出口王仁三郎 文献検索

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神霊界 全9巻(復刻)1986.07世界の経綸(一) 参照文献検索
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備考: 71号 3巻 P.229
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「神霊界」 1918/10/01 世界の経綸(一) 71号 3巻
世界の経綸
第一章 天津日嗣天皇
 天地開闢以来依然として高天原に成り坐せる皇大御親神、天之御中主大御神より伊邪那岐大御神の御経営の終りに於て、御皇祖天照大御神の御神勅に因りて、御子正勝吾勝勝速日天忍穂耳命に天下を治むる御天職を授け給ひ、御皇孫天邇岐志国邇岐志天津日高日子番能邇邇芸命に五伴緒命、三種の神器と三神を副へ賜ひて世界を経綸し天下を治むる政事の制詔を授け給ふ。
 茲に皇孫命は筑紫の日向の高千穂に坐しまして天運循環の神則に因りて人文開発し、天津日嗣天皇の御天職を顕彰し給ふ時運の到来を待ち給ふ。
 この御子天津日高日子穂々出見命、この御子天津日高日子波限建鵜茅葺不合命、この御子若御毛沼命、亦の名豊御毛沼命、亦の名神倭伊波礼毘古命と称す。後世この命に神武天皇の御諡称を奉る。
 これより万世一系御歴代の天皇は和光同塵の神策を垂れ給ひ、明治の御代に到り天運茲に循環して世界の人文は以て皇道を宣揚教化せしむるの智域に達し、交通機関の発達は弥々益々天津日嗣天皇の御天職を顕彰し以て世界を総攬統一するの機運を促進せり。鳴呼盛大なるかな大正昭代の鴻業の曙光、大日本は神国なりと称する所以実に斯に存するなり矣。【天運循環】して茲に出口開祖太素神の神勅を奉体し給ひ、【天運循環】して茲に教主をして皇国言霊学を講明せしめ玉ひ、【天運循環】して茲に直霊軍将軍直霊女を三代と定め玉ひ、【天運循環】して下津岩根の綾部を高天原と神定め玉ひ、大正神政百度維新の大日本国経綸を行はせ玉ふ。

第二章 皇国御経綸の基礎
 天津日嗣天皇の御経綸の憲制は皇祖天照大御神瞭かに神勅を以て示し賜ふ。
三種神器は天津日嗣天皇御経綸の根本基礎なり。
 【其一】は遠岐斯八尺勾總・鏡なり。この名称は畏くも天津日嗣天皇の国体と皇祖の言依し賜ひし神聖なる御遺訓と、一体不離の御性質なることを示させ給ふ御意義なり。上古は皇室に語局と謂ふ司ありて、御遺訓を言嗣ぎ来りしものなり。掛巻も畏き御鏡とは、皇祖の言依し賜ひし御遺訓なり、即ち皇宗天武天皇が御後葉に流へ賜ひし帝皇口嗣及先代旧辞を撰録せる邦家之経緯、王化之鴻基焉皇典古事記の御事なり。
 【其二】は草那芸劔なり。亦の名を都牟刈之大刀と謂ふ。この草那芸劔の御本体は大日本神国なり。即ち御名の義はくさぐさ(種々)の天賦の本性本能を発揮して天津日嗣の御経綸を顕彰し以て天下を治むる大機関に在ります事なり。都牟刈之大刀の意義は、日本国は国別に、水陸、気候、人類、動植産物が世界を経綸する基礎的本能を具備し居ると謂ふ事たるなり。

皇道顕彰の国
 皇祖の御遺訓に明瞭に示し給へり、この国は丹波国なり。神聖なる皇道を闡顕し奉り、天津日嗣天皇の御天職を行ひ給ふ御国体の精華を発揮し奉るべき本能を具備せる事が丹波国の一大天賦的使命たるべきなり(この神剣の鎮座あらせらるゝ尾張国を以て国華発揮の天賦国なりと称する説あり。捨つべからざる説に似たるも天運循環太素神の神威顕現し給ひて丹波綾部の霊地に神定め玉へる幽界の消息を知らざる学者の浅見なるべし)。
 其他の国々にも皆天賦の特質と本能を具備し、其国に生れ出でたる人々は、必ず其国の特質本能を発揮すべき性質を先天的に具有し居るものなり。

第三章 神聖なる皇霊の御親政
三神の神政経綸
 皇祖の御遺訓に、
『其遠岐斯八尺勾玉・鏡及草那芸劔、亦常世思金神、手力男神、天石門別神を副へ賜ひ而詔者此之鏡者、専我御魂と為而、吾前を拝くが如伊都岐奉れ、次に思金神は前事を取持為政』
 即ち此御神勅の政を行ひ奉る神聖なる御神政がありて人が神機を顕し奉る行事なり。また常世思金神の御活用に因りて、手力男神と天石門別神が御活動あらせらるゝ神聖なる御神事なり。要は神聖なる神霊に奉斎する最高の行政機関なり。神聖なる神祗官の神政なり。中古の無能的形式の如きものにあらず。三神不離の御活勤なり。この具体的説明は神権に属するを以て発表すること能はず。この神聖なる神政は佐久久斯侶伊須受能宮に於て奉行すべき御事なり。

第四章 国家経綸の根本機関
五伴緒命の行政
 国家経綸を運用する五大機関が五伴緒神の職掌なり。
(一)天児屋命(中臣連の祖)世界の経綸を統轄主宰する職掌にして現代の所謂【外務】なり。
(二)布刀玉命(忌部首の祖)人の天賦の性能に適せる職を定め統轄する職掌にして現代の所謂【農工商務】なり。
(三)天宇受売命(猿女君の祖)女子の天職を行ふ修養教育を司る職掌にして現代の所謂【女子教育】なり。
(四)伊斯許理度売命(鏡作連の祖)国家の経綸を批正し公平に監査討究し以て神聖なる天津日嗣の政を正しく行はしむる職掌にして現代の所謂【司法】なり。
(五)玉祖命(玉祖連等の祖)教育文芸等人生の目的たる文明開発を扶掖教導する職司にして現代の所謂【学務】なり。
 皇国経綸の行政機関としては以上の五大別に区分して経営すベき事は神聖なる皇祖の御遺訓皇典古事記に明瞭に示させ給へり。

第五章 国家の経済
 皇国経済の根本義は国家家族主義にあり。この行政機関は、
(一)県主(あがたぬし)と謂ひ、
(二)直(あたへ)と謂ふ。
 この職掌は専ら衣食住の国民経済を司るなり。由来天津日嗣天皇の食知給ふ大日本神皇国国民経済の根本義は、食糧は日本国内に於て生産するものを以て、国民を養ひ、人数に応じて各戸に頒与すべきものたり。
 衣服は気候風土に適し、人格に応じ、職業に応じ、礼節に応じ、待遇に応じたる服制を統一して数量を定め、節制以て過不足なからしむべきものたるなり。
 住宅は職に応じ、家族の多寡に応じたる家屋を供給すべきもの也。
 これ皆「あがたぬし」「あたへ」等の職掌なり。
 要するに大日本神皇国経済の根本義は国民全般に衣食住の後顧の憂ひなからしむる事にあり。中古及び現代の財政経済は根本に於て我が国体の本義に矛盾し居れるなり。租税制度は本来外国模倣の制度にして他国を奪略征服して建国せる猟獲的国体の悪制なり。貨幣制度即ち黄金万能主義は全然御国体の本義と根本的矛盾して居るものなり。此の件につき神聖なる皇祖の御遺訓に顕然として天照大御神の皇宗に言教へ給へる御神勅あり。次に其の御神勅の本文を発表し奉り、皇国財政の根本義及び外国経綸の大方針を披瀝し奉るベし。

皇国経綸の矛盾
 抑々神聖なる皇祖の御遺訓天津日嗣天皇御統治の洪範は皇典古事記に燎々として明示し給へり。然るに古来この神聖なる皇祖の御遺訓に矛盾せる国家経綸が行はれつゝある事を日本の歴史は的確明白に証明し居れり。
 由来御皇室には神聖なる皇祖の御遺訓即ち神聖なる天津日嗣天皇御統治の洪範炳乎として存在し給ふにも拘らず、二千年来其の精神を発揚し能はざりしに就ては、実に深甚宏遠なる皇祖の御神策が其の基因を為したる事は出口開祖の神訓によりて明々白々たり。

崇神天皇の遠慮神策
 畏れ多くも万世一系の御皇統を保ち給ふ天津日嗣天皇の御天職は治国平天下が其の御本能にあらせらるゝ御事は皇祖の御遺訓に瞭かなる処なり。畏れ多くも天津日嗣御代々の天皇より今上現人神陛下に至らせ給ふ皆この天下を治むる御事を以て、万世一系天津日嗣天皇の御天職と為させ給ふなり。然るに皇祖御真木入日子印恵命(崇神天皇)は天地開闢以来の世界の状勢を洞察し給ひ天津日嗣天皇の天職を発揮し給ふ時運の前途尚ほ遼遠なることを慮り給ひ其の天運循環して御天職を顕彰し給ふ時運到着までの時代は専ら和光同塵、以て世界の文物制度を摂取して、一は世界各国招引の方便と為し給ひ、交通機関発達して世界経綸の利便と皇道教化の本義を理解すべき人智開発の時運を待ち給へる宏遠深大なる御神策を建立し給ひたるに因るなり。
 この空前絶後の遠大なる御神策を行ひ給ふ為に国本の二大根本義の変革を実行し給へり。
(一)神器を別殿に祭り給ひ御皇女豊鉅入日売命に専ら其の拝察を掌らしめ給ひし御事、
及び、
(二)租税徴収の端を啓き給ひし御事なり。
 第一畏れ多くも神器を別殿に祭り給ふ御事は皇祖の御神勅に、
此之鏡者。専為[#二]我魂[#一]而。如[#レ]拝[#ニ]吾前[#一]。伊都岐奉。
 伊都岐奉れと詔り給ふ如く朝夕に天津日嗣天皇が御自ら奉斎し給ふべき御鏡や【あたかゝみを】別宮に敬遠し給ひし御事は誠に御神勅に悖り給ふ如き御事柄なるも、これは御国体の精華を隠し給ひて和光同塵摂取、専ら世界統一の時運到来に到るまでの一時的方便の御処置にあらせられたるなり。又た調貢を初めて徴収する端を啓き給ひたる事は世界摂取統一の御方策としては最も必要なる準備的御政策にして是れ皆世界の大勢を御洞察の結果に在すなり。崇神天皇が此の御遠慮神策を建て給ひし以来、現代に至る二千有余年間一貫せるこの御方針は御歴代の天皇御蹈襲あらせられたるなり。この故に崇神天皇即ち御真木入日子印恵命の御世を称して、
『謂[#下]所[#レ]知[#二]初国[#一]之御真木天皇[#上]』
と神聖なる皇祖の御遺訓皇典古事記に記させ給へり。この初国云々の意義は世界摂取の機会を始め給ひし天皇と申し奉る事なり。この天皇の段は大日本言霊学の解釈によりて其の御真義を説明する時は実に偉大なる驚くべき御国体の精華を発揚し奉る主要なる事実の顕現されあるなり。(此の真義は後日時期を見て発表せむとす)
 要するに二千有余年以前御皇宗崇神天皇が御計画あらせられし和光同塵摂取の御神策の目的は明治天皇の御一代の鴻業に於て全く其の御計画の本旨を達し給へるなり。故に中古以来の日本歴史に顕れ居れる事柄の多くは神聖なる御国体の範示的行為に非ざるを知るべし。

国光発揚の時代
 国光発揚、国運発展の時期は現代大正天皇陛下の昭代なり。この故に明治天皇は戊申詔書を降し給ひて、
『神聖ナル祖宗ノ遺訓(中略)ハ炳トシテ日星ノ如シ、寔ニ克ク恪守シ淬励ノ誠ヲ輸サハ、【国運発展ノ本近ク斯ニ在リ】、朕ハ方今ノ世局ニ処シ(中略)維新ノ皇猷ヲ恢弘シ祖宗ノ威徳ヲ対揚セムコトヲ庶幾フ』
と教へ覚し給へる所以なり。此の神聖なる祖宗の御遺訓は炳日の如し、是を恪守し深確の至誠を聖代に於ける国運発展の基礎を示し給ひし御教訓なり。

世界平和の基礎
 抑も神聖なる皇祖の御遺訓を闡顕し奉り御国体の精華を発揚する事は世界平和の根本基礎なり。而して世界平和の第一着たるべき事業は財政経済の根本変革を以て第一の要件と為すに在り。由来金銀を貴重視する慣習は古今世界の分野を通じ人間社会の常理の如く信仰せられつつありて、就中貨幣として金銀の価値は流通経済上に於る利便なるにありて大は国家、小は個人の階級的標準ともなりつゝあり。それが為には、一は全然逸居坐食以て巨額の財を収め尚ほ終始之を増殖し、一は勤労するも猶ほ衣食の資に窮乏して遂に惨死するものもあるに至れり。而して又た国際の競争、産業の競争、国家の興亡、戦争の動機、人心の腐敗、諸多の犯罪は殆ど悉く黄金の獲得欲望に基因するなり。この金銀本位の財政経済の結果は限りある財貨を限り無き欲望に満足せしめむとするが故に無限の罪禍を醸成するに至るなり。是れ人生の本義、天地化育の玄理を知らざる野生的文明の結果なり。蓋し大正の現代はこの矛盾を根本的に消滅せしむべき庶政の改革時代に到着せること歴然として蔽ふべからざるものなり。

皇国財政の根本義と神勅に因る日本の使命
 神聖なる皇祖の御遺訓は天津日嗣天皇の皇道経綸を示させ給ふものにして就中財政経済の弊害禍根を救治すべき皇祖の御神勅あり、茲に謹みて其の要旨を記し奉り以て大日本神国の責任を自覚し、一は以て御国体の財政経済の矛盾せる事の証と為すべし。
 古事記中巻帯中日子天皇(仲哀天皇)の段
(前略)其大后息長帯日売命者。当時帰[#レ]神坐。故天皇[#ニ]筑紫之訶志比宮[#一]。将[#レ]撃[#二]熊曾国[#一]之時。天皇控[#ニ]御琴[#一]而。建内宿禰大臣。居[#レ]於[#ニ]沙庭[#一]、請[#ニ]神之命[#一]。於[#レ]是大后帰神。言教覚詔者。西方有[#レ]国。金[#レ]銀為本。目之炎燿種々珍宝。多[#二]在其国[#一]。吾今帰[#ニ]賜其国[#一]。(中略)今如[#レ]此言教之大神者。欲[#レ]知[#二]其御名[#一]。即答詔。是天照大神之御心者也。亦底筒男。中筒男、上筒男。三柱大神者也。
 この本段に於ける御事柄は天津日嗣天皇が御親政を司り給ひて御皇祖天照大御神に皇運発展の要道を奉伺し給へる事なり。畏れ多くも神聖なる皇道経綸の最根本義なる祭政一致の御神政を天津日嗣天皇が御躬ら掌り給ふ御模様を奉拝し得るなり。
(一)西方有[#レ]国。
 茲に西方と示し給ふは極東日本国の位置より西方と称し給ふものにして即ち世界各国の国家を指し給へるなり。
(二)金銀為[#レ]本。
 金銀を本と為すと示し給ふは即ち国家経綸の根本経済が金銀本位を基礎と為し居る国柄の事なり。此御神勅の御言葉は現代の日本人が最も心魂に徹底して拝聴し奉るべき一大事にして此御教覚の御一声によりて古今二千年間の迷夢を醒破せざるベからざるものなり。現代の我国の租税制度、金本主義は日本国体の本義と絶対に矛盾し居る事に注意せざるべからざるなり。
(三)目之炎燿。
 この意義は虚栄逸楽を好み、是を人生畢生の目的と為し、土木工芸悉く其欲望を満足せしむる事を主旨とし、人生の天職本義を知らざる国柄の事を示し給へるなり。
(四)種々珍宝。
 これは世界各国が天賦の気候、風土、人性に適応したる産物ありて、多種多様なる天賦的衣食住の特色を具備し居るを示させ給ふ。
(五)多[#二]在其国[#一]。
 これは金銀本位を国家経綸の本義と為し、人生の目的を知らずして専ら虚栄虚偽、生存競争を以て人生の目的となしつゝある国柄の国家が多く存在することを示し給ふ。
(六)吾今帰[#二]賜其国[#一]。
 この御言葉は最も注意せざるべからず。大本開祖神勅参照。『吾今』とは神聖なる皇祖の御遺訓たる皇典古事記の真義の闡顕せられたる時代を以て『吾今』と詔り給ふ時と拝聴すべきものなることを確信し奉るなり。開祖の神勅によりて明白なる事実なり。『其国を帰賜ふ』と詔り給ふは大正現代に帰せ賜ふ御事なり。
 (開祖の神勅に明示さる)天下を治むる御天職を保ち給ふ天津目嗣天皇が御天職を発揚し給ふ時運到来して、世界の人智は以て皇道(大本)の教化に浴するの程度に達し、世界航運の発達を以て天津誠(大本)の教義を宣伝流布し、皇道を宣揚して世界を経綸し以て御国体の本義を顕彰するの時代に達したり。故に其の世界各国を総攬せむが為に古来国華の光輝を隠し給へる神聖なる皇祖の御遺訓を茲に顕彰し給ふのみならず、大正皇運発展の機会に帰着せしめ給ふ御神慮なる事は一点遅疑の念を挾むべぎ余地なきものなり。これ皆御皇祖皇宗の神々の御稜威の然らしめ給ふ御事なり。この由来は皇典古事記及び出口開祖神訓の真義を拝聴する時は自然に明知瞭悟さるべし。
 皇典古事記及び開祖の神訓には此の御本文と共に引続き御皇祖天照大御神の御神勅として朝鮮、満洲の処分より支那、印度、東西欧並に米大陸等に対する御経綸の方針を示させ給ふ御事の歴然として記されありと雖も、今日の場合として海外の経綸に関する最も重大なる事柄を本誌に記述し奉ることは、国交上或は面白からぬ事態を生ぜむ事を慮りて暫時差控へる事とすべし。
 但し大日本天津日嗣天皇の世界統一は侵略に非ず、征伐に非ず、植民政策に非ず、唯一の済世安民の至誠に出づるものにして、言向和平也、世界人類享生の天職を教導発揮せしめ給ふに外ならざるなり。
 編者日、此編は出口教主旧稿中の一編にして且つ未定稿なるが今回所々脈絡滑らかならざるものあるは一に編者の責に帰す。

「神霊界」 1918/10/01 世界の経綸(一)