出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
神の国 | | 明るいのが歌 | | 参照文献検索 |
キーワード: 和歌の心 |
備考: 玉鏡 八幡-P.292 天声-P.261 昭06-12 |
ルビ付き本文: 王仁三郎資料センター |
本文 文字数=964
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和歌即ち【うた】は敷島の道で風雅の芸である。気分がよい時は心から歌が出る。それで歌はサラツとした気分よいものでなくてはならぬ。泣く時は歌へないものである。然るに此頃の歌壇の歌は、生活を詠むのだといつて、ジメジメとして瀕死の病人の泣きごとの様なことばかりを詠んで居る。それは本当の和歌ではない。
王仁が主宰して居る明光の歌はいづれも明るい。信仰によつて活動してゐるものの歌であるからである。今の歌壇の人は、明るい明光の歌の気分を諒解することが出来ずに嘘のやうに思つてゐる。それは地獄魂と天国魂とは心の置き所が違つてゐるからだ。心にもないことが歌へるものぢやない。兎も角床の間にでも掛けておかうといふやうな歌は今日の歌壇人の歌には殆んどない。