王の神といふ。この八王八頭の神司は、もとより至善至美にして天則を厳守しゐたりしが、天地の邪気より現はれいでたる八頭八尾の悪竜と金毛九尾の悪狐と、六面八臂の悪鬼の邪霊のために、月かはり星うつるにしたがひ、漸次神の国は穢され、つひには天則違反の行動をとるのやむを得ざるに立ちいたり、ここに世はますます混濁し、つひには国治立命御退隠のやむを得ざるにいたらしめたる繁雑なる経緯は、章をおうて略述することとすべし。

(大正一〇・一一・一三 旧一〇・一四 河津雄録)
(序~第二章 昭和一〇・一・一五 於新居浜 王仁校正)



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