出口王仁三郎 文献検索
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原著名 | 出版年月 | 表題 | 作者 | その他 |
出口王仁三郎全集 第7巻 全8巻(復刻) | 1999.02 | うつしみ | 出口王仁三郎 | 参照文献検索 |
キーワード: 和歌実作 |
本文 文字数=822
男子われ君の涙にひたされてこほしさ日日にいやまさりつつ
八百重波へだつる島の君恋ひて寝る夜はさむしこがらしの音
むらきもの心ゆたけき君ゆゑに何時もにこにこ笑ませ給へる
君一人家に残して旅に立つ夕べの虫のこゑはかなしき
あたひなきこの慎しみをいつまでか守り続けむ年さびし吾に
君待ちて恋ふる心はつぎ橋のいやつぎつぎに思ひたえなく
唐衣木曾のかけ橋あやふくもわたりて行かむ君が庵に
思ふことありて酒のむこの宵はひとしほものの淋しさを知る
ひえびえと寒さ身にしむ小夜更けをひとり寝ねつつ人を思へり
大空の星のかがやき仰ぎつつ蒙古の旅にありし日を思ふ