出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
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キーワード: 和歌の心 進展主義
詳細情報:
〇進展主義で歌を作る。上手下手の頓着なく歌にする。悪かったといって作り直すことはしない、それよりもう一つ作ればよい。下手でも何でも作っておればそのうち上手になる。
備考: 玉鏡 八幡-P.295 天声-P.263 昭08-11
ルビ付き本文:
王仁三郎資料センター
 
本文    文字数=1045

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 歌を作る人は沢山あるが、歌人と云ふものは遺憾ながら今の日本に一人も見当らぬ。頭を捻つてもつて僅かの佳作を得れば、世人はこれを歌人と云うて尊敬を払うて居るが、そんなのは歌人でも何でもない。言々句々、皆歌になると云ふのが真の歌人である。苦吟するやうでは歌人たるの価値がない。
 人多く名歌を作らむと志す故に苦しむので、王仁のは出づるがまま、上手下手に頓着なく歌にして行くので、悪かつたと云うて作り直すやうなことは決してしない。やり直す暇があればも一つ作つた方がよい。王仁は神様の進展主義を奉じて居る。何事にも後戻りは断じてしない方針で、歌でも絵でもこの主義でやつて行く。汝等は上手に作らうと云ふことばかり考へて拘泥するからいけないのだ。下手でも何でもどんどん作つて居れば、やがて上手になるのである。