出口王仁三郎 文献検索
リンク用URL http://uro.sblog.jp/kensaku/genshow.php?CD=13636&T1=&T2=&T3=&T4=&T5=&T6=&T7=&T8=
原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
本教創世記 | 2003.11 | 本教創世記04 | 出口王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 宗教者へ 高天原 ロシヤ 近未来 感合法 天御中主神 造化三神 一霊四魂 人は神の子 正神邪神 命と尊 | ||||
詳細情報: 〇小幡神社での異霊彦の教え 高天原と根の国。 高天原 日界を指して高天原といい、我国にては伊勢神宮其他、正神の集い玉える所を云う。一家の和合したる家庭を高天原といい、清浄なる人の心の中をも高天原といい、天国とも唱うべし。根の国、底の国は、悪魔餓鬼畜生なぞの外道国にして、今や全地球は根の国と化し去らんとせるなり。又国家より云う時は、日本国は天国にして、異邦は根の国、底の国なり。 〇治国の大本は神祇を祭祀するにあり。 〇教えの大意 ①天御中主神 ②造化三神 ③一霊四魂 ④人は神の子 ⑤正神界と邪神界 正神界の神々は天地を各自分掌して生成化育の徳を司り玉い、邪神界の悪神は、妖魅といい進歩発達を忌み、災害を与えることに熱心である。 ⑥正神には181階級。妖魅にも181階級ある。正神界には眷属界があり、高等眷属と中等眷属、下等眷属に分かれる。 ⑦人の魂は神となるが、高下勝劣がある。全徳は上神、三徳は中神、二徳は下神、一徳は最下神となる。ここで、徳とは四魂の活用を言う。一つの善事の記すべきなきものの霊魂は草莽間に迷いつつある。 ⑧古は体を称して「命」と曰ひ、霊を称して「神」と曰うたのであって、顕幽の呼称が正しかった。命なるものは、体異体別の義であって、「殊なる身」と云うのをつづめてミコトと唱えたので、最も貴重なる人の身体の意味である。 ⑨万有の精神は神の付与したものであり神の分霊である。しかし、その霊を受けるところの身体に、尊卑大小、美、悪、賢愚があって、その千変万化の活用がある。 ⑩人魂は神の断片であるのみならず、神そのものである。動物の霊魂もまた神である。 ⑪すべて霊魂は神の賦与したものであるから善悪正邪のあるはずはないのだが、現に正邪賢愚のあるのは、父母の気質を受ける精粗と、教育の善悪とによって、善人となり悪人となるものだ。 ⑫神が人類を現世に下したのは、洪大なる神徳を継承し、万業を拡充せしめて、世界を完全なる神国となすためであるから、人として現世に生を承けたなら、神にも代るの大功を立て、世の進歩を企図すべき天職を有している。 | ||||
備考: 著作集(1) P.75 本教創世記第04章 |