出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
出口王仁三郎全集 第7巻 全8巻(復刻) | 1999.02 | 朝の太陽 | 出口王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 和歌実作 |
本文 文字数=780
新年の朝の太陽が高殿の独居を朗かにする
何か大なる使命が私にぶつかるやうな新年の朝の感じ
青畳のかをる新居にさす春ののどかな太陽
ボンカンのかをりが夕ベを朗かにする応接室
高殿にひとり雨をきく夜半、しきりにこひしいものがある
知らぬまに両手を組む癖のついた私、いつも叱られてゐるやうな恰好で
言ひたいだけ言ひはなつたあとで軽い悔い心にせめられてゐる
軒の日溜りに咲いてゐるさみしい水仙の花がいとしくなる冬
稲荷山の長蛇のやうな電燈に亀岡町民の迷信がまたたいてゐる
オリオン星座が頭上にかがやいて凍てはじめた雨後の庭