出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
物語01-88-1 | 1921/10 | 霊主体従子 余白歌 | 王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 和歌実作 |
詳細情報: 場面:
あらすじ 未入力 名称
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本文 文字数=19315
第一巻余白歌
|大宇宙《だいうちう》スメール|山《ざん》を|笠《かさ》にきて
|億兆無数《おくてうむすう》の|宇宙《うちう》を|踏《ふ》まむ 目次前
|惟神《かむながら》スメール|山《ざん》を|笠《かさ》にきて
|無数《むすう》の|宇宙《うちう》を|踏破《たふは》せむとす 目次前
|天《あめ》の|下《した》|隈《くま》なく|誠《まこと》の|大道《おほみち》を
|教《をし》へ|伝《つた》ふる|瑞御魂《みづみたま》かな 目次前
|神業《かむわざ》をなすのが|原《はら》の|若草《わかくさ》は
踏まれにじられながら|花咲《はなさ》く 第二章
|世《よ》を|救《すく》ふ|神《かみ》の|稜威《みいづ》もたかくまの
|露《つゆ》に|潤《うるほ》ふ|百《もも》の|人々《ひとびと》 第二章
ありがたき|御代《みよ》にあふぎの|末広《すゑひろ》く
|開《ひら》け|行《ゆ》く|世《よ》をまちつつぞふる 第二章
|万有《ばんいう》に|恵《めぐ》みの|露《つゆ》をまくばりて
|神《かみ》の|御国《みくに》へすくふ|真人《まさひと》 第三章
|一日《いちにち》の|吾《わ》が|玉《たま》の|緒《を》は|世《よ》の|人《ひと》の
|幾十年《いくじふねん》の|生命《いのち》とぞ思ふ 第三章
|世《よ》の|為《ため》に|生《うま》れ|来《き》し|身《み》ぞ苦しけれ
ひとり|千座《ちくら》の|置戸《おきど》|負《お》ひつつ 第六章
|悪人《あくにん》を|標準《ひようじゆん》として|造《つく》りたる
お|規定《きて》の|道《みち》の|狭苦《せまくる》しきかな 第六章
|人心《ひとごころ》|神《かみ》の|心《こころ》にかなひなば
ひとり|開《ひら》けむ|蜂《はち》の|室屋《むろや》も 第七章
|世《よ》の|為《ため》に|尽《つく》す|御魂《みたま》をおしこむる
|醜《しこ》のつかさの|胸《むね》の|暗《くら》さよ 第七章
|世《よ》を|救《すく》ふ|弥勒《みろく》の|神《かみ》を|押《お》し|込《こ》めて
|苦《くる》しみもだゆる盲神あはれ 第八章
|世《よ》を|救《すく》ふメシヤの|御魂《みたま》と|知《し》らずして
|苦《くる》しめし|果《は》て|世《よ》の|様《さま》を|見《み》よ 第九章
|神《かみ》の|道《みち》|歩《あゆ》む|身《み》ながら|根《ね》の|国《くに》の
|暗《やみ》|探《さぐ》り|行《ゆ》く|人《ひと》ぞ|誰《たれ》なる 第九章
|吾《われ》にして|信仰《しんこう》の|花《はな》なかりせば
|身《み》もたましひも|潰《つひ》えしならむ 第十章
|現《うつ》し|世《よ》に|生《いく》るも|神《かみ》の|御心《みこころ》ぞ
まかるも|神《かみ》の|恵《めぐ》みとぞしれ 第十二章
よきことをなしてこの|世《よ》を|去《さ》る|人《ひと》の
|霊魂《みたま》の|幸《さち》ぞ|羨《うらや》ましけれ 第十三章
|常暗《とこやみ》の|夜《よ》にもまがへる|人心《ひとごころ》
|狐狸《きつねたぬき》も|舌《した》や|巻《ま》かなむ 第十四章
|人鬼《ひとおに》のいや|蔓《はび》これる|世《よ》の|中《なか》は
|神《かみ》の|御声《みこゑ》を|聞《き》くものもなし 第十四章
かくり|世《よ》も|現《うつつ》の|世《よ》にも|人々《ひとびと》の
|霊魂《みたま》ばかりは|同《おな》じはたらき 第十六章
ささやけき|心《こころ》のまよひは|忽《たちま》ちに
|魂《たま》は|根底《ねそこ》の|国《くに》に|落《お》ち|行《ゆ》く 第十六章
|言霊《ことたま》の|幸《さち》はふ|国《くに》に|生《うま》れ|来《き》て
|祝詞《のりと》を|知《し》らぬ|人《ひと》ぞおほかり 第十八章
神人を|苦《くる》しめおける|報《むく》ひにや
|常世《とこよ》の|国《くに》の|鼻息《はないき》あらし 第十八章
|焦熱《せうねつ》の|地獄《ぢごく》に|落《お》ちし|現身《うつそみ》も
|神《かみ》に|復《かへ》ればこころ|涼《すず》しき 第十九章
|迫害《はくがい》と|苦痛《くつう》は|常《つね》と|覚悟《かくご》して
|世《よ》を|教《をし》へゆく|真人《まひと》|尊《たふと》き 第十九章
|世《よ》を|救《すく》ふ|弥勒《みろく》の|神《かみ》の|標章《みしるし》は
|○《まる》に|十字《じふじ》の|神定《かむさだ》めなる 第十九章
|約《つま》らなしと|吾身《わがみ》を|思《おも》ひ|或《あ》る|時《とき》は
|偉大《えら》しと|思《おも》ふこともありけり 第十九章
|吾無《われな》くば|神《かみ》の|御国《みくに》を|如何《いか》にせんと
|胸《むね》いためけり|夏《なつ》の|夕暮《ゆふぐ》れ 第十九章
|無雨《むう》に|泣《な》きまた|暴風《ぼうふう》や|洪水《こうずゐ》に
|苦《くる》しむ|世人《よびと》|救《すく》へといのる 第十九章
|世《よ》の|中《なか》の|知識《ちしき》を|捨《す》てて|惟神《かむなから》
|胎蔵経《たいぞうきゃう》を|宣《の》ぶる|真人《まさびと》 第二十章
|賢哲《けんてつ》の|疑問《ぎもん》に|答《こた》へ|世《よ》の|中《なか》の
もつれをさばく|天津神人《あまつかみひと》 第二十章
|日《ひ》を|追《お》ふて|神《かみ》の|経綸《けいりん》|進《すす》みけり
やがて|天下《てんか》に|大渦《おほうづ》|捲《ま》かむ 第二十章
|大国主神《おほくにぬしのかみ》に|習《なら》ひて|国々《くにぐに》に
|人《ひと》|生《う》み|行《ゆ》かむ|経綸《けいりん》のため 第二十一章
|秋津島《あきつしま》|曲《まが》の|砦《とりで》を|打《う》ち|破《やぶ》り
|渡《わた》りきたりぬ|神《かみ》の|恵《めぐ》みに 第二十一章
|追々《おいおい》と|火星《くわせい》は|天地《てんち》に|近《ちか》づきぬ
|心《こころ》ゆるすな|四方《よも》の|国人《くにびと》 第二十二章
|訪《と》ふ|人《ひと》の|無《な》きぞ|幸多《さいはひおほ》からむ
|神《かみ》の|御国《みくに》に|遊《あそ》ぶ|身《み》なれば 第二十三章
|栄《さか》ゆべき|神《かみ》の|御前《みまへ》に|若返《わかがへ》り
|若《わか》がへりつつ|春《はる》を|待《ま》ちませ 第二十三章
|村肝《むらきも》の|心《こころ》に|神《かみ》の|国《くに》あらば
|夜半《よは》の|山路《やまち》も|淋《さび》しからまじ 第二十三章
|水《みづ》は|火《ひ》の|御魂《みたま》によりて|動《うご》かされ
|火《ひ》はまた|水《みづ》のちから|得《え》て|燃《も》ゆ 第二十四章
|可惜《あたら》|日《ひ》を|為《な》す|事《こと》も|無《な》く|消《け》す|吾《われ》は
|天《あめ》と|地《つち》とに|恐《おそ》れつつ|生《い》くる 第二十四章
|甲子《きのえね》の|春《はる》の|寒《さむ》さを|思《おも》ひつつ
|万里《ばんり》の|蒙古《まうこ》に|渡《わた》り|来《き》し|吾《われ》 第二十四章
|信徒《まめひと》の|上《うへ》に|立《た》つ|人《ひと》|真心《まごころ》の
|固《かた》まりし|見《み》て|吾《われ》は|出《い》で|行《ゆ》きぬ 第二十四章
|訪《と》ふ|人《ひと》も|無《な》きぞ|苦《くる》しき|炎天《ゑんてん》の
|一間《ひとま》にひそむ|竜《りゆう》の|佗《わび》しさ 第二十四章
|世《よ》の|人《ひと》に|好《す》かれ|慕《した》はれ|亦人《またひと》に
|誤解《ごかい》せらるる|身《み》こそ|苦《くる》しき 第二十五章
|憂《う》き|事《こと》の|如何《いか》に|汝《な》が|身《み》を|包《つつ》むとも
|伊吹払《いぶきはら》へよ|希望《きばう》の|風《かぜ》に 第二十五章
|水晶《すゐしやう》の|玉《たま》よ|教《をしへ》の|柱《はしら》よと
|世《よ》に|攻《せ》めらるる|人《ひと》ぞいとしき 第二十五章
|魔子彦《まごひこ》が|殺《ころ》されむとする|源《みなもと》は
|犯《おか》せしつみにヨルダンの|川《かは》 第二十六章
|竹熊《たけくま》が|神《かみ》をあつめてかきまはす
さるとび|彦《ひこ》の|歯《は》がゆき|参謀《きつけ》 第二十六章
|常暗《とこやみ》の|夜《よ》となり|果《は》てし|竜宮《りゆうぐう》も
うしとら|神《がみ》の|風《かぜ》に|晴《は》れつつ 第二十七章
|竹熊《たけくま》はエデンの|城《しろ》にこすみ|姫《ひめ》
|足長彦《あしながひこ》のながもちもせず 第二十七章
|魔軍《まいくさ》の|矢叫《やさけ》びのこゑ|鯨波《とき》の|声《こゑ》
|松《まつ》ふく|風《かぜ》となりにけるかな 第二十八章
|世《よ》の|中《なか》のすべての|歎《なけ》き|身《み》に|負《お》ひて
|生《うま》れますかと|涙《なみだ》しにけり 第二十九章
|久方《ひさかた》の|天津御空《あまつみそら》の|雲《くも》わけて
|轟《とどろ》き|来《き》たる|天《あま》の|磐船《いはふね》 第三十章
|神力《みちから》もいづの|御魂《みたま》の|神宝《かむたから》
|稜威《みいづ》も|高杉別《たかすぎわけ》のはたらき 第三十章
なつかしき|御空《みそら》の|月《つき》を|見《み》るよしも
なくなく|過《す》ごす|此頃《このごろ》のわれ 第三十三章
|天地《あめつち》に|貫徹《かんてつ》したる|真教《しんけう》を
|世《よ》に|伝《つた》へ|行《ゆ》く|人《ひと》の|雄々《をを》しさ 第三十四章
|天地《あめつち》の|正《ただ》しき|神《かみ》はことごとく
|竜宮島《りゆうぐうしま》にかくれたまへり 第三十六章
|地《つち》の|上汚《うへけが》れ|果《は》てたる|世《よ》の|中《なか》に
いかでか|神《かみ》の|坐《いま》すべきかは 第三十六章
まが|神《かみ》のしこのしこ|草《くさ》たちまちに
なびき|伏《ふ》しけり|天津神風《あまつかみかぜ》 第三十六章
|信天翁《あはうどり》も|神《かみ》の|御業《みわざ》に|仕《つか》へてゆ
|黄金《こがね》の|鵄《とひ》と|改《あらたま》りける 第三十六章
|天津日《あまつひ》の|神《かみ》の|御魂《みたま》をあし|原《はら》の
|四恩《シオン》の|山《やま》にうつし|国魂《くにたま》 第三十八章
|山清《やまきよ》く|草木《くさき》もきよく|水《みつ》きよく
|神《かみ》また|清《きよ》き|四恩神山《シオンかみやま》 第三十八章
|神《かみ》の|代《よ》のいはれを|分《わ》くる|稚日女《わかひめ》の
|四恩《シオン》の|峰《みね》に|分《わ》け入らせけり 第三十九章
|獅子王《ししわう》の|舞曲《まひ》に|御玉《みたま》を|奪《うば》はれし
|玉彦《たまひこ》|玉《たま》をとられけるかな 第四十章
|坂姫《さかひめ》の|姿《すがた》に|魂《たま》を|抜《ぬ》かれつつ
|身《み》は|烏羽玉《うばたま》の|暗《やみ》にさまよふ 第四十章
|烏羽玉《うばたま》の|黒《くろ》き|御玉《みたま》をとられけり
|恋《こひ》の|暗路《やみぢ》に|迷《まよ》ふ|玉彦《たまひこ》 第四十章
|怒《いか》らずにうつむきをれば|芳彦《よしひこ》の
うら|紫《むらさき》の|玉《たま》をぬかれつ 第四十一章
|神《かみ》ならぬ|神《かみ》とうまれし|神彦《かみひこ》の
|負《ま》けぬ|黄色《きいろ》の|玉《たま》を|虎彦《とらひこ》 第四十一章
|心《こころ》より|赤《あか》き|御玉《みたま》も|児《こ》の|愛《あい》に
ひかれて|玉《たま》をとられつる|若《わか》 第四十三章
|邪《よこ》しまの|蔭《かげ》だにも|無《な》き|吾《われ》にまた
いつまで|憂《う》きの|雲《くも》かかるらむ 第四十四章
|時待《ときま》ちしに|甲斐《かひ》だにもなく|時彦《ときひこ》の
あては|外《はづ》れて|玉《たま》は|逃《に》げ|行《ゆ》く 第四十五章
|天地《あめつち》も一つに|治《な》れと|一《ひと》つ|島《しま》
|一《ひと》つ|松根《まつね》に|玉《たま》を|蔵《をさ》めつ 第四十六章
あらがねの|土掘《つちほ》り|返《かへ》し|◎《ス》の|種《たね》を
|蒔《ま》きて|育《そだ》つる|貴《たふと》き|献労《けんろう》 第四十六章
ウラル|山《さん》|黒竜江《こくりゆうこう》の|曲神《まかかみ》と
|化《な》り|下《さか》りたる|鬼熊《おにくま》の|神《かみ》 第四十八章
|手《て》も|足《あし》もしばりつけられ|鬼熊《おにくま》の
|鉄棒《てつぼう》さへも|間《ま》に|合《あ》はぬかな 第四十八章
|鬼姫《おにひめ》はバイカル|湖水《うみ》の|鬼《おに》となり
|杵築姫《きづきひめ》とぞ|生《うま》れかはりぬ 第四十九章
|売《う》らる|山《やま》|買《ばい》かる|湖《うみ》の|邪神《まががみ》の
|祟《たた》り|由々《ゆゆ》しく|汚《けが》れけるかな 第四十九章
|天地《あめつち》の|稜威《みいづ》も|高《たか》き|高熊《たかくま》の
|山《やま》の|修行《おさめ》の|物語《ものがたり》する 第五十章
|一二三四五《ひとふたみよいつ》つの|巻《まき》の|物語《ものがたり》
|静心《しづりずごころ》なく|読《よ》むぞうたてき 第五十章
いのちにも|代《か》へて|惜《を》しけく|思《おも》ふかな
|見果《みは》てぬ|夢《ゆめ》を|覚《さ》ます|松風《まつかせ》 巻末
|朝日《あさひ》|刺《さ》す|夕日《ゆうひ》かがやく|高熊《たかくま》の
|神《かみ》の|光《ひかり》を|照《て》らすこの|書《ふみ》 巻末
この|書《ふみ》をおとぎ|話《ばなし》と|笑《わら》ふ|人《ひと》
|瑞《みづ》の|御魂《みたま》の|足《あし》もともみず 巻末