出口王仁三郎 文献検索

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原著名出版年月表題作者その他
出口王仁三郎全集 第8巻 全8巻(復刻)1999.03適齢出口王仁三郎参照文献検索
キーワード: 21歳 和歌実作
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本文    文字数=1320

適齢 二十一二歳の頃

{1891年 明治24年 21歳 春 徴兵検査を受ける、乙種}

徴兵の検査に召され丈の高さ五尺二寸で乙種にまはさる
穴太より適齢の者四人ありていづれも丙種乙種のみなる
悪戯の太吉は身の丈四尺九寸山椒は小粒でも辛いと威張りぬ
細うても樫の木強いと腕まくわ負け惜しみいふ太吉をかしき

   ○
{1891年 明治24年 21歳 秋 冠句サークル偕行社結成}

十八になりたる春よりあほら誌といふ月刊に投書始めぬ
狂歌狂句都都逸戯文を作成し月月かがさず投書したりき
あほら誌の刊行日をば待ちかねて唯一の慰安と楽しみ暮しぬ

   ○
偕行社冠句の会に出句して天位をもらひしときの嬉しさ
ひきつづき三年間に冠句巻四十八冊とりたる若き日
度偏屈烏峰宗匠朝寝坊閑楽宗匠に冠句まなべり

   ○
百姓の閑散な日は荷車を曳きてかよへり京都と伏見に
京都市や伏見の菓子屋に原料の種粉をいつも配りて行けり
ひと袋種粉の袋やぶれをり土にこぼして弁償させらる